ご隠居さん:自我や世間の枠にとらわれず、社会の潤滑油となりたいものです。 AI時代は 人間らしい自由な発想がカッコいい

年を重ね、経験を積むにつれ、その時々の思いも変わっていく。その足跡を残しておくために

小金井公園

2012年11月18日 | 旅 行事
先週から、近くの小金井公園に、孫と2回、最後は夫婦だけで計3回も行き、秋を楽しんだ。
桜の名所で春のシーズン時は、マイカーではちょっと無理。
とにかく広い。
75万m2(東京ドーム17ケ分) S15年紀元2600年の記念事業で計画された大緑地がその前身という。
今の時期は、紅葉がきれい、花壇も赤・黄などの花で手入れが行きとどいている。
まず目につくのは、高くそびえる紫色の大きな花「皇帝ダリア」
2,3ケ所に壁のように並んで、上から見下ろしている。
みな、花の会、樹木の会などのボランティア作業で維持されているとのことで、
正面の花壇でも10人くらいの人がしゃがんで手入れ中。
所々の掲示板には、それぞれの会報が貼ってあり、活発な活動が伺われる。
テニス仲間と家内の友人にも、長いこと活動を続けている人がいる。
とくに、有名な小金井サクラをはじめとする「桜の守」という会は、なかなかの活動の歴史があるようだ。
広い芝生の広場では、大人の凧あげやシートを広げて親子のくつろぎ、平日の落ち着いた空間と時間に包まれている。


孫2人の一番の目当ては、スノーボートで滑るソリ遊び、それとトランポリンみたいに跳びはねるフワフワドームだ。
飽きもせず、夢中で滑ったり、飛び跳ねたりしているのをみると、小さいころを思いだす。

熊本・阿蘇の外輪山の峠に向かう斜面の枯れ草で、手製のソリを担いで
登っては滑り、これを繰り返す。
距離もかなり長かった。曲がりくねったコースにわざと突っ込み、すれすれでブッシュをかわすスリル・・・
出来るだけ早く滑るための工夫:竹を曲げて2本のレールを張り付け、ろうそくでみがく。
ロープで方向を操り、ジェットスライダー!
日没まで疲れもせずに、急斜面を登ったり、滑り下りたりして、気がつくと夕焼け時になっていた。
あんな遊びは、誰が教えてくれたのか?はっきり覚えていないが、他の遊びでも子供の世界は不思議なことであふれている。
大人が忘れてしまった、想像や感動・・・今、二人の孫はそれぞれに、そんな世界を広げているんだろう。
おもちゃやテレビで育っている子供たちの可能性を、自然と遊びは引き出してくれる。
急な斜面を、犬も一緒に滑りだす。
孫のソリを追って斜面を登ったり、走り下ったり。
ミニチュア・ダックスは、猟犬の系統なので動くものに敏感に反応する。
3回目のとき、ドックランの登録を済ませ、ネットで囲われた落ち葉の上を走り回らせる。
ここには、「江戸東京たてもの園」という明治・大正・昭和に亘る民家、商家など代表的な建築物が、いくつも移設・保存されている。
玄関に当たるビジネスセンターは、記念事業の式典が行われた光華殿が移送されたもので、戦後の一時期、東宮仮寓所として使用されたとのこと。
たしか、どこかの案内に、「皇太子 勉学の地」と載せてあった。

この公園のすぐ南側にも、都立:武蔵野公園、野川公園があり、四季折々に、花と緑の自然を楽しめて、実にありがたい。



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