欧州世界遺産の旅の記事を8年もさぼっている中、旅の途中で訪れたパリのノートルダム大聖堂火災のニュースを知りました。大変残念で、悲しい気持ちです。画像は2011年1月21日夕方に撮影したもので、世界史の授業で、ゴシック建築の代表例のひとつとして生徒たちに見せています。今にして思えば、もっと沢山撮っておけばよかった。お見舞いを申し上げるとともに、再建をお祈りいたします。
教員9年目の春を迎えました。昨年の春は卒業クラス担任であるとともに新1年次主任&担任だったので非常に多忙でしたが、今年は2年次主任&担任だけ(?)なので、1年前ほどの慌ただしさはありませんでした。勤務校は5年目となり、もうベテランの域です。
さて、実は4月から主任教諭という職になりました。東京都の教員の任用制度では「国公私立学校の正規任用教員又は臨時的任用教員としての教職経験が通算して8年以上(ただし都教職経験が継続して2年以上)、年齢30歳以上60歳未満」の教員が主任教諭選考を受験できます。詳しくは下記の「東京都教育員会 教員の任用ページ」をご参照ください。
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/staff/personnel/screening/assignment/about.html
この3月末で都の教諭経験が丸8年・年齢55歳である私は有資格者になったということで昨年夏の主任教諭選考試験を受け、合格したというわけですね。これで給料表の「職務の級」が2級から3級に上がるので、どのくらい給料が増えるのか少し楽しみです。繰り返しますが、少し、ね。
それでは今年度は56歳になる私は、最短であればどこまで昇任できるのか、先程ご紹介した東京都教育員会 教員の任用ページ」を見て考えてみましょう。来年度に私は「主任教諭歴2年以上、34歳以上58歳未満」という条件を満たす(主任教諭歴2年、年齢57歳)ので4級職選考を受けることができます。これに受かると「主幹教諭あるいは指導教諭」になれます。給料表は3級から4級に上がります。
その上を目指す場合、教育管理職選考を受けることになりますが、私の年齢では受験資格を得ることができません。教育管理職選考Aは「主任教諭歴2年以上」で受けられますが「年齢は44歳未満」、教育管理職選考Bは「主任教諭歴2年以上46歳以上54歳未満」ですので最初から年齢オーバー。教育管理職選考Cは「主幹教諭・指導教諭歴3年以上、50歳以上60歳未満」ですが「主幹教諭・指導教諭歴3年以上」を満たす年度には私は60歳となるため、やはり年齢オーバー。現行制度が続く限り、私が最高に昇任できるのは4級職まで、ということがわかります。
というわけで、民間企業から転職して都の教員を目指す皆さんで、校長や副校長などの管理職を目指す場合は、私よりずっと若い時点でチャレンジされることをおすすめします。
※今回もまたまた「宇宙よりも遠い場所」の学校現場的考察はお休みです。申し訳ありません。
さて、実は4月から主任教諭という職になりました。東京都の教員の任用制度では「国公私立学校の正規任用教員又は臨時的任用教員としての教職経験が通算して8年以上(ただし都教職経験が継続して2年以上)、年齢30歳以上60歳未満」の教員が主任教諭選考を受験できます。詳しくは下記の「東京都教育員会 教員の任用ページ」をご参照ください。
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/staff/personnel/screening/assignment/about.html
この3月末で都の教諭経験が丸8年・年齢55歳である私は有資格者になったということで昨年夏の主任教諭選考試験を受け、合格したというわけですね。これで給料表の「職務の級」が2級から3級に上がるので、どのくらい給料が増えるのか少し楽しみです。繰り返しますが、少し、ね。
それでは今年度は56歳になる私は、最短であればどこまで昇任できるのか、先程ご紹介した東京都教育員会 教員の任用ページ」を見て考えてみましょう。来年度に私は「主任教諭歴2年以上、34歳以上58歳未満」という条件を満たす(主任教諭歴2年、年齢57歳)ので4級職選考を受けることができます。これに受かると「主幹教諭あるいは指導教諭」になれます。給料表は3級から4級に上がります。
その上を目指す場合、教育管理職選考を受けることになりますが、私の年齢では受験資格を得ることができません。教育管理職選考Aは「主任教諭歴2年以上」で受けられますが「年齢は44歳未満」、教育管理職選考Bは「主任教諭歴2年以上46歳以上54歳未満」ですので最初から年齢オーバー。教育管理職選考Cは「主幹教諭・指導教諭歴3年以上、50歳以上60歳未満」ですが「主幹教諭・指導教諭歴3年以上」を満たす年度には私は60歳となるため、やはり年齢オーバー。現行制度が続く限り、私が最高に昇任できるのは4級職まで、ということがわかります。
というわけで、民間企業から転職して都の教員を目指す皆さんで、校長や副校長などの管理職を目指す場合は、私よりずっと若い時点でチャレンジされることをおすすめします。
※今回もまたまた「宇宙よりも遠い場所」の学校現場的考察はお休みです。申し訳ありません。