ご隠居さん:自我や世間の枠にとらわれず、社会の潤滑油となりたいものです。 AI時代は 人間らしい自由な発想がカッコいい

年を重ね、経験を積むにつれ、その時々の思いも変わっていく。その足跡を残しておくために

農園祭

2007年07月24日 | Weblog
先週の土曜(7/21)、恒例の市民農園の納涼・収穫祭。
雨模様の中、今年は、大人65名、子ども20名、幼児20名と計100名以上の参加があり、
年々大盛況で世話役としてもうれしい限り。
pm2時くらいから、会場設営係り、料理係り、駐輪場係り、来賓係り、買出し係りと役割分担し、皆で汗をたらしながらpm5時開園に備えた。
ジャガイモのふかし、きゅうりのマヨネーズ和え、トマトetc.農園の共同地の作物をつまみに宴が盛り上がる。
僕の班は、国際色豊かで、フィリピンの女性は1歳ちょっとの女児連れ、目がクリクリとしてキュウーピーちゃん。上海出の女性はかわいらしい日本語を操り、みんなのアイドル的存在だ。
いつも、中国野菜の種をもらって植えているが、草のような野菜などは、食べ時期を逸して枯れさせることが多い。
中国の輸入モノは食べるのが怖いと言われ、「どこの国もオンナジよ。悪い人もいるし、いい人もいるヨ」とモットモなことを言う。大げさに決め付けてはイケナイ。
堂々としていて、タイジンの風格を醸し、それでいて色白く魅力的な30代(40代?)の女性である。

一通りお腹がふくらむ頃、スイカ割りが始まった。
割れずに悔しがる男の子、女の子の方が思い切りよく、割る確率が高いようだ。
小さくきったスイカを小学生の女の子が、お盆に載せて得意がって運んでくれる。
次は、用意されているジャガイモ堀り、実際に手を汚して小学生たちが両手にジャガイモを手にして、うれしそうに戻ってくる。
フィナーレは花火、さすがに小さい子はパチパチはじける火の玉を怖がって遠ざかっている。
きっと、子どもたちの夏休みの思い出として、強く記憶に残ることだろう。

世話役は、みなさん高齢者が多いが、感心するくらい労を惜しまずに奉仕されている。
とくに、70代半ばの我が農園の主とも言えるMさんは、共有地の作物の世話を一手引き受け、草取りのゴミの穴掘りでは、1m四方の穴を手際よく掘ってくれ、いつも感心する。

土と食物、そして農園という自然に触れることを通して、老いも若きも純な心を取り戻す。

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