↑スプリット旧市街のおかしな噴水
スロベニアから始まる旧ユーゴ諸国2カ国目は、その中で最大の観光国であるクロアチアです。前回の記事で書いた憧れの町ドブロヴニクにさっさと行きたいのですが、スロベニアからだと直接行けないので、ザグレブ経由で一旦アドリア海沿岸の町スプリットで一泊することにしました。ここからなら、セルビアのサラエボにも行けるので、サラエボからドブロヴニクへ行くルートもありかもです。
ということで、たまたま一日滞在することになったスプリットですが、これが相当良かったです。気候が穏やかで、久しぶりに半袖で過ごせるくらい気温が高く、海は青く輝き、街並も僕の大好きなクスコを彷彿とさせる感じで、現地の人もみんな明るく優しく、すぐにこの町を好きになりました。物価も今までの国に比べるとかなり安いです。前日の夜に電車乗り換えの3時間で少し観光したザグレブも、活気があって良かったです。クロアチアというとPRIDEのミルコの煽りVで暗いイメージがありましたが、実際は今回の旅行で滞在した今までのどの国よりも明るいかもしれないです。
旧ユーゴ諸国では、宿は民泊するのが一般的だそうです。電車駅やバス駅に客引きがいるので、彼らの家にそのままついていってそこに泊まるというスタイルです。スプリットでも朝7時に夜行列車が到着して、眠い目をこすりながら電車を降りると、すぐにおじいさんの客引きがやってきました。かなり眠くて疲れていたのでおとなしくついて行くことに。でも、これが大正解でした。町の中心から近く、周りも静かで、部屋も綺麗で感じが良くて、大満足でした。感じが良すぎて昼寝してしまいました。
宿の近くに感じが良い美容院があったので、初の海外散髪に挑戦しましたが、まあまあ上手くやってもらえました。先に切ってもらっていた女性のお客さんも陽気な人で、しかも日本人が好きみたいで、自分の番が終わった後もなんだかんだ僕に話しかけてきてくれました。美容士さんも感じの良い人でなかなか楽しい散髪でした。