世界一周の記録

2006年8月から2008年9月まで2年1ヶ月の世界一周放浪の旅をしていました。その旅の記録です。

2006/9/14 プラハ3日目 フィーバー

2006年09月15日 18時23分13秒 | ヨーロッパ

今日も快晴ですプラハに2泊するか3泊するか迷ってたのですが、ブログの引越しを片付けるのと今後の予定が全然決まってないのでそれを考えるということをするためにもう1泊延泊することに。
9月23日(土)にハンブルグでお世話になった大学時代の友人なおくんとミュンヘンで遊ぶことになっていて、そのためにどういうルートを通るか考えて、プラハ⇒ウィーン⇒ザルツブルグ⇒フュッセン⇒ミュンヘンのような感じで行こうかなと漠然と決めました。
バスステーションへ向かったのですが迷いに迷って徒歩10分のところを2時間かかりました。いろんな人に道を聞いても、みんな知らないか適当に嘘を教えるんだもんなあ。
ネットカフェで4時間かけて(2000円もかけて)ブログの引越しと今後の予定の調査をいろいろしました。
夕食はこの旅初の日本料理屋に行くことに。昨日店の前を通ったときから、親子丼やとんかつなどのメニューにすごい魅かれててがまんできなくなっていたのです。親子丼と緑茶を頼みました。1500円くらいしたけど、大満足です!味噌汁も親子丼も完全に日本の味!うまい!うますぎる!バンザイ!ビバ親子丼!そこのシェフが日本人の方だったので1時間ほどいろいろと話しました。ユニークな人生を送ってる人で「本業は画家なんだけどね」と言ってご自身の絵葉書を頂きました。色がきれいで印象的な絵でした。
↓親子丼


夜の街をぶらぶらして(手足を掻きむしりながら)12時くらいに宿に帰ると例のアイリッシュ達に飲みに誘われました。宿でウォッカを2杯飲んでから、前日のリベンジということで今日は一緒に外に繰り出しました。バーを2件はしごして、ヨーロッパ版カラオケに行って(バーカウンターにカラオケ機が1台あるというスタイル)、昨日行けなかったクラブへ。10年前に戻った気分で踊りまくりました。そもそも彼らには僕は23歳だということにしておきました。今まで31歳というと、白人たちはいつもちょっとびっくりして変な空気になる(え?21歳の言い間違いじゃないの!?みたいな)ので、これからは白人に対してはサバを読むことにしたのです。結局朝の5時までくたくたになるまで遊びました。プラハ最後の夜は最高の夜になりました。アイリッシュたち、ありがとう!!!


2006/9/13 プラハで芸術な一日

2006年09月15日 02時22分33秒 | ヨーロッパ

なんとこの日も快晴!気分良く二日目の観光です。とはいえ虫刺されは悪化してきてかなり痒いです。
ミュシャ博物館に行きました。実は僕はここに来るまではミュシャは知らなかったので入場するかかどうか迷っていたのですが、併設されているみやげ物屋で作品を見て、とても魅かれたので金を払って入場することに。彼はポスター絵画で有名になり、その後は絵画だけにとどまらず、家具や装飾品なども手がけたアーティストです。独創的で繊細な装飾が素晴らしく作品全体としてとても調和がありインパクトの強い作品が多いです。


夕方は教会内のパイプオルガンを使ったオルガンとトランペットのコンサートへ。モーツアルトも演奏したという由緒ある教会だそうです。トランペットとオルガンの熱のこもったハーモニーが胸に突き刺さり、震えました。


その後カレル橋で大道芸を見ていたら同宿のアイリッシュ軍団と遭遇しました。彼らは宿に戻ってからクラブ(ディスコ)に行くと言って、僕を誘ってくれました。夕食を食べたら合流するよと答えていったん別れました。プラハでクラブかあ。刺激的。夕食は中華料理。やっぱり中華はおいしいですね。せっかくなので違う道を通って帰ろうとしたところ道に迷いオープン写真展の場所へたまたまたどり着きました。ここはある写真家が世界中を周って撮った航空写真を環境問題などの社会問題とからめて展示してあるところでした。写真がすごいものばかりだったし、コメントも興味深いものばかりだったので辞書を引きながら、夢中になって見入っていました。

