天気の回復を期待したのですが、今日も雨・・・宿は4人部屋に一人だけでシングル状態です。寂しいながらも満喫してチェックアウト時間の11時までぐだぐだしてから、渋々観光へ。岩塩の採掘場は、雨の中坂道を20分以上歩かなければいけないし、4時間くらい時間を取られるので結局却下して、昨日言ってない町の北側ゾーンをぶらぶら歩きました。第二の観光スポットのボーン・ハウスへ。
1200個もの頭蓋骨が装飾を施されて設置してあります。
↓バラの絵とか名前、没年などが書かれています。
ここは、墓場の敷地が限られているので、お墓に10年くらい入った後にそこから取り出して、装飾した後、ここに安置するということだそうです。今までエジプトやペルーでミイラや骨を見ましたが、それらと比べるとあまり暗さが無くて、逆にかわいらしい感じでした。
↓周辺のお墓もかわいらしい
これで、ハルシュタット観光は完了です。
本当はすぐにでもノイシュバーンシュタイン城を見にフュッセンに行きたかったのですが、バックパックをザルツブルグの駅のロッカーに置きっぱなしなので、昨日来た道を引き返してザルツブルグへ。
駅でフュッセン行きの電車を調べると22:45着がありました。そこから宿を探すのは無理なので事前にガイドブックに書いてある宿を予約することに。しかし、その宿が言うには、22:30に閉まるのでそれまでに来なさい、と。ガイドブックにはその宿しか書いてないので今日中にフュッセンに行くことは却下しました。それならばとフュッセン行きの拠点になるミュンヘンで宿を探したのですが、オクトーバーフェストがすでに始まっているからなのか、どこも満室です。それならばと、趣向を変えてフュッセンに近いオーストリアの町インスブルックを検討したのですが、なぜかインスブルック行きの電車の便が少なくて、到着が23:00近くになってしまい、これも宿が閉まってしまい、無理ということが判明。ここまで行き先を閉ざされるとは・・・。仕方なくザルツブルグでもう一泊することにしたのですが、今ここは自転車レースのワールドチャンピオンシップが開催されているみたいで、宿が見つかるかどうかかなり不安でしたが(最悪24時間営業のどこかの店で徹夜か)、かろうじて4500円のシングルが見つかり、ホッと一息です。そういえば、これで3日連続でシングル(うち1日はドミに一人)に泊まっていることに。ここまでずっとドミトリーで誰かしらと同部屋だったので何か会話をしていたのですが、この3日間ほとんど誰とも会話をしていません。宿や駅での事務的会話や、道を聞いたり聞かれたりを除いて。ヨーロッパを旅していると、同じ部屋の人とくらいしか会話することがないので、シングルに泊まると誰とも会話することなく一日が終わることになりかねないのです。それが3日も続くなんて・・・
精神的に疲れた一日でした。