ご隠居さん:自我や世間の枠にとらわれず、社会の潤滑油となりたいものです。 AI時代は 人間らしい自由な発想がカッコいい

年を重ね、経験を積むにつれ、その時々の思いも変わっていく。その足跡を残しておくために

Communication考

2007年04月07日 | 企業と仕事 
価値観の多様化、自由謳歌の時代とあって、いろんな場面でCommunicationの重要性が云々される。
今年の入社式、就職リクルート、学校イジメ、そして団塊離婚といろんな形でテーマとして取り上げられる。

「希望格差社会」の著者(山田教授)も希望を作り出すプラスアルファの能力として”3つのC”Creativity(創造性) Communication(コミュニケーション力) Cool(美的センス)を挙げている。

Communication とは、相手が何を欲しがっているかを感じ取れる能力で、これは色んな人間関係の中で養われ、自分とは違った立場の人との会話の中で聞いてみることが近道だと言っている。

ここで大事なことは、まず、Communicationがプラスアルファの能力ということだから、そのコアとなるある程度の能力(学生なら本分である学力、会社員なら仕事能力など)が不可欠だということ。

次に、それだけでは、世間では通用しない時代になってきたという認識、言い換えれば、プラスアルファの能力で希望は何倍にも大きく出来るということだろう。

Communicationの技術の一つに、Coaching(コーチング)がある。
一方的に教える(Teaching)ではなく、お互いに聞き合い、目的を確かめながら、本人の気づきを手助けすることで次の3原則が示されている。
①人は皆、無限の可能性を持っている。(だからこそCommunicationしているはず) ②その人が必要とする答えは、すべてその人の中にある。(整理されていないだけ) ③その答えを見つけるためには、パートナーが必要である。(可能性を引き出す)

「聞き上手は、話し上手」
Communicationの要点は、自己主張よりも「相手が主役」という気持ち を忘れないことだろう。

他方、情報の発信だけの問題ではなく、受け手の感じる能力も大事だが、この受信能力が弱くなっていないか。
人と人、企業と個人、政治家と世間の関係でも、同じ土俵に上がっていない状況で無理なCommmunication をやっている場合が多いと思う。

昔から、「今日は良い天気ですねぇ、ご機嫌いかがですか」「景気はどうですか」などと共通の土俵を確かめながらCommunicationしてきたではないか。

そういう意味では、Communicationの入り口での好印象、Feelingも無視できない。



























コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 美しい国づくり | トップ | 世間とは何か »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (インフォ)
2007-04-07 14:29:20
はじめまして^^

私のブログで
こちらの記事を紹介させて頂きましたので
ご連絡させて頂きました。

紹介記事は
http://blog.livedoor.jp/gomamint2011/archives/50103238.html
です。
返信する

コメントを投稿