12年11月23日のキノコ


シモフリシメジに似ているけど・・・

 里山散策。この時期になると見つかるキノコの種類はシロシメジ、カキシメジなどに限定されてくる。
 いつも回るコース沿いにキノコが発生していたので撮影。一見したところ、シモフリシメジにとても似ていて、発生の仕方や、ある程度の数が同じような箇所に出ている感じも本家と変わらない。しかし、今まで別の場所で明らかなシモフリシメジを採ったことがあるので、何かシモフリシメジではないという感じがする。自宅に持ち帰り、よく見ても判然としない。キノコ関係のホームページやブログなどを見ると、いわゆるニセシモフリというものもあるようだが、それと比べても、更にシモフリシメジに近いようだ。(柄や傘に黄色を感じる、傘に粘性がある、傘の表皮下が黄色っぽい、傘表面の繊維模様、ヒダの粗さなど)
 確認のため水煮にして煮汁を少々飲んでみると、舌にピリピリくるような辛味があり、シモフリシメジのようなおいしいという感じはない。口の中でキノコ自体を咀嚼してみたが、食感もシモフリシメジのような繊維質的な感じがあまりない。
 発生地では、ある程度の数が出ていたので、おいしければ採って来るところだが、本家ではないようなので、今後見つけてもミルダケになりそうだ。


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