観光の秋。
先週も仕事で、新潟県の山里から甲府・身延線とJRローカル線の旅、ゆったりとした時の流れとまだしっかりと残っている世の情けを味わうことができた。
新潟市から会津若松に向かう磐越西線で約1.5Hr、津川駅で下車した時は、もう真っ暗。
駅のポスターには、紅葉をバックにSL列車が白い煙を上げている。
待ち合わせた富山からの連れと宿のマイクロバスに乗り込む。
宿は入母屋風のしっくりとした佇まいで、紅葉がイルミネーションに照らされて幻想的だ。
高い天井、会津武家屋敷の様な黒木と白壁で何となく落ち着く。
みやげコーナーに「ふるさと検定」の本、昨日初めての初級試験があり、仲居の若い女性も受けたとのこと。
津川城と言うのがあったそうで、郷土の歴史に触れて楽しいと、うれしそうに話してくれる。
キリン山の”キツネの嫁入り”は、この地の話で、お祭りイベントもある。
仕事先の会社でも地域参加が盛ん、応接室には綱引きやスポーツ大会のトロフィーが並ぶ。
カヤック(町を流れる阿賀野川で)競技では、今年全国大会に出場、会社の若手も参加。
そんな話に、郷土愛があふれて、こっちまで何となく心が和む。
二日間の宿の朝夕の和食は、キノコなど山の幸にあふれ、すっかり身体の調子が整ったように感じる。
大広間の障子越しに見える木の紅葉も、この冷え込みで日に日に深まっている。
温泉とどぶろくでぐっすり寝込む。
中国人はじめ外国人観光客が、日本の温泉旅館のサービスに感動するというが、世界に誇れる文化という気さえする。
今回の連れとの仕事は初めてだったが、この環境のせいか、自由自在にあれこれと話が弾むから不思議だ。
帰り、遅くなったので新潟市で泊まり、翌日5Hrかけて身延線の下部温泉に移動。
久しぶりの快晴、上越新幹線やあづさ特急には、夫婦連れや仲良しグループの観光客のはずんだ様子が見られ、心が躍る。
下部温泉卿には、ホタルの里と信玄ゆかりの金山博物館がある。
数年前までは30℃くらいの冷泉だけだったが、”かけ流し”偽装問題を機に、新しく温泉を掘り直したとのことで、宿には冷・温二つの浴槽がある。
すぐそばを流れる清流は急で、BGMには大きすぎるが、慣れると気にならない。
翌朝は、早いお迎えのため、朝食はキャンセルしていたが、若い女将さんが温かいお弁当を用意してくれていた。
感謝・感激。また、来年も来るぞぉ!
甲府までの帰りは1hrほどの待ち時間、あわてる旅ではないので余り苦にならない。
近くの金山博物館まで川沿いを散策し、展示物を見せてもらう。
甲府駅も北口がオープンし、すごく立派になった。
宝石加工の地場産業が盛んで、クリスタル・コーナーはなかなかしゃれている。
夜は、最近話題のB級グルメ”鳥モツ煮”をそば屋さんで食べる。
こりっとしあっさりとした味がいい。観光客にも好評らしい。
翌日、すぐ隣の竜王駅に降りた時は、もっとビックリした。
まるで一流の美術館だ。パンフに建築家:安藤忠雄氏の設計で、早くも建築界の注目を集めているとのこと。
水晶をイメージしたシャープなフォルムとかで、周囲の山々との調和もよさそうだ。
通勤時間帯というのに、乗降客はパラパラ。
ふと、市の財政が気になる。
せわしい日常に追いまくられる中で、旅は一人の人間としての思いを深めてくれる。
人生は旅、時間の流れを感じることができる年になったということだろう。
齢を重ねていくと、いいこともいっぱいある。
先週も仕事で、新潟県の山里から甲府・身延線とJRローカル線の旅、ゆったりとした時の流れとまだしっかりと残っている世の情けを味わうことができた。
新潟市から会津若松に向かう磐越西線で約1.5Hr、津川駅で下車した時は、もう真っ暗。
駅のポスターには、紅葉をバックにSL列車が白い煙を上げている。
待ち合わせた富山からの連れと宿のマイクロバスに乗り込む。
宿は入母屋風のしっくりとした佇まいで、紅葉がイルミネーションに照らされて幻想的だ。
高い天井、会津武家屋敷の様な黒木と白壁で何となく落ち着く。
みやげコーナーに「ふるさと検定」の本、昨日初めての初級試験があり、仲居の若い女性も受けたとのこと。
津川城と言うのがあったそうで、郷土の歴史に触れて楽しいと、うれしそうに話してくれる。
キリン山の”キツネの嫁入り”は、この地の話で、お祭りイベントもある。
仕事先の会社でも地域参加が盛ん、応接室には綱引きやスポーツ大会のトロフィーが並ぶ。
カヤック(町を流れる阿賀野川で)競技では、今年全国大会に出場、会社の若手も参加。
そんな話に、郷土愛があふれて、こっちまで何となく心が和む。
二日間の宿の朝夕の和食は、キノコなど山の幸にあふれ、すっかり身体の調子が整ったように感じる。
大広間の障子越しに見える木の紅葉も、この冷え込みで日に日に深まっている。
温泉とどぶろくでぐっすり寝込む。
中国人はじめ外国人観光客が、日本の温泉旅館のサービスに感動するというが、世界に誇れる文化という気さえする。
今回の連れとの仕事は初めてだったが、この環境のせいか、自由自在にあれこれと話が弾むから不思議だ。
帰り、遅くなったので新潟市で泊まり、翌日5Hrかけて身延線の下部温泉に移動。
久しぶりの快晴、上越新幹線やあづさ特急には、夫婦連れや仲良しグループの観光客のはずんだ様子が見られ、心が躍る。
下部温泉卿には、ホタルの里と信玄ゆかりの金山博物館がある。
数年前までは30℃くらいの冷泉だけだったが、”かけ流し”偽装問題を機に、新しく温泉を掘り直したとのことで、宿には冷・温二つの浴槽がある。
すぐそばを流れる清流は急で、BGMには大きすぎるが、慣れると気にならない。
翌朝は、早いお迎えのため、朝食はキャンセルしていたが、若い女将さんが温かいお弁当を用意してくれていた。
感謝・感激。また、来年も来るぞぉ!
甲府までの帰りは1hrほどの待ち時間、あわてる旅ではないので余り苦にならない。
近くの金山博物館まで川沿いを散策し、展示物を見せてもらう。
甲府駅も北口がオープンし、すごく立派になった。
宝石加工の地場産業が盛んで、クリスタル・コーナーはなかなかしゃれている。
夜は、最近話題のB級グルメ”鳥モツ煮”をそば屋さんで食べる。
こりっとしあっさりとした味がいい。観光客にも好評らしい。
翌日、すぐ隣の竜王駅に降りた時は、もっとビックリした。
まるで一流の美術館だ。パンフに建築家:安藤忠雄氏の設計で、早くも建築界の注目を集めているとのこと。
水晶をイメージしたシャープなフォルムとかで、周囲の山々との調和もよさそうだ。
通勤時間帯というのに、乗降客はパラパラ。
ふと、市の財政が気になる。
せわしい日常に追いまくられる中で、旅は一人の人間としての思いを深めてくれる。
人生は旅、時間の流れを感じることができる年になったということだろう。
齢を重ねていくと、いいこともいっぱいある。
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