昨日まで群馬県の自動車の部品加工メーカーで仕事、タクシーのおばあちゃん運転手(70歳くらいか)との会話
「子供9人、孫も9人、結婚する気のない2人の息子娘が死に場所を新築してくれ、今が一番幸せ」
「変な話ですが、私 あんまりお金持ちにならなくても結構幸せだなあ、と思うんですよ。体もどこも悪くないし、朝起きして昼まで働き、これ以上望むことはないんです」
「多分、子育てとか生活と戦う中で、いろんな苦労と喜びを知っているからでしょうね。一番の財産ですよね」とボク。
「運動会で遠くから孫が手を振るので、嬉しくて嬉しくて! 」と世間話に花が咲き💐つい行き過ぎたくらい。
「今日は、朝から楽しい時間が持てました」と、お礼を言われ、こっちまでハッピーになりました。
夢中になって遊ぶ孫とその様子を見る爺・ばあは、どっちが幸せ?とふと思った次第です。(老人の手のひら一杯の幸せ!)
反対に輝かしい幸せ?の話;
高崎駅近くを通るとき、「中曽根康弘資料館・青雲塾」という看板と瀟洒な建物があった。
中曽根康弘首相は、東大を出て海軍主計少佐、戦後はエリート官僚の職を捨て、郷里の群馬で政治塾「青雲塾」を立ち上げ、政治への道をスタートしたとのこと。その心意気やよし!今年で100歳くらい。
現在、息子も孫も、後継者として国会議員、個人的にも「美田を残し」なるほど立派な生き方で尊敬に値する。
でも正直な話、死ぬ時まで完璧を演じる(装う?)のは、窮屈だろうなあ、と思う。
文化芸術の関係だったら、記念館とか資料館はそれなりに価値がある。
権力から等身大の自分に戻り、死を迎えることが、本当の自由を手に入れることじゃないのだろうか?
原発の問題:通産大臣のとき電源3法を作り原発を推進した功罪、金融政策とバブル経済への結果責任問題、リクルート疑惑逃れ、田中元首相が失脚した時のロッキード事件がらみ、統一教会との関係など、この世に捨て去ることはいっぱいあるのではないだろうか?
個人的に、なぜか共感できないのは、一貫して倫理観が感じられないからか?権力者の業を感じる。(余計なお世話かも)
ちょうど、NHKドキュメンタリー番組で、樹木希林さんが死に向かうこの一年間の記録をやっていました。
自然体というか、一人の人間としての死生観に圧倒されました。
現役のとき、会社のイメージパートナーだった利根川進さんの話の中に、「目標を達成した時には、もう脳は衰えている。そのプロセスにあるときが、脳は一番喜んでいる」「過去の栄光に捉われないで、次のステップに進む方がいい」
その言葉通り、ノーベル医学賞を超えて、MIで脳科学分野に転身、次々に新しい世界に挑戦されている。
脳も生き生きとして 、幸せだろうな、と羨ましく思う。
「子供9人、孫も9人、結婚する気のない2人の息子娘が死に場所を新築してくれ、今が一番幸せ」
「変な話ですが、私 あんまりお金持ちにならなくても結構幸せだなあ、と思うんですよ。体もどこも悪くないし、朝起きして昼まで働き、これ以上望むことはないんです」
「多分、子育てとか生活と戦う中で、いろんな苦労と喜びを知っているからでしょうね。一番の財産ですよね」とボク。
「運動会で遠くから孫が手を振るので、嬉しくて嬉しくて! 」と世間話に花が咲き💐つい行き過ぎたくらい。
「今日は、朝から楽しい時間が持てました」と、お礼を言われ、こっちまでハッピーになりました。
夢中になって遊ぶ孫とその様子を見る爺・ばあは、どっちが幸せ?とふと思った次第です。(老人の手のひら一杯の幸せ!)
反対に輝かしい幸せ?の話;
高崎駅近くを通るとき、「中曽根康弘資料館・青雲塾」という看板と瀟洒な建物があった。
中曽根康弘首相は、東大を出て海軍主計少佐、戦後はエリート官僚の職を捨て、郷里の群馬で政治塾「青雲塾」を立ち上げ、政治への道をスタートしたとのこと。その心意気やよし!今年で100歳くらい。
現在、息子も孫も、後継者として国会議員、個人的にも「美田を残し」なるほど立派な生き方で尊敬に値する。
でも正直な話、死ぬ時まで完璧を演じる(装う?)のは、窮屈だろうなあ、と思う。
文化芸術の関係だったら、記念館とか資料館はそれなりに価値がある。
権力から等身大の自分に戻り、死を迎えることが、本当の自由を手に入れることじゃないのだろうか?
原発の問題:通産大臣のとき電源3法を作り原発を推進した功罪、金融政策とバブル経済への結果責任問題、リクルート疑惑逃れ、田中元首相が失脚した時のロッキード事件がらみ、統一教会との関係など、この世に捨て去ることはいっぱいあるのではないだろうか?
個人的に、なぜか共感できないのは、一貫して倫理観が感じられないからか?権力者の業を感じる。(余計なお世話かも)
ちょうど、NHKドキュメンタリー番組で、樹木希林さんが死に向かうこの一年間の記録をやっていました。
自然体というか、一人の人間としての死生観に圧倒されました。
現役のとき、会社のイメージパートナーだった利根川進さんの話の中に、「目標を達成した時には、もう脳は衰えている。そのプロセスにあるときが、脳は一番喜んでいる」「過去の栄光に捉われないで、次のステップに進む方がいい」
その言葉通り、ノーベル医学賞を超えて、MIで脳科学分野に転身、次々に新しい世界に挑戦されている。
脳も生き生きとして 、幸せだろうな、と羨ましく思う。
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