ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

やっとシーズンイン(1)

2014-03-30 18:05:42 | PiTaPaより遠くへ

 3月も終わり。スキー場がクローズしていくなか、やっと私のスキーシーズンがやってきました。
 この冬は、休日も何かと忙しく、ずっとスキーにも行けずにいました。2月の終わりに平日が一日空いたのですが、これがいいタイミングで雨。あきらめました。
 そして、29日。
 その前にブーツの話を書かなければなりません。

 今シーズン、スキーブーツを新調しました。前のブーツは昨シーズンの終わりごろに粗大ゴミに出しました。物持ちのよいことに17年ほど履きました。もっとも、シーズンにせいぜい3日、少ない年には1日くらいしか滑りませんから、17年合わせても履いた日数はしれています。
 以前に、富良野スキー場のスキーインストラクターと話したことがあって、彼らにとってはスキーであれ、ウェアであれ装備は1シーズンで使い切りだというのです。とても不思議なことでしたが、1シーズンに100日使用するとしたら十分傷みもするし、捨てても惜しくはないでしょう。こちらは17年ほどかかっても、使っている時間のトータルは彼らの何分の1か。
 それでももう捨てなきゃと思うようになったのは、ゴム部分を中心に劣化が急に感じられるようになったからです。スキーブーツの正体はプラスチック。使用中にいきなり割れるというようなことになれば、事故の可能性だって考えられます。「いい年をして、装備を惜しんで骨折だってよ。」と笑われるのもいやだ。だから履いた後は、インナーを取り出して十分乾燥されてきたつもりなのですが、もうそろそろと。
 思いついたときに捨てなければ、「もう1日くらいは履けるだろう」とまた1年、また1年。そしてXデーが…
 すると今度は新しいブーツを買っておかなければ面倒くさくなって、スキーから遠ざかってしまう気がして…元来スポーツを好んでする人間でもありません。球技に至ってはオンチの領域。パチンコまで含めてほぼ無縁な者です。そんな私がたまたま先達の指導のおかげで、スキーだけは面白いと思えるようになりました。ですから、買ったことで勢いをつけようという作戦です。


 安いのを一足買うつもりでアルペンに行きました。2月のことです。私のような緩斜面で遊んでいるだけの永遠の初級者(初心者にあらず)は、お店中で一番安いので十分だと思うのですが、スタッフが、フレックスがどうのバックルがどうのと、結局決まったのがノルディカの3バックルのもの。近頃はスキー靴の評価のひとつにフレックスという指標があるそうです。フレックス90。80のを選べば半値で済んだのに。
  このブーツを何年履くかわかりませんが、前回のと同じくらい使うとしてら、捨てるのは70才。うーん、おそらく人生最後のスキーブーツになるでしょう。不思議な、少し寂しい気持ちです。


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