4月最後の日。教員生活ちょうど1か月です。さすがに少々疲れが溜まっていたのか、昨日は休息中心の一日でした。今日はようやく気力が戻ってきて、日中は生産的な活動ができました。そして此処では、延び延びになっていた「欧州世界遺産の旅」を書き始めようと思います。・・・・といっても、もう三か月以上経過しているので、駆け足モードになりますが。
出発したのは1月17日月曜日の夜。海外旅行オフシーズンである1月中旬の平日、それも月曜日に出発というのは、まさに「サラリーマンの夢」。ついに実現です。到着した成田空港は、これまで見たこともない「閑散!」「ガラガラ!」な世界で、大感動。チェックインも出国審査も待ち時間なしだったので、搭乗手続き開始まで、の~んびり過ごすことができました。
最初の目的地はベルリンですが、直行便ではなく、パリ経由。成田~パリ、パリ~ベルリン、どちらもエールフランス便です。エールフランスと言えば「パネルクイズアタック25」を連想してしまうワタシ(児玉清さんは体調を崩されているそうで、お早いご復帰を祈念しています)。
パリに到着してすぐに世界対応ケータイの設定にチャレンジ。問題なく繋がり、ツィート開始。おフランスと言えばイヤミ、という世代なので、「~ざんす」口調での舞い上がった内容で始まったのは、フォロワーの皆さんはご存知の通り。
乗り継いだ便がベルリンに近づき、高度を下げると、パリ近郊の「柔らかく、いい意味で不規則な街並み」ではなく、「角々しい、定規で描いたような幾何学的な街並み」が見えてきました。そして実際に歩いてみたベルリンの街のほとんどは、「石!」「角!」「冷え冷え!」「実用的!」「灰色!」という感じでした。
ベルリンでの移動は、バスと鉄道(地下鉄&地上電車)が便利。お得な1日乗車券を買えば、いちいち切符を買う必要はありません。空港からバスで市内中心部に行き、まず目指したのは定番のブランデンブルグ門。むろん、石、角、冷え冷え、灰色です。そのあと、日本人ビジネスマンとして見ておきたかったソニーセンターへ行ってみると、ソニーのショールーム、映画館、ショッピングセンターやらが集まっていて、そのあたりだけは「日本とアメリカとドイツの混合シャッフル」になっていました。
そして向かったのは、ベルリン訪問の最大目的である「ベルリンの壁」があったあたり。歩いていくと、「古いけど洒落たデザインの建物」と「古くて安っぽくてボロっちい感じの建物」が道を挟んで並んでいる場所が増えてきます。資料で見ると、やはり旧西ベルリンと旧東ベルリンが「壁」で分断されていたところ。もはや「壁」は観光資源や歴史遺産の保存などの特別な目的のため、ごく一部だけしか残されていないのに、です。写真は、その中でも最も大規模に残された「壁」。そのあとで見学した「壁博物館」には、この「壁」を突破して自由を得るために命を懸けた(散らした)人々の、膨大な記録が残されていました。知識や映像としては知っていた「ベルリンの壁」、でも、やはりその場所に来て本物に触れた実感、迫力は想像以上。「来てよかった」、そう思うと、ツィートのテンションがウナギのぼりに。
はっと気が付くと、さっき朝だったのに、もう午後遅い時間になっていました。博物館を出たところに、美味そうなソーセージスタンドがあったので、さっそく注文。でっかいソーセージをパンにはさみ、たっぷりのケチャップとマスタードソースをかけてくれて、2ユーロ弱。この時の交換レート(現金)は「1ユーロ=112円(今は128円!)」だったので、だいたい220円。さらに、大きめのカップに入ったホットコーヒーを頼んで1.5ユーロ(約170円)。合わせて400円かからない昼食を、ベルリンの街中の立食スタンドでパクついていると、今朝着いたばかりとはいえ、なにか「地元民」のような気持ちになってきます。
腹が満ちたところで、地下鉄に乗って今日の宿に向かうことにしました。というところで、次回に続きます。
出発したのは1月17日月曜日の夜。海外旅行オフシーズンである1月中旬の平日、それも月曜日に出発というのは、まさに「サラリーマンの夢」。ついに実現です。到着した成田空港は、これまで見たこともない「閑散!」「ガラガラ!」な世界で、大感動。チェックインも出国審査も待ち時間なしだったので、搭乗手続き開始まで、の~んびり過ごすことができました。
最初の目的地はベルリンですが、直行便ではなく、パリ経由。成田~パリ、パリ~ベルリン、どちらもエールフランス便です。エールフランスと言えば「パネルクイズアタック25」を連想してしまうワタシ(児玉清さんは体調を崩されているそうで、お早いご復帰を祈念しています)。
パリに到着してすぐに世界対応ケータイの設定にチャレンジ。問題なく繋がり、ツィート開始。おフランスと言えばイヤミ、という世代なので、「~ざんす」口調での舞い上がった内容で始まったのは、フォロワーの皆さんはご存知の通り。
乗り継いだ便がベルリンに近づき、高度を下げると、パリ近郊の「柔らかく、いい意味で不規則な街並み」ではなく、「角々しい、定規で描いたような幾何学的な街並み」が見えてきました。そして実際に歩いてみたベルリンの街のほとんどは、「石!」「角!」「冷え冷え!」「実用的!」「灰色!」という感じでした。
ベルリンでの移動は、バスと鉄道(地下鉄&地上電車)が便利。お得な1日乗車券を買えば、いちいち切符を買う必要はありません。空港からバスで市内中心部に行き、まず目指したのは定番のブランデンブルグ門。むろん、石、角、冷え冷え、灰色です。そのあと、日本人ビジネスマンとして見ておきたかったソニーセンターへ行ってみると、ソニーのショールーム、映画館、ショッピングセンターやらが集まっていて、そのあたりだけは「日本とアメリカとドイツの混合シャッフル」になっていました。
そして向かったのは、ベルリン訪問の最大目的である「ベルリンの壁」があったあたり。歩いていくと、「古いけど洒落たデザインの建物」と「古くて安っぽくてボロっちい感じの建物」が道を挟んで並んでいる場所が増えてきます。資料で見ると、やはり旧西ベルリンと旧東ベルリンが「壁」で分断されていたところ。もはや「壁」は観光資源や歴史遺産の保存などの特別な目的のため、ごく一部だけしか残されていないのに、です。写真は、その中でも最も大規模に残された「壁」。そのあとで見学した「壁博物館」には、この「壁」を突破して自由を得るために命を懸けた(散らした)人々の、膨大な記録が残されていました。知識や映像としては知っていた「ベルリンの壁」、でも、やはりその場所に来て本物に触れた実感、迫力は想像以上。「来てよかった」、そう思うと、ツィートのテンションがウナギのぼりに。
はっと気が付くと、さっき朝だったのに、もう午後遅い時間になっていました。博物館を出たところに、美味そうなソーセージスタンドがあったので、さっそく注文。でっかいソーセージをパンにはさみ、たっぷりのケチャップとマスタードソースをかけてくれて、2ユーロ弱。この時の交換レート(現金)は「1ユーロ=112円(今は128円!)」だったので、だいたい220円。さらに、大きめのカップに入ったホットコーヒーを頼んで1.5ユーロ(約170円)。合わせて400円かからない昼食を、ベルリンの街中の立食スタンドでパクついていると、今朝着いたばかりとはいえ、なにか「地元民」のような気持ちになってきます。
腹が満ちたところで、地下鉄に乗って今日の宿に向かうことにしました。というところで、次回に続きます。