若いときからサイクリングが好きで
ちょととした用事はペタルをこいで済ます。新入社員の最初の給料でサイクリング車を買い、休日の早朝堺から奈良へ大和川沿いを走り、奈良公園や春日山に寝そべり、夕方帰路に着いたりした思い出が懐かしい。
ちょととした用事はペタルをこいで済ます。新入社員の最初の給料でサイクリング車を買い、休日の早朝堺から奈良へ大和川沿いを走り、奈良公園や春日山に寝そべり、夕方帰路に着いたりした思い出が懐かしい。
和歌山から小豆島にフェリーで渡り、玉ねぎ畑を突っ切った一人旅。
島を縦断し、舞子から明石フェリーで国道2号線で大阪に向かうときの怖かった事!
大型トラックがビュンビュン耳を掠め、夕方の薄暗い中必死の思いだったが、今思うと若気の至りだ。
今日はペタルのベアリングがやられて、音がひどくなっていたので
左右とも替えた。(さすがにペタルの修理は初めて・・)
息子の中学時代のお古を譲り受け、もう18年間乗っている代物で、タイヤ/ワイヤー交換数回、2,3年前には車輪まで替えた。
ステンレス製で重いが頑丈なので、ホーク/ハンドル部はまだまだいけそう?
いろんな思い出があり、なかなか廃車にできないけど、連れには
よくバカにされている。
「あなたみたいにモノを買わないと景気がよくならないよ。
見苦しいから新しいのに代えたら・・・」
甲子園での単身寮の時も、休みの度に浜のなぎさ、大阪市内など
阪神間を走り回った。
東京単身では都内の名所をチョコチョコと観光がてら
見て回った。大宮市内、見沼の小川沿いのサイクリングでは
春先のさわやかな休日を過ごせた。
そうそう、狭山湖までの長距離のコースは、さすがに坂道がこたえた。
帰りの坂道で、ドロップハンドルのせいもあり、傘の柄が車輪にロックして前転宙返り、ケガが無かったのが不思議なくらい。
(テニスの反射神経のおかげかも?)
工場で十数年モノ作りに精出してきたからか、はたまた物資の乏しい
時代に育ったせいか、家電はじめ何でも長持ちさせてしまう。
一つの部品にはいくつもの協力工場で何十人もの「魂が込められている」
若いとき、そう思うと身が引き締まり、良い製品に仕上げることへの
使命感に燃えていたことを覚えている。
1970年代頃からだろうか、「作れば売れる時代から売れるものを作る時代へ」
という変化、そして80年代からの不動産バブルに突入。
その間、
健全なモノ作りの精神がもろくも崩れていった。
そして、多様な大量生産、使い捨ての美徳が幅を利かせて今日の消費礼讚の風潮が幅を効かせている。
今、地球環境問題からの”もったいない運動”が活発になっているが、
経済よりも環境・資源エネルギーを優先する時代になっていることは
疑いない。
サービス面での消費なら、景気も資源節約も影響は少ないだろうから、
自転車の長持ちはどこかで穴埋めすれば問題ないだろう。
目標はあと2年、20年間乗り続けて、この愛車に成人式を迎えさせてやりたい。
追記)2010.6.10
とうとう修理不能で、新しい自転車を買った。
ペタルの軸が固着、ネジが錆びつき、交換不能になったからだ。
ついに、21年目でダウンしたことになる。モノにも心が宿ることを実感。
新車は、軸受け内ギアチェンジ式、変則ギアとチェーンがないのですっきり。
発電機も前輪組み込み、夕方になると自動的にLED点灯。
でも、便利すぎて自分では修理できないから、5年持てば御の字だろう。
今日はペタルのベアリングがやられて、音がひどくなっていたので
左右とも替えた。(さすがにペタルの修理は初めて・・)
息子の中学時代のお古を譲り受け、もう18年間乗っている代物で、タイヤ/ワイヤー交換数回、2,3年前には車輪まで替えた。
ステンレス製で重いが頑丈なので、ホーク/ハンドル部はまだまだいけそう?
いろんな思い出があり、なかなか廃車にできないけど、連れには
よくバカにされている。
「あなたみたいにモノを買わないと景気がよくならないよ。
見苦しいから新しいのに代えたら・・・」
甲子園での単身寮の時も、休みの度に浜のなぎさ、大阪市内など
阪神間を走り回った。
東京単身では都内の名所をチョコチョコと観光がてら
見て回った。大宮市内、見沼の小川沿いのサイクリングでは
春先のさわやかな休日を過ごせた。
そうそう、狭山湖までの長距離のコースは、さすがに坂道がこたえた。
帰りの坂道で、ドロップハンドルのせいもあり、傘の柄が車輪にロックして前転宙返り、ケガが無かったのが不思議なくらい。
(テニスの反射神経のおかげかも?)
工場で十数年モノ作りに精出してきたからか、はたまた物資の乏しい
時代に育ったせいか、家電はじめ何でも長持ちさせてしまう。
一つの部品にはいくつもの協力工場で何十人もの「魂が込められている」
若いとき、そう思うと身が引き締まり、良い製品に仕上げることへの
使命感に燃えていたことを覚えている。
1970年代頃からだろうか、「作れば売れる時代から売れるものを作る時代へ」
という変化、そして80年代からの不動産バブルに突入。
その間、
健全なモノ作りの精神がもろくも崩れていった。
そして、多様な大量生産、使い捨ての美徳が幅を利かせて今日の消費礼讚の風潮が幅を効かせている。
今、地球環境問題からの”もったいない運動”が活発になっているが、
経済よりも環境・資源エネルギーを優先する時代になっていることは
疑いない。
サービス面での消費なら、景気も資源節約も影響は少ないだろうから、
自転車の長持ちはどこかで穴埋めすれば問題ないだろう。
目標はあと2年、20年間乗り続けて、この愛車に成人式を迎えさせてやりたい。
追記)2010.6.10
とうとう修理不能で、新しい自転車を買った。
ペタルの軸が固着、ネジが錆びつき、交換不能になったからだ。
ついに、21年目でダウンしたことになる。モノにも心が宿ることを実感。
新車は、軸受け内ギアチェンジ式、変則ギアとチェーンがないのですっきり。
発電機も前輪組み込み、夕方になると自動的にLED点灯。
でも、便利すぎて自分では修理できないから、5年持てば御の字だろう。
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