世界一周の記録

2006年8月から2008年9月まで2年1ヶ月の世界一周放浪の旅をしていました。その旅の記録です。

2006/10/9-16 ロンドン プチ語学留学修了・総括

2006年10月17日 04時20分17秒 | ヨーロッパ


2週間のプチ語学留学がついに終了しました。本当にあっという間に終わってしまいました。毎日英語の勉強でくたくたになって、あまり観光どころではありませんでした。
天候は、最初の1週間はロンドンらしく天気が良くなく、晴れたり雨が降ったりだったのですが、後半の1週間はびっくりするくらい毎日晴天で気温も高く、とてもすごしやすかったです。(後半は異常気象っぽいです。)
物価は噂どおり高かったです。ただ、宿は夕食付のホームステイだし、ミュージアム系が全て無料だったので、助かりました。ただ、マダム・タッソーとかロンドン・アイ(観覧車)などのアミューズメント、そして外食(学食含む)はめちゃめちゃ高かったです。不思議とネットカフェだけは大陸欧州よりも安かったです。(中心部でも1時間220円が相場)
一度、平日に力を振り絞ってロンドン・アイへ行きました。夜景がやっぱりきれいでした。そして一人だと寂しい。

ロンドン・アイ。ちょっと斜め。

ロンドン・アイから見たテムズ河

ホームステイについて。アルジェリア人とインド系2世、そして30代の夫婦だったので、想像していたホームステイ(イギリス人老夫婦)とは全然違っていましたが、居心地は良かったです。適度にかまってくれて、適度にほったらかしてくれるという感じで。食事はアルジェリア料理かインド料理だったのですが、まあまあおいしかったです。(最後は完全に飽きてきましたが。)最後に旦那さんから、旅行に必要だろうということで手袋をもらったのが、とても嬉しかったです。

アニター(左)とマリオ。良い人たちでした。

学校について。前の記事に書いたようにリスニングとリーディングは明らかに良くなりました。最初は先生や他の生徒がしゃべっていることが全然分からなかったのが、最後の方はだいたい分かるようになってきました。後、ロンドンでは駅などで新聞が無料で配っていて、行き帰りの電車でそれを読んでいたので、英語を読むことがあまり苦にならなくなってきました。(その新聞はホッチキス止めで70ページ以上あり、社会面からスポーツまで充実の内容でした。朝だけでなく夕刊まで。)ただ、最も伸ばしたかったスピーキングは、上達したのかどうか不明です。相変わらずしゃべりはたどたどしいです。(日本語のしゃべりもそんなに流暢じゃないから、しかたないのかなあ)この後の旅行での旅行者達との会話で、上達したかどうかが明らかになると思います。

↑左から、クリスチャン(20:スイス。頭脳明晰)、サラ(23:イタリア、ラテンなノリ、同期)、ゲイル(先生、なんと仏教徒、個人授業ではお世話になりました)、ベギー(19:カザフスタン、若い)、ゾエ(26:ハンガリー、物知り)

ハシーム(スーダン、ナイスガイ、唯一僕と英語が同レベル)

最後の週末について。土曜日はイギリスでの最後の観光、サッカー観戦へのチャレンジです。公式チケット代は先週調べて購入不可能という結論(最低23000円)に達していたので、この日はダフ屋に最後の望みを託し、アーセナルの本拠地エミレイツへ行きました。

しかし、最初に出会ったダフ屋がいうには「55000円。これがベストプライスだ。」
・・・もう交渉する気も起きません。ダフ屋はふらっと少し歩いただけで10人以上遭遇できたので、かなりの数がいたと思います。あるダフ屋に予算を聞かれたので11000円と応えると、はっはっはと笑って、「お前はWrong manだ」といわれました。。。まあ、最低価格は28000円くらいだったし、あきらめました。

日曜日は学校のクラスメイト・クリスチャンとサッカーの約束です。最初にして最後のプライベートな付き合いです。(何人かとメルアド交換したので旅行中に再会できるかもしれませんが)しかし、いざ行ってみると何かの手違いで、僕とクリスチャンともう一人の英語の先生マークの3人しか集まりませんでした。仕方なく3人でボールを蹴った後、もう一人その辺でテニスをしていた黒人を捕まえて4人で2:2のミニゲームをしました。最初は楽しかったけど、最後はぐだんぐだんに疲れました。

マークと。最後に年齢を聞いて27歳と分かったときはたまげました。ずっと彼が年上だと思ってました。

最後の夕食は前から目をつけていたソーホーの行列ができていた日本食レストラン「みさと」へ行きました。カツカレーがほっぺたが落ちるくらいおいしかったです。感動!

月曜日の朝に2週間前の早朝に夜行バスが到着したヴィクトリア駅を経由してガトイック空港へ。夜行バスでここに着いたのは、つい2、3日前のように思えます。あっという間に過ぎ去ったけど、楽しく充実していたロンドン滞在でした。

次の滞在地はハンガリー・ブダペストです。いよいよ旅行再開です。この後ギリシャまで陸路でぼちぼち南下して、イタリア⇒南欧⇒スペイン⇒モロッコの予定です。まずは東欧で安い物価を堪能するぞ!