予想以上の大勝利:308議席を取って、9月16日に民主党の政権ができる。
組閣の問題、民主党内部の二重構造(小沢チルドレン?)、マニュフェストの実行など新聞、週刊紙の話題はあること無いこと賑やかだ。
政権交代という結果の分析として、自民党への失望・格差社会のひずみ、官僚機構の腐敗がとくに大きいようだ。国政選挙に対して、こういった切り口だけでしか取り上げないマスコミの姿勢には、いつもうんざりする。
8/30投票終了pm8:00過ぎには、開票率ゼロの状態で、当選確実がTV画面に流れ、喜びの声が続く。
何のための開票作業か?事実と予想の混同が当たり前のようになっている。
手間ひまかけて10万人近くの出口調査により、各TV局が1分1秒を競い選挙速報を流している。
みんなに考えさせないように、至れり尽せりの過剰サービス。
何となく、ある意図を持って情報操作されているような気がする。
ISOでは、「情報=意味のあるデータ」と定義している。
マスコミが出す情報(彼らは意味があると?)→自分にとってのデータ→自分の考え→自分としての意味のある・情報として価値のあるもの
「データ」というのは、言葉、文字、映像などで得た「事実」と言った方がいいかも知れない。
得た情報をそのまま信じるだけでは、自分というものが無くなる。
今回の政変を機会に、我が国にも個の文化がこれから育っていくことを、期待したい。
この変化の大きな背景として、グローバリゼーションの波がある。
古い自民党の体質→グローバル企業と地方の既得権の“良いとこどり”では、このどっちに行くか分らない大波のダイナミックな変化にはついていけないことははっきりしていた。
すでに、「日本は地方から静かに崩壊しつつある。農業は補助金づけで活力を失い、公共事業も激減し、近い将来には心臓部の大都市にもその影響が顕著になるだろう」という、地方作家の声は現状を直視したものだろう。
これまでの蓄えと負の遺産を先送りして、何とか現状を維持している。
最近の民主党の各課題担当者へのTVインタビューでは、官僚の天下りと省益重視のムダ使い、大企業の優遇と格差社会の進行、アメリカ一辺倒の主体性のない外交などに対する民主党の考えは、思ったより整理されているという印象だ。
何よりも自分の言葉で、率直に語る姿勢がこれまでの自民党とは違い、新鮮に感じられる。
私達のもつ、大多数の「空気に流される」弱点を、少数の「水をさす」冷静な分析により、新しい方向に導いて欲しい。この分析は、民主党政権だけでなく、むしろマスコミ全体に期待すべきことのように思える。
画一化された官報のような情報の垂れ流しと誤った空気を醸成して世論を作り出すことが、一番問題だろう。
鳩山代表は、内閣記者クラブを談合的特権として廃止し、代わって、雑誌などオープンな取材による健全なジャーナリズムを志向するという。
情報管理は最大のPower、大いに期待したい。
組閣の問題、民主党内部の二重構造(小沢チルドレン?)、マニュフェストの実行など新聞、週刊紙の話題はあること無いこと賑やかだ。
政権交代という結果の分析として、自民党への失望・格差社会のひずみ、官僚機構の腐敗がとくに大きいようだ。国政選挙に対して、こういった切り口だけでしか取り上げないマスコミの姿勢には、いつもうんざりする。
8/30投票終了pm8:00過ぎには、開票率ゼロの状態で、当選確実がTV画面に流れ、喜びの声が続く。
何のための開票作業か?事実と予想の混同が当たり前のようになっている。
手間ひまかけて10万人近くの出口調査により、各TV局が1分1秒を競い選挙速報を流している。
みんなに考えさせないように、至れり尽せりの過剰サービス。
何となく、ある意図を持って情報操作されているような気がする。
ISOでは、「情報=意味のあるデータ」と定義している。
マスコミが出す情報(彼らは意味があると?)→自分にとってのデータ→自分の考え→自分としての意味のある・情報として価値のあるもの
「データ」というのは、言葉、文字、映像などで得た「事実」と言った方がいいかも知れない。
得た情報をそのまま信じるだけでは、自分というものが無くなる。
今回の政変を機会に、我が国にも個の文化がこれから育っていくことを、期待したい。
この変化の大きな背景として、グローバリゼーションの波がある。
古い自民党の体質→グローバル企業と地方の既得権の“良いとこどり”では、このどっちに行くか分らない大波のダイナミックな変化にはついていけないことははっきりしていた。
すでに、「日本は地方から静かに崩壊しつつある。農業は補助金づけで活力を失い、公共事業も激減し、近い将来には心臓部の大都市にもその影響が顕著になるだろう」という、地方作家の声は現状を直視したものだろう。
これまでの蓄えと負の遺産を先送りして、何とか現状を維持している。
最近の民主党の各課題担当者へのTVインタビューでは、官僚の天下りと省益重視のムダ使い、大企業の優遇と格差社会の進行、アメリカ一辺倒の主体性のない外交などに対する民主党の考えは、思ったより整理されているという印象だ。
何よりも自分の言葉で、率直に語る姿勢がこれまでの自民党とは違い、新鮮に感じられる。
私達のもつ、大多数の「空気に流される」弱点を、少数の「水をさす」冷静な分析により、新しい方向に導いて欲しい。この分析は、民主党政権だけでなく、むしろマスコミ全体に期待すべきことのように思える。
画一化された官報のような情報の垂れ流しと誤った空気を醸成して世論を作り出すことが、一番問題だろう。
鳩山代表は、内閣記者クラブを談合的特権として廃止し、代わって、雑誌などオープンな取材による健全なジャーナリズムを志向するという。
情報管理は最大のPower、大いに期待したい。
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