11年10月23日のキノコ


ホンシメジ


コウタケ

 毎年恒例のホンシメジ探索に行ってきた。

 最初に、例年クロカワが沢山採れる山に入ってみたが、クロカワもほとんど出ておらず、1箇所出ていただけだった。この山でこれほどクロカワが無いとなると、他も期待できないと思われた。

 次の本命の山に行ってみたところ、最初のシロは以前沢山採れた時とは環境が変わってしまっているので、ほとんど見られなかった。次のシロも、元々シロ自体が小さいこともあり、今年も気配なし。一番期待しているシロに行ってみたが、すでに相当数の人が見て回った後のようで、全く見つけられなかったが、以前ずっと遅くなってから大きくなったホンシメジが出ていた付近を捜すと、何とか写真栄えしそうな株を1つ見つけることが出来た。全体的にシロ自体の痕跡はあったが、幼菌や豆菌が全く見られない事を考えると、既に例年どおり中旬に出てしまった可能性が高いように思われた。

 あまりキノコが採れず時間があったため、帰る途中にある最期の山へよってみたところ、昨年コウタケを見つけたところに雨でりん片の取れてしまったやや古いコウタケを数本見つけることが出来た。この山では、クリタケだけは良く出ていた。

 今日は気温が高く、秋キノコ採りの時期としては暖かすぎる感じだったが、今年既に出ていたキノコの種類も思うと今後新たに発生してくることは考えづらいので、今年はこのまま収束してしまいそうで、残念な感じがした。
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