12年11月23日のキノコ


シモフリシメジに似ているけど・・・

 里山散策。この時期になると見つかるキノコの種類はシロシメジ、カキシメジなどに限定されてくる。
 いつも回るコース沿いにキノコが発生していたので撮影。一見したところ、シモフリシメジにとても似ていて、発生の仕方や、ある程度の数が同じような箇所に出ている感じも本家と変わらない。しかし、今まで別の場所で明らかなシモフリシメジを採ったことがあるので、何かシモフリシメジではないという感じがする。自宅に持ち帰り、よく見ても判然としない。キノコ関係のホームページやブログなどを見ると、いわゆるニセシモフリというものもあるようだが、それと比べても、更にシモフリシメジに近いようだ。(柄や傘に黄色を感じる、傘に粘性がある、傘の表皮下が黄色っぽい、傘表面の繊維模様、ヒダの粗さなど)
 確認のため水煮にして煮汁を少々飲んでみると、舌にピリピリくるような辛味があり、シモフリシメジのようなおいしいという感じはない。口の中でキノコ自体を咀嚼してみたが、食感もシモフリシメジのような繊維質的な感じがあまりない。
 発生地では、ある程度の数が出ていたので、おいしければ採って来るところだが、本家ではないようなので、今後見つけてもミルダケになりそうだ。


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12年11月10日のキノコ


マツタケ#1


マツタケ#2


無くなっていたマツタケ(ありし日の、落ち葉をどかした状態の写真)

 いつもの里山を散策。

 相変わらずキノコはほとんど見られない状況が続いている。何箇所かあるマツタケのシロを見て回った。今年は夏場からの雨不足が影響していて、乾燥気味な場所にあるシロは子実体発生の気配すらない。それでも、やや湿り気のある場所に出来ているシロだけは、何とか子実体を発生させる事が出来たようだ。(写真#1、#2)
 先日、地面を持ち上げて出始めている箇所があったため、落ち葉をかぶせて隠してきたシロを見に行ったが、やはり見に来ている人がいたようで、マツタケは抜き取られてなくなっていた。まあまあの大きさだっただけに残念。大きく傘を開いたマツタケになるまで置いておくことは不可能なようだ。
 キノコがほとんどない状況ではあるが、キノコ最終盤になってきたようで、シロシメジの小さなものが出始めだった。

 
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12年11月03日のキノコ


やっと出てきたマツタケ

 キンモクセイの花が数日前から香っているので、里山へマツタケが出ているか偵察に行ってきた。

 山の様子は、夏場からの雨不足の影響や、最近たいして雨も降っていないため、キノコそのものがほとんどない状態。いくつかのシロを見て回ったが全く出る気配が感じられない。いろいろなマツタケ情報を見ても不作な話ばかりなので、やはりダメかと諦めつつ、更に探して歩くと、やっと頭を出しているやや小さいマツタケを発見。今秋最初の収穫となった。

 いくつかのシロを見回った感じでは、シロ自体は健在だが、水分不足のため子実体を出せないでいるようだ。
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