社会人から教員に ~40代後半での教員採用試験体験記~

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2学期成績評価終了とボヤキw

2024-12-20 20:09:44 | 時間講師
2学期の成績評価が終了。
300人弱の生徒の期末テスト採点と2学期成績評価を約2週間で。
去年までの正規教員時と違い「学校で夜遅くまで」or「土日に」仕事が出来ない。
ある学校のテスト日と別の学校のテスト返却日が重なった日は、売れっ子芸能人並の綱渡り。
テスト返却後の授業準備も重なり、ムチャクチャ忙しかった。

今年度は週22コマ。普段の授業は回せるけど、学期末は採点と評価が重なって超大変。
多少収入は減っても、来年度は受けるコマ数を減らそうと決意した次第。
講座あたり生徒数の少ない学校からの依頼ばかり受けられたらいいなぁw

そう言えばある学校で「常勤に戻られないんですか?」と聞かれた。
「先生なら(能力的に)常勤出来ますでしょ?」
いやいや、出来るけどやらないんですよ。
ワタシの年齢は今年度で定年延長終了なので、来年度以降常勤ということは再任用でしょ。
60歳年度時報酬の4割減以上で常勤の激務?
まっぴらごめんですよw

ご参考に先程配信された新しいニュースをご紹介w
産経新聞 12/20(金) 19:25配信
精神疾患で休職の教員7119人 3年連続過去最多、多忙などストレス要因か 文科省調査
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7adcd46d17ea9d7e3fe39759b66d8b275615ec2

いやな思い出

2024-11-23 03:11:12 | 時間講師
高校に3観点別評価が導入される前の「いやな思い出」です。

3観点別評価の説明のため、当時の勤務校に教育委員会の方が説明に来られました。
校長の知り合いの方だそうで、校長が依頼して来ていただいたとのことでした。
3観点別評価の説明を聞くと、これはもう間違いなく業務量が大幅に増えそうでした。
「仕事が多過ぎて残業が多く自宅で教材やテストまで作ってるのにまた仕事増やすのかい」とムカつきました。
質問タイムになりましたが、皆ムカついているはずなのに、遠慮してなのか誰も質問しません。
仕方なく(=怒りを抑えられずw)、手を挙げました。
「素晴らしい取組みですが仕事量が増えると思いますので残業時間を減らすサポートはいただけないでしょうか?」
というようなことをできるだけ穏やかに丁寧にお聞きしたつもりです。
回答は「サポートは考えて無いので現場で頑張って」的な内容でした。
「ありがとうございました」と大人の返事をしながら「やっぱりね」と心の中でつぶやきました。
終了し、「言うべきことは言ったぞ」と思っていると、何人かの先生方から質問した事へのお礼を言われました。
外に出ると、校長から呼ばれました。
「せっかく説明にきていただいたのに、あのようなことは聞かないでほしい」というお叱りでした。
「はあ」と答えましたが、心の中は「ふざけるな」でした。
という「いやな思い出」でした。

3観点別評価導入後はやはり業務量がムチャクチャ増えました。特に初年度。
勤務校の若い先生がたくさん残業し、教科で使える3観点別評価用のシートを作ってくださいました。
ありがたやありがたや。まさに「現場で頑張って」でした。
おそらく各学校や各教員が「現場で頑張って」対応した(している)のだと思います。
民間だったらサポート部門のそういうのが得意な部署や担当者が作って配布してくれるはず。
そうじゃないと残業は増えるし評価は統一されないし事故は起こりやすいし。

何でもかんでも「現場で頑張って」対応しちゃうのが、教員の残業が減らない理由の大きなものなのです。

保護者対応を教員の仕事から切り離そう

2024-11-15 21:10:00 | 時間講師
ようやく教員のなり手不足、教員の労働環境のブラックさが広く知られはじめ、多くの報道もされるようになりました。
以下は最近の報道の数々。

教員給与の改善は働き方改革、残業短縮条件 財務省案、文科省との隔たり大きく(11/11(月) 18:57配信 産経新聞)
https://news.yahoo.co.jp/articles/e304c37e2dd49502ffde5f10293f64007c58e727

財務省案「現場支援欠く」と反論 公立教員給与巡り文科相(11/12(火) 12:10配信 共同通信)
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c60d1b4e8b95395f8fe0e9dff34bd13340eb7af

