新しいブーツを持ってスキーに出かけたのが3月29日。
気温は昼ごろで15度くらいでした。思うより客の入りは多かった。15度もあると、雪質が悪いなんて文句いう人はいないでしょうね。寒くないし、ドライブは楽だし、花見も道中で楽しめます。名前を知らないのが残念ですが、ゲレンデでも鳥の鳴き声が聞こえます。
さて、新しいブーツ。なんとなく履き心地がいいような気がしています。単に自分の気持ちなのかも知れません。何より脱ぎ履きがしやすい。考えてみると昨年粗大ごみに出した17年使ったブーツは、まだカービングスキーが出る前の製品です。恥ずかしながらデモモデルと書いあった。滑りの技術は棚に上げて言いますが、これでスキーとブーツの傾向が一致したということでしょうか。難しいことはわかりませんが、左右のスキーを広くとって(ぴったりと揃えずに)滑るとスピードが出ていい感じです。
一人ですから、誰かをゲレンデで待つ必要もなく、レストランで話し込むこともなく、1度の休憩を除けば、リフトに乗っているか滑っているかのどちらかの3時間ほどでした。記憶では20本。冷静に考えればリフトのチェアに座っている時間が圧倒的に多いのですが。
SKI LINEによれば、私は、この日20回リフトに乗り、延べの標高差が2300m、滑走距離が14km。最初にチケットを使ってから返却するまでが、208分だそうな。SKI LINEというのは、リフト券の使用状況を集約して蓄積し、ユーザーに情報を提供するというサービスです。ヨーロッパが発祥だと思いますが、日本ではニセコ、丸沼高原、志賀高原、そして奥伊吹がこのサービスをしているそうな。でも、こんなことをわざわざ教えてもらわなくてもねぇ。
帰りに、伊吹野そばを食します。近頃美味いとは思えなくなって。どうしてでしょう。私の舌が鈍感になってきたのかな。それとも、お店の味自体が落ちたのかな。そぱのようなナーバスなものは、同じお店でも今とさっき出てきたのとで味が違うこともありますから、近頃ハズレばかりに当たったのかな。帰って子供に、「あの蕎麦屋さん覚えているだろう。今日食べてきたんだけど、あんまり美味くなかったんだ」と話すと、「お父さんの期待が大きすぎるということじゃないの」とあっさり返されました。エラソーに人生しているような物言い。
そんなふうに、私の2013-14のスキーシーズンは3月29日にスタートして、同日終了したのでした。
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