↑あるアフリカの風景の写真。こんな面白い写真が100点くらいありました。

全部見終わったら12時半になっていました。そこからクラブへ向かったのですが、水のペットボトル持ち込み禁止だと言われたので宿に置きに行ったのですが、いったん宿に帰るとどっと疲れが出たので、せっかくのアイルランド人の誘いをほって寝てしまいました。今思えば行っとけば良かったなあ。後で聞いたら4時半まで彼らは遊んでいたそうです。


2006/9/12 プラハ1日目 美しさに感激

2006年09月15日 01時36分06秒 | ヨーロッパ

朝7時に列車が到着。今日も快晴!今回も宿をとっていなかったのでiを探してぶらぶらしました。ここで、世界一周中の元会計士さんと再会!同じ電車だったんですね。アメリカ人が騒いで寝れなかったとのこと。僕の車両のアイルランド人といい白人はほんとにパーティー好きですなあ。
彼は別の町にすぐに移動するということですぐにお別れしました。本当にまたどこかで会えたらいいですね。
余談ですが、銀行のカードは見つかったのはいいですが、例のJTBトラベルデスクとの途中までの電話で止められていたのです。名前を言ったところでぷっつり切れたのに・・・まあ、日本人は良い仕事をするということで。なので、クレジットカードでキャッシングしてお金を下ろすつもりが、これも限度額を過ぎたということで使えない!なんとびっくり!確かにクレジットカード使いまくっていますがこんな事態になるとは・・・仕方ないのでこの旅行始めてトラベラーズチェックを駅の両替屋でチェコ・クラウンにしました。予想通りすさまじいレートの悪さです。手数料も高い。(キャッシュカードはこの後宿で電話して再利用できるようにしてもらいました。電話代700円。)
そして、肝心のiが駅にたくさんある!つまりどれも公共のものではなくて旅行代理店みたいな存在っぽいです。本当は公共のところで公正な宿の紹介をしてもらいたいところですが、仕方なくそこで宿を紹介してもらいました。
宿へ向かう途中で例のアイリッシュ軍団13人と遭遇しました。なんと彼らも同じ宿だそうです。奇遇ですねえ。
宿の設備はけっこう悪いです。直前のクラコフが良かっただけにその落差が大きいです。シャワーは湯はちゃんと出るのですが常にボタンをおしておかなくてはいけなくて洗いにくいし、全てのトイレに鍵がついてないし、トイレットペーパーは切れまくってるし、そこらじゅうが壊れているし。朝食がただなのと、切れまくりのワイヤレスがあるのでまあいいとします。
肝心のプラハ観光なのですが、これがかなりすごいです。噂以上でした。ヨーロッパ的町並みには飽きてきてたのですが、ここは完全に別格です。町を歩いてるだけでテンションが上がりまくりです。観光客が休日のディズニーランド並に多いです。なんだか中世ヨーロッパテーマパークのような感じです。いや、そのもっとスケールはでかいですね。僕は特にカレル橋が気に入りました。観光客がごった返す中露店や大道芸人達もたくさんいてそれを見てるだけでも楽しいですが、そこからの景色が筆舌に尽くしがたい美しさです。なんといってもプラハ城がそびえたつ姿が先に見えるのが素晴らしかったです。
↓カレル橋



↓プラハ城

プラハ城自体もすごく良かったし、そこから見下ろす景色も良かったです。

夜のプラハも素晴らしいです。プラハ城から見下ろす夜景も、カレル橋から見上げるライトアップされたプラハ城も、橋の架かっている川辺からみる夜景も、どれも素晴らしいです。カレル橋付近には水鳥がたくさん飛んでいるのですが、その鳥もライトアップされてまるで火の鳥が飛んでいるように見えたのも印象的でした。
↓夜のプラハ城