アメリカの大学での銃乱射事件(33人射殺)、長崎市長テロ殺人、イラク戦争など
暴力事件がエスカレートしている。
20年位前に、「第3の波」で有名な未来学者アルビン・トフラーの「パワーシフト」という
主張が脚光を浴びたことを思い出す。
そのときのメモを,検証してみた。
果たして、「暴力」「富」が「知識・情報」にシフトしているだろうか?
「Power Shift」 アルビン・トフラー
'91.1.15 NHK TV3Hr.
力の3要素; 「暴力」 「富」 「知識」
・日本の3種の神器; 「剣」 「勾玉」 「鏡」
・日本こそ、Power Shiftの現場
パチンコ産業 17兆円/年 Power の代表(自動車の売上げより大)
‘94では30兆円にも。
力の3要素をすべて備えている。脱税(暴力)/お金(富)/ハイテク(知識)
・企業は 法に「暴力」を委ねた。
・知識は、原料の代わりになる。 主要資源 → 情報戦争
・メディアのPower Shift (田原 総一郎)
「日本では、映像が残されたメディア」
今まで、政府が統制していた。(見えない網で)
↓
メディアの多様化を進める人達と、政府との戦いが始まる。(官僚の天下り)
↓
多様化されれば、日本の行政機構が破壊される。
・人類のPower Shift;
第1の波; 農業革命
第2の波; 産業革命
第3の波; コンピューター革命
なぜ、このようなPower Shiftが行われたか?
“K”Factor = Knowledge(知識要素)
↓
これが変化を決定づける要因。
・「肉体(モノ)中心の経済から、知識中心の経済へ」
世界のPower Shift、この事ですべて関連づけられる。
・社会主義が、Commputer や Communication の前に破れた。
第1次産業の犠牲の下に、第2次産業の発展を追求し続けた。
物質生産を過大評価し、工業国家をめざした。(頭脳生産を見下していた。)
・しかし、社会主義を育んだ壮大な夢自体が、社会主義と共に死んでしまった訳ではない。
・豊かさ、平和、社会正義が行きわたる世界を作ろうとする希いは、
少なくとも永久に崇高であり、人類共通のものである。
・そうは言っても、新しい秩序は古い体制からは生まれはしない。
日本、米国、ヨーロッパ、この三極から生まれるだろうか?
日本;
再軍備への心配、経済力に見合う軍事力へ?
土地の上に乗っかったバブル経済。
日本の「知識」の最大の弱点は、文化の輸出が少ない点である。
最大の障害は、言葉。
ヨーロッパ;
統一ドイツにPower Shift
産業構造の変化 → 東欧は重厚長大、西欧は軽薄短小(Commputer産業)
アメリカ;
どの極よりも、Power のバランスがとれている。
・堺屋 太一;
日本の発展の基になった体質そのもの. が日本の衰退につながる。
ex.効率、平等、安全のみが正義?
選択の自由、生活の楽しさetc. は正義とは認められない。
↓
トフラーから、米)のことわざを提示;
「人生、自由、幸福を追求する権利」
・教訓;
「暴力」、「富」は独占できる。
しかし、「知識」は独占不可能。
「あなたにもPower がある。
その力をして、明日の文明を築くべく努力して下さい。」
以上がメモの要約であるが、その後の実態をフォロー検証して行きたい。
≪2005年検証≫
1.NHK報道規制問題に端を発し、社員のスキャンダル、受信料不払い拡大など放 送法の矛盾が表面化。経営の透明化、国営放送の存在意義の追及が強まる。
2.ライブドア株買収による日本放送→フジTV.支配に対する一連の報道。
資本と経営の分離、日本的経営の転換を迫られている。
何よりも放送業界の規制撤廃、自由競争への動き。
≪2006年~2007年~検証≫
1.官製談合:改正独禁法に伴う「橋梁談合」23社罰金計65億円、課徴金129億円
農水省法人:緑資源機構の「林道整備の測量・コンサルタント業務発注配分」
2.県知事談合:和歌山、宮崎、福島県知事の談合スキャンダル辞任、石原都知事のファミリー経費流用
3.イラク復興戦で米兵を中心に約6000人死亡、泥沼状態、
北朝鮮の核保有・・・「暴力のPower」
日本:安倍政権の憲法改正への動き(とくに9条)、教育基本法ほか関連3法
4.小泉改革で格差の拡大と固定化:地域間、資産の多寡、輸出企業の最高益
⇒ 「富のPower」*「 暴力」と「富」の復権?
暴力事件がエスカレートしている。
20年位前に、「第3の波」で有名な未来学者アルビン・トフラーの「パワーシフト」という
主張が脚光を浴びたことを思い出す。
そのときのメモを,検証してみた。
果たして、「暴力」「富」が「知識・情報」にシフトしているだろうか?
「Power Shift」 アルビン・トフラー
'91.1.15 NHK TV3Hr.
力の3要素; 「暴力」 「富」 「知識」
・日本の3種の神器; 「剣」 「勾玉」 「鏡」
・日本こそ、Power Shiftの現場
パチンコ産業 17兆円/年 Power の代表(自動車の売上げより大)
‘94では30兆円にも。
力の3要素をすべて備えている。脱税(暴力)/お金(富)/ハイテク(知識)
・企業は 法に「暴力」を委ねた。
・知識は、原料の代わりになる。 主要資源 → 情報戦争
・メディアのPower Shift (田原 総一郎)
「日本では、映像が残されたメディア」
今まで、政府が統制していた。(見えない網で)
↓
メディアの多様化を進める人達と、政府との戦いが始まる。(官僚の天下り)
↓
多様化されれば、日本の行政機構が破壊される。
・人類のPower Shift;
第1の波; 農業革命
第2の波; 産業革命
第3の波; コンピューター革命
なぜ、このようなPower Shiftが行われたか?
“K”Factor = Knowledge(知識要素)
↓
これが変化を決定づける要因。
・「肉体(モノ)中心の経済から、知識中心の経済へ」
世界のPower Shift、この事ですべて関連づけられる。
・社会主義が、Commputer や Communication の前に破れた。
第1次産業の犠牲の下に、第2次産業の発展を追求し続けた。
物質生産を過大評価し、工業国家をめざした。(頭脳生産を見下していた。)
・しかし、社会主義を育んだ壮大な夢自体が、社会主義と共に死んでしまった訳ではない。
・豊かさ、平和、社会正義が行きわたる世界を作ろうとする希いは、
少なくとも永久に崇高であり、人類共通のものである。
・そうは言っても、新しい秩序は古い体制からは生まれはしない。
日本、米国、ヨーロッパ、この三極から生まれるだろうか?
日本;
再軍備への心配、経済力に見合う軍事力へ?
土地の上に乗っかったバブル経済。
日本の「知識」の最大の弱点は、文化の輸出が少ない点である。
最大の障害は、言葉。
ヨーロッパ;
統一ドイツにPower Shift
産業構造の変化 → 東欧は重厚長大、西欧は軽薄短小(Commputer産業)
アメリカ;
どの極よりも、Power のバランスがとれている。
・堺屋 太一;
日本の発展の基になった体質そのもの. が日本の衰退につながる。
ex.効率、平等、安全のみが正義?
選択の自由、生活の楽しさetc. は正義とは認められない。
↓
トフラーから、米)のことわざを提示;
「人生、自由、幸福を追求する権利」
・教訓;
「暴力」、「富」は独占できる。
しかし、「知識」は独占不可能。
「あなたにもPower がある。
その力をして、明日の文明を築くべく努力して下さい。」
以上がメモの要約であるが、その後の実態をフォロー検証して行きたい。
≪2005年検証≫
1.NHK報道規制問題に端を発し、社員のスキャンダル、受信料不払い拡大など放 送法の矛盾が表面化。経営の透明化、国営放送の存在意義の追及が強まる。
2.ライブドア株買収による日本放送→フジTV.支配に対する一連の報道。
資本と経営の分離、日本的経営の転換を迫られている。
何よりも放送業界の規制撤廃、自由競争への動き。
≪2006年~2007年~検証≫
1.官製談合:改正独禁法に伴う「橋梁談合」23社罰金計65億円、課徴金129億円
農水省法人:緑資源機構の「林道整備の測量・コンサルタント業務発注配分」
2.県知事談合:和歌山、宮崎、福島県知事の談合スキャンダル辞任、石原都知事のファミリー経費流用
3.イラク復興戦で米兵を中心に約6000人死亡、泥沼状態、
北朝鮮の核保有・・・「暴力のPower」
日本:安倍政権の憲法改正への動き(とくに9条)、教育基本法ほか関連3法
4.小泉改革で格差の拡大と固定化:地域間、資産の多寡、輸出企業の最高益
⇒ 「富のPower」*「 暴力」と「富」の復権?
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