猫的下僕生活

オハヨーからオヤスミまで愛猫銀パールに仕える下僕日記。腎・肝・膵、絶賛頑張り中!

17:貧血

2011年11月23日 | ぴ~ちの肉きうDiary

いつでも里親募集中 


初めましての方に【welcome】で登場人物のナビゲーションしてます 

 
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2001年12月2日を振り返る■■■

2001年12月2日 (日)

昨日、先生から電話があり
貧血の為に鉄分を補うシロップがあるから
使ってみてくださいと連絡があったので朝から貰いに行った。

昨夜、ぴ~ちを撫でると凄く熱くて検温したら39.7度もあった。
今朝になったら下がってたけど、先生に報告した。



『Pet Tinic ペットチニック』

黒くてドロッとしてて、舐めると鉄の味がした。
食事がとれない時に、口に流し込む為のシリンジ(針のない注射器)ももらった。
今日は小さなうんちをしてくれたけど、
ゲロッパもあり、心配は尽きない。
楽しみである筈の食事を注射器で半ば強引に与えるなんてしたくないけど
食べないとガンのくそったれに対抗する体力もなくなるもんなぁ。。。
奴の好き放題にさせてたまるかっ!!

夜になってご飯を食べさそうとしたけど、やっぱり食欲がない。
水を飲みに歩いたぴ~ちを見て心臓が凍りつきそうになった。

ふらついている・・・

貧血の症状だ

今朝はまだ大丈夫だったし
血液検査でもまだ深刻な状況ぢゃなかったのに! 

病院に電話したけど、診察は終わってるので繋がらなくて
貧血の子を持った事のある友人に電話するが
自宅も携帯も繋がらない

あ~どうしよう!!
何が出来る?!

少し待てば、救急病院の受付が始まる時間だったので
ぴ~ちの様子をみながら待った。

呼吸は落着いてて、熱はなさそう。
上体を起こしてコタツでごろんしてた。
体を撫でるとゴロゴロ言った。
時間になり、救急病院に電話してアドバイスをもらった。
年令や症状、最新の血液検査での赤血球や白血球の状況、
今のぴ~ちの様子を話した。 

「脂腺ガン」と告げると先生は落胆するように
「あ~そう・・・可哀想に・・・お大事に」と言った。

貧血は、酸素を送る役目の赤血球が減り
低酸素状態になる為に ふらつくので
安静にしてるのが一番ということだった。

そして、安静にしてる事位しかないという事だった。

朝まで頑張れ ぴ~ち

鉄分のシロップは嫌がったけどなんとか舐めさせた。
血を作る作用はないので、
今の状態には効果は期待出来ないけれど。。。

水もうまく飲めなくて、スポイトであげても嫌がるので
指で口を湿らせた。

たったの一歩、歩くのも大変なぴ~ち
トイレと水を近くに置いて、コタツで一緒に横になった。
私の足を枕にしてぴ~ちが眠っていた。
ぴ~ちの体温と呼吸を足に感じる。
呼吸は穏やかだ・・・。
しばらくして、ぴ~ちがコタツの端に移動したので
私の足枕も端に寄せた。
ぴ~ちはまた足にもたれてきた。

いつの間にかウトウトしてしまい
何時だかわからないけど深夜、ふと目が覚めた。

なんとぴ~ちが私の枕元に座っていた!
私の顔をのぞきこむようにジッと見てたので、一瞬ビックリした。

立ち上がるのも大変なのに
私の足元に居たぴ~ちが、コタツから出て
枕元まで来るのにさぞかし時間をかけ、しんどかったろう。

普通ならなんでもなく移動できる距離だけど。

いったいいつから座ってたん?
寒いだろうと、コタツの布団をめくって促し、
入りたいか聞いたら
ぴ~ちはコタツではなく
私のベッドを目指してヨロヨロと歩きだした。

ベッドの上ではなちが寝ていた。

高さ20cm程のマットレスをジャンプした。
貧血で3本足のぴ~ちの最期の力を振り絞るようなジャンプだった。
そして、なちに寄り添って座った。
その直後、ぴ~ちが吐いてしまった。
なちもベッドを離れたので、ぴ~ちを温かいコタツに寝かせた。
貧血症状が出ても、見た目はそれほど、しんどそうに見えないのだけど
ぴ~ちの体は限界にきてるのかもしれない。

 


お見苦しい部分は真っ白けに塗っちゃってますが
実は私とぴ~ちの2shot写真です。  

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 2011年11月23日(水)に想う

あの晩は、本当に不思議なくらい、急にパッと目が覚めた。
どの位の時間、私の顔を見つめてたのか・・・。
そして、まるでベッドに居るなちの傍を目指すような・・・。
旅立ちの前触れだったのだろうか。


【18:その日の朝】



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コメント
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