ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

上津屋橋

2009-08-27 17:26:03 | PiTaPaで歩く
   8月25日未明、京都府八幡市と久御山町の間の木津川にかかる、上津屋橋(こうづやばし、通称流れ橋)の一部が燃えた。
  そんなことは全然知りませんでした。時代劇で何度も見たことがある(つもりの)上津屋橋、ずっと以前からいっぺん見てみたかったこの橋に行こうと決めたのは前日。
  近鉄京都線の久津川駅で降りて、西へ西へ歩いていきます。国道24号線を越えて木津川の土手に上がり、下流にむけてしばらく歩くと流れ橋が見えてきます。駅からおよそ3km.。電車で行くには少々遠いところにあります。
  この橋のことを知ったのは20数年前。友人が面白いよと紹介してくれた新書が橋に関わるもので、その中に出てきたのでした。
  橋のたもとに警備員さんが一人。橋の上には水着の小学生が二人。5m.はあろうかという川面に飛び込むというのです。すでに1度飛び込んだけれどあまりに浅いので、警備員さんが心配をしていました。
  橋を渡ると中ほどにパイロンが立ててあります。この夏の大雨で橋の一部が壊れたのかなと思っていました。渡りきって写真を撮っていると、自転車を押して渡りかけたおじさんが、間の悪いときに来たねと言います。おじさんによると、パイロンが置いてあるのは橋が不審火で燃えたその箇所だそうです。新聞によると花火の火が燃えたのではないかと書いてあったけれど、花火の火では燃えない。誰が火をつけたに違いないというのです。以前にもこんなことがあったらしい。
  それから、映画のロケの話や、1度橋が流れると約3000万円かかる話や、その費用を八幡市が負担する話、藤田まことの流れ橋碑の話を聞かせてくれました。
   帰ってから、webで新聞記事を確認すると、なんと火事はその日の朝の話。赤く目立つパイロンも警備員さんの黄色も、たしかに写真ほ撮るには目立ちすぎます。本当に間の悪い、いやタイミングの良すぎた上津屋橋訪問でした。

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