じゃ、おまえはどうなんだというと、どことどこの試合かも知らないまま、鞄持ちで来たような次第。本当にオンチです。阪神の選手も、テレビで見てい
るとアップやテロップがあって、選手の顔も少し知っているような気がしていますが、いざ生でとなると、誰が誰かもよくわかりません。背番号を見て選手がわかるほどお利口ではないのです。
イチローの打順になって、例のバットをピッチャー側に立てて静止する、あのポーズになると、打席の向こう側(三塁側)の客席がカメラのストロボで、
キラキラ光る。見事です。美しいくらいです。ところがその様子を感じたこちら側の観客席から失笑が漏れるのです。もしたしたらあちら側でも同じ風景が見られて、失笑モノかも知れません。イチローからすれば嫌でしょうね、プロではあっても。だいたいこんな距離でストロボが光ること自体、帰って画面が暗くなる可能性こそあれ、綺麗に写る期待はできません。カメラオンチの具現です(野球オンチが言うか?)。私もご主人様のカメラを光らないようにセットして差し上げました。
だいたい、このドーム内に何台のカメラが持ち込まれているのでしょう。ケータイのカメラを除いても万に届くのではないでしょうか。千本刀ならぬ千台
カメラなら、弁慶が10人は必要ですね。
5対1で阪神の勝ち。贔屓のイチローは一安打。ホームランは阪神の金本とマリナーズに1本ずつ。イチローが守備で見せるような場面もなく、守備では屈伸ばかりしていました。ご主人様も当然ながら、私の隣にいたおばさんも「イチローを見に来たのに…」と不満そうでした。後でケータイで見たYahooの画面では、「マリナーズ阪神に完敗」とタイトルが付けられていました。
帰りは東京駅の大丸、「永坂更科 布屋太兵衛」でそばを食べました。そばも二種類、出汁も二種類出てきましたよ。大丸のトイレが素晴らしかったので思わずシャッターを押してしまいました。
やはり、500キロの道のりを往復してきたとは思いがたく、気持ちとしては京セラドーム大阪で試合を見てきたくらいの感覚です。新幹線がどんどん速くなるというのも便利ではありますが、気分としてはねぇ。それに、荷物が少ないというのも、「ちょっとそこまで感」を強くするように思います。出発の前夜に荷物を整えることから旅はきっと始まるものなのでしょうね。
これまたいつ時代の人間かと笑われる話を自分のメモのために残しておきましょう。つい先日、100系と300系が姿を消したという話題がありました。N700系に初めて乗ったのは2007年の夏ですが、今回、N700系ってこんなに足下が広かったっけという驚き。お尻を前にずらせばほぼ体をまっすぐにできます。テレビでしか見たことがないけど、格安航空会社のピッチを詰めたシートは辛いよなぁと思いました。もうひとつ、昔はトンネルに入るたびに耳がツーンとしなかったっけと思い出しました。勘違いでしょうか。そして今日よりも前に新幹線乗ったのはいつだったっけと思い起こしてみると、2008年の夏が最後でした。記憶はおぼろです。
(おしまい)
エスカレーターの急ぐ人を空けるのは、今でもたまに関西に行くと間違えてしまいます。
私も元々関西人なのに…。
TVでどこから左右が変わるか調べてる番組を観たことがありますが、名古屋あたりがちょうど左右バラバラだったような気がします。
でも行き帰りとも富士山がキレイに観られて良かったですね。食事もとても美味しそうです。
イチローが活躍しなかったのは残念でした。
iniさまに倣って?新幹線に乗ると富士山が気になります。富士川鉄橋を越える辺りではデッキに立って準備を…。
ラッキーなことに、天気の具合がよかったことと、何枚か撮ると、電信柱も電線もないのがありました。
折角の東京、もう少し、ウロウロではたら良かったのですが。