教員の残業代「教職調整額」、財務省・文科省の主張に隔たり…年末までに詰めの作業行う方針(11/12(火) 18:02配信 読売新聞)
https://news.yahoo.co.jp/articles/82dd194ba842d925c5d58f88673f76a62f0c40a4

教員の給与制度、財務省の見直し案に「教師の職責を軽視」 教育関係23団体が緊急声明(11/15(金) 17:41配信 産経新聞)
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf2f566bf7fb48952b4c902cd27de24b7c299b96

焦点は教員確保のために教員の働き方改革をどうするか、残業代をどの程度まで支払うか。
教員免許所持者および財源は限られているため、文科省と財務省で揉めているようです。

よござんす。ではワタシが良い提案をしてあげましょう。
それは「保護者対応を教員の仕事から原則切り離す」です。
授業関連は教員免許を持っている教員がやらないといけませんが、保護者から休みの連絡を受けたり相談に乗るのは「他の人」でもいいでしょう?
保護者対応を教員の仕事から切り離すだけで残業時間も心理的負担も減り、なり手も増えることでしょう。
ワタシが定年延長しなかった大きな理由が「わからずやで自分勝手な保護者の相手をするのはもう嫌だ」ですから。

なお「他の人」はどんな人がいいのかはワタシは専門では無いので知りませんw

追記(2024.11.17 00:24)
裁判所も保護者対応は労働時間と認めていませんしねw
https://www.chunichi.co.jp/article/559176
https://news.line.me/detail/oa-aera/g00fbjd2pxfu?mediadetail=1
https://president.jp/articles/-/53725?page=1

東京都職員給与、月額1万円超上げ

2024-10-20 15:22:54 | 時間講師
産経新聞の10月18日報道によると「東京都職員給与、月額1万円超上げ 32年ぶり高水準、初任給も大幅増 都人事委勧告」だそうで。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2a0e202938c639e8435f99ca25f0065ca9cc2c3

東京都人事委員会「令和6年職員の給与に関する報告と勧告」の内容は下記の通り。
例月給、特別給ともに3年連続の引上げ改定
 例月給
 ・公民較差(10,595円、2.59%)解消のため、給料表を引上げ改定
 ・初任層に重点を置きつつ、人材確保の観点から初任給を大幅に引上げ
 ・職務の級の職責差を一層給与へ反映させる観点から、各級においてメリハリをつけた改定
 特別給(賞与)
 ・年間支給月数を0.20月分(4.65月→4.85月)引上げ、期末手当及び勤勉手当に配分
https://www.saiyou.metro.tokyo.lg.jp/saisin_kankoku.html

産経新聞報道では「月給は今年4月に遡って支給する。ボーナスは今年12月の支給から実施する。」とのこと。

時間講師にも適用されるのかなぁ。
今年度報酬は約538万円だから、2.59%上がると約14万円増で約552万円になる計算。
適用されるといいなぁw

今年度の社会保険

2024-08-19 02:00:02 | 時間講師
今年度から時間講師になるにあたり、「複数の任用に関する時数を合算することにより、週当たり持ち時数が20時間以上の時数に達するとき、その20時間以上の時数を満たしている期間が2か月を超えることが見込まれる者」は社会保険(厚生年金保険、健康保険、介護保険)の加入対象だと思っておりました。そのため複数の学校で週22時間を受け持つことにしました。しかし、その前提条件が「同一の区市町村教育委員会・同一の都立学校・同一の教育庁出張所(島しょ)において」であることを見落としておりました。つまり1校で週20時間以上受け持たないと対象外なのです。ということで私の場合は今年度から厚生年金は納付終了で、健康保険と介護保険は公立学校共済組合の任意継続組合員を選択。私と同様の道を選ばれる方は、任意継続掛金は相当高額ですので用意しておいて下さいね(私の場合で年額約50万円)。

さて、「時間講師でも複数校で週20時間以上受け持ちすれば社会保険加入対象」と勘違いして、今年度は頑張って複数校で週22時間を受け持ちましたが、来年度は20時間未満でも社会保険対象外なのは同じです。もちろん受け持ち時間が減ると収入は下がりますが、心理的切迫感は無くなりましたので良かったかなとw