
東海道線での計4日間の仕事の合間(勤労感謝の日)を利用して、久しぶりの熱海の宿で骨休め。
うわさ通り、祝日というのにホテルの窓の明かりがさびしい。
今回は、熱海後楽園近く、熱海港のすぐ前の日本旅館にしたが、部屋にお膳を運んでくれるサービスもなかなかいいもんだ。ビジネスホテルに慣れた身には、とても温かく思える。
窓からの熱海の夜景が美しい。
遅かったので、先に食事を済まし、さっそく大浴場へ。
塩分の濃い泉質で、肌がちょっぴりヒリヒリするほどだったが、広い浴槽をひとり占めして、
しばし俗世を忘れるほど。
仕事の合間の休養は、やっぱり温泉にして正解。
仲居さんが言ってたように、ここの泉質のせいか、ぐっすりと眠り込んだ。
翌朝の目覚めも、キラキラ光る熱海湾に、白と赤の定期船が映えていて、実に爽快。
夕食と同じく、いつもの倍くらいのボリュームの朝食をきれいさっぱり食べ尽くした。
散歩がてら、海釣り公園をのぞくと、10cmくらいの魚を4,5匹のエモノ(名前は忘れたが)の人もいた。
熱海ー初島23分という看板が見える。そこにフェリーが、何回か出航していた。
そうだ、せっかくだから行ってみよう!
出航までに少し時間があるので、海岸の国道沿いを散策。
お目当ては、昨夜、ホテルまでの途中で目にした”お宮の松”辺りのイルミネーション公園。
大正時代の初代”お宮の松”は、S41年道路拡幅に伴い、2代目として新たに植えられたものという。
恋を捨て、資産家に嫁ぐお宮のあとを追って、熱海の海岸散歩する貫一お宮の二人連れ!
時は1月17日「来年の今月今夜のこの月を、僕の涙で曇らせてみせる」
詫びるお宮を、まさに蹴飛ばさんとする貫一の像、
尾崎紅葉「金色夜叉」の象徴的な1シーンで、子どもの頃の想い出・・・
初代「お宮の松」は、昭和初期まで「羽衣の松」と呼ばれていたが、大正8年8月「金色夜叉」を記念して、尾崎紅葉の弟子:小栗風葉の句碑「宮に似たうしろ姿や春の月」を建立したことから、いつしか「お宮の松」と呼ばれ、熱海の代名詞みたいになったとある。
もっと、公園周りでゆっくりしたかったが、あわててフェリー乗り場に戻る。
1Hrおきのフェリーはいつの間にかそこそこの乗客が埋まり、のどかな好天の中
遠くに見える初島めざして快走する。
カモメたちが、隣の女性のエサに群がり、デッキからまるで静止画像を見るかのようにすぐ目の前に迫っている。上空にもトンビが数匹舞っている。
(白く清廉な感じのカモメだが、東京湾の埋め立て現場でみた獰猛なカモメを思い出した。
埋め立てゴミを漁り、ごみ場を真っ白に覆うカモメの群れ、カラスたちはちょっと離れたところで、
おこぼれを待ってしょんぼりしていた。人も見かけによらぬモノ)
老若男女、震災や不景気を忘れたように、表情も明るく、大きな声がはずんでいて、一人旅にも一体感を覚える。「袖触れ合うも、他生の縁」
初島は、周囲4km、住民150人とかで、小・中学校が一つ。
阿久悠作詞、三木たかし作曲の校歌では、”地球の丸さを知る子供たち”と励ましている。
うわさ通り、祝日というのにホテルの窓の明かりがさびしい。
今回は、熱海後楽園近く、熱海港のすぐ前の日本旅館にしたが、部屋にお膳を運んでくれるサービスもなかなかいいもんだ。ビジネスホテルに慣れた身には、とても温かく思える。
窓からの熱海の夜景が美しい。
遅かったので、先に食事を済まし、さっそく大浴場へ。
塩分の濃い泉質で、肌がちょっぴりヒリヒリするほどだったが、広い浴槽をひとり占めして、
しばし俗世を忘れるほど。
仕事の合間の休養は、やっぱり温泉にして正解。
仲居さんが言ってたように、ここの泉質のせいか、ぐっすりと眠り込んだ。
翌朝の目覚めも、キラキラ光る熱海湾に、白と赤の定期船が映えていて、実に爽快。
夕食と同じく、いつもの倍くらいのボリュームの朝食をきれいさっぱり食べ尽くした。
散歩がてら、海釣り公園をのぞくと、10cmくらいの魚を4,5匹のエモノ(名前は忘れたが)の人もいた。
熱海ー初島23分という看板が見える。そこにフェリーが、何回か出航していた。
そうだ、せっかくだから行ってみよう!
出航までに少し時間があるので、海岸の国道沿いを散策。
お目当ては、昨夜、ホテルまでの途中で目にした”お宮の松”辺りのイルミネーション公園。
大正時代の初代”お宮の松”は、S41年道路拡幅に伴い、2代目として新たに植えられたものという。
恋を捨て、資産家に嫁ぐお宮のあとを追って、熱海の海岸散歩する貫一お宮の二人連れ!
時は1月17日「来年の今月今夜のこの月を、僕の涙で曇らせてみせる」
詫びるお宮を、まさに蹴飛ばさんとする貫一の像、
尾崎紅葉「金色夜叉」の象徴的な1シーンで、子どもの頃の想い出・・・
初代「お宮の松」は、昭和初期まで「羽衣の松」と呼ばれていたが、大正8年8月「金色夜叉」を記念して、尾崎紅葉の弟子:小栗風葉の句碑「宮に似たうしろ姿や春の月」を建立したことから、いつしか「お宮の松」と呼ばれ、熱海の代名詞みたいになったとある。
もっと、公園周りでゆっくりしたかったが、あわててフェリー乗り場に戻る。
1Hrおきのフェリーはいつの間にかそこそこの乗客が埋まり、のどかな好天の中
遠くに見える初島めざして快走する。
カモメたちが、隣の女性のエサに群がり、デッキからまるで静止画像を見るかのようにすぐ目の前に迫っている。上空にもトンビが数匹舞っている。
(白く清廉な感じのカモメだが、東京湾の埋め立て現場でみた獰猛なカモメを思い出した。
埋め立てゴミを漁り、ごみ場を真っ白に覆うカモメの群れ、カラスたちはちょっと離れたところで、
おこぼれを待ってしょんぼりしていた。人も見かけによらぬモノ)
老若男女、震災や不景気を忘れたように、表情も明るく、大きな声がはずんでいて、一人旅にも一体感を覚える。「袖触れ合うも、他生の縁」
初島は、周囲4km、住民150人とかで、小・中学校が一つ。
阿久悠作詞、三木たかし作曲の校歌では、”地球の丸さを知る子供たち”と励ましている。

アジアン・ガーデンでは、ヤシ、ソテツが緑の芝生とレストハウスとともに、南国ムードを
醸し出している。
ブーゲンビリアの赤、極楽鳥花(ゴクラクチョウカ)のオレンジ・ブルー、そのほか黄色、白の
名も知らぬ花が濃い緑の中に咲いている。ここはじっさい南国なんだろう。
しばし、芝におかれたハンモックに寝そべって、青い空とすくっと伸びたヤシの木を見上げる。
癒しは、自然が一番、ほんとに来て良かったなぁ!
明日の仕事先富士市のホテルにチェックインした頃には、雨がポツポツ降り始めていた。
想定外のツキのある祝日となった。
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