社会人から教員に ~40代後半での教員採用試験体験記~

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教員、定年延長せず「当初の予想より退職希望者が多かった」w

2024-07-09 23:33:20 | 日記
こんな記事を見ました。

【独自】公立小中高校などの3割が教員不足が「悪化」定年61歳引き上げも「数十人規模退職」の事例も 文科省調査 
https://news.yahoo.co.jp/articles/6159a1332fb88fddbddfa0324e9d1a42d1e75e82

小中学校では「改善した」と回答した教育委員会が2割以上となり前の年より増えたが、高校については「状況が悪化した」と回答したのが3割以上となる事も分かった。
教員の定年は2023年、61歳に引き上げられたが、文科省の調査では多くの教育委員会から「当初の予想より退職希望者が多かった」との声が聞かれたという