ご隠居さん:自我や世間の枠にとらわれず、社会の潤滑油となりたいものです。 AI時代は 人間らしい自由な発想がカッコいい

年を重ね、経験を積むにつれ、その時々の思いも変わっていく。その足跡を残しておくために

スリムジャパン

2007年01月04日 | Weblog
人口減少時代、資源・エネルギーの危機に対して、
遅まきながら「スリムジャパン計画」がスタートするという。

S: sustainable 持続的な
L: livable 生きがい
I: innovative 革新的
M: matured 成熟した

総合して、”SLIM” ほっそりした の意味らしい。

この中で、とくに”S: sustainable 持続的な
”が最重要課題だと思う。
環境問題は、温暖化だけでなく資源枯渇など2010年までに地球規模での方向が決められなければ、絶望的だとさえ言われる・
「持続可能な発展」が叫ばれてきたが、今や「持続可能な撤退」が必要な段階にきているとする学者もいる。(ガイアの復讐)
社会保障(年金、医療、福祉)も小手先の人気取り政策ではなく、持続可能な長期の視点を実行しなければ、益々後手になるばかり。

次に、”M: matured 成熟した”社会が実現して欲しい。
 ちょうど団塊世代の退職に関連して、いろんな社会面への影響が期待されているが、「損得と経済至上主義」からの脱皮ができるかどうか?
成熟した文化生活の基盤が確立できるか?が問われているような気がする。
過去の延長線上で、自分の”L: livable 生きがい”だけに終わってしまうとしたら、この世代への評価は厳しいものになるだろう。
(実感として、自分自身もこの中に含まれる)


”I: innovative 革新的”については、イケイケドンドンの前進・発展ではなく、そのアウトプットに目を向けた発想が欲しい。
これまでに蓄えたモノ(資産、知識、経験、人脈network)=インプット
を有効に活用していくこと、自分らしさを創造して行くことがインプット以上に大切なような気がする。
良いアウトプット(将来)→自分のプロセスの創造→インプット(過去)を見直そう!

 

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1 コメント

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SLIM (僕酔伝)
2007-01-04 19:55:50
又最近言われだしたのが、
ロハス(LOHAS ⇒Lifestyles Of Health And Sustainability ) 
何れにせよ我々シニア族は、常に周りに惑わされずに自分の生き様を見据えながら、ゆっくりとしっかりとあゆむことだと最近思う。
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