TOKYO EP
KIE
年齢のせいか、生活の変化のせいか、音楽というものを聴かなくなって久しい。家に帰っても音楽を聴くというような時間が持てない。またクルマの中でも、音楽よりラジオでニュースを聴いていたいと思う。よって、世間でどんな音楽が流行しているのかも知らないし、テレビで誰かが歌っていても、歌のタイトルがどっちで、グループ名がどっちなのかもわからないという状況に至る。音楽的成長が止まった者は、「こんな音楽、どこが面白いんだ」と一人ごとをつぶやくことになる。歌うのが苦手だとは思っていないが、カラオケに行っても、昔の歌しか知らない負い目から、マイクを持つこともなくなってしまう。
たまたま、あるきっかけからKIEの『TOKYO EP』というアルバムを聴いた。KIEは20才代中ごろの人だと思うが、これが、流行の音楽から遠ざかって久しい中年にも結構イケる。 偏見という意見が出るのを承知で言えば、久しぶりに言葉に意味を感じられる曲に出会った、という感じだ。 一番のお気に入りは「ひらり」。琴の音で始まるこの曲、ゆったりとしたリズム、いわゆる四七抜き、日本調音階の曲。桜の樹の下で聴くとステキなのではないか。これはweb上、「radio Camnet indies channel」というネットラジオでも聴ける。 http://camnet.jp/radio/hradicam_music04.html
「ひらり」が一番好きなはずなのに、朝、目覚めてちょくちょく頭の中を回っているのは、「2005」という曲。 あなたにわたしが必要 わたしはあなたの翼になる わたしにあなたが必要 あなたはわたしの希望 ここばっかり、頭の中でグルグル回っている。なぜ「2005」なのかという疑問はあるけれど、私にはかなりインパクトのあるフレーズらしい。
「GARLS WANT」という曲にも聴かせるフレーズがある。 口先だけなら 自由に空飛ぶ鳥たちのほうがうまく囁く… 若いのにうまいこと言うなぁと思う。永井真理子(言うほど知らないのに)を思い出させる曲だなどと一人知ったかぶりしたり。 一曲目の「DON'T GO AWAY」も一曲目にぴったりの雰囲気。これも上のネットラジオで聴ける。
ひとつだけ文句を言うと、このアルバム、たった6曲は寂しい。KIEの歌をもっと聴きたいと思うのである。さる情報によれば、来夏には、次のアルバムが出るという話だ。楽しみに待つことにしよう。 KIEのサイトはこちら。
http://kie.cc/
KIE
年齢のせいか、生活の変化のせいか、音楽というものを聴かなくなって久しい。家に帰っても音楽を聴くというような時間が持てない。またクルマの中でも、音楽よりラジオでニュースを聴いていたいと思う。よって、世間でどんな音楽が流行しているのかも知らないし、テレビで誰かが歌っていても、歌のタイトルがどっちで、グループ名がどっちなのかもわからないという状況に至る。音楽的成長が止まった者は、「こんな音楽、どこが面白いんだ」と一人ごとをつぶやくことになる。歌うのが苦手だとは思っていないが、カラオケに行っても、昔の歌しか知らない負い目から、マイクを持つこともなくなってしまう。
たまたま、あるきっかけからKIEの『TOKYO EP』というアルバムを聴いた。KIEは20才代中ごろの人だと思うが、これが、流行の音楽から遠ざかって久しい中年にも結構イケる。 偏見という意見が出るのを承知で言えば、久しぶりに言葉に意味を感じられる曲に出会った、という感じだ。 一番のお気に入りは「ひらり」。琴の音で始まるこの曲、ゆったりとしたリズム、いわゆる四七抜き、日本調音階の曲。桜の樹の下で聴くとステキなのではないか。これはweb上、「radio Camnet indies channel」というネットラジオでも聴ける。 http://camnet.jp/radio/hradicam_music04.html
「ひらり」が一番好きなはずなのに、朝、目覚めてちょくちょく頭の中を回っているのは、「2005」という曲。 あなたにわたしが必要 わたしはあなたの翼になる わたしにあなたが必要 あなたはわたしの希望 ここばっかり、頭の中でグルグル回っている。なぜ「2005」なのかという疑問はあるけれど、私にはかなりインパクトのあるフレーズらしい。
「GARLS WANT」という曲にも聴かせるフレーズがある。 口先だけなら 自由に空飛ぶ鳥たちのほうがうまく囁く… 若いのにうまいこと言うなぁと思う。永井真理子(言うほど知らないのに)を思い出させる曲だなどと一人知ったかぶりしたり。 一曲目の「DON'T GO AWAY」も一曲目にぴったりの雰囲気。これも上のネットラジオで聴ける。
ひとつだけ文句を言うと、このアルバム、たった6曲は寂しい。KIEの歌をもっと聴きたいと思うのである。さる情報によれば、来夏には、次のアルバムが出るという話だ。楽しみに待つことにしよう。 KIEのサイトはこちら。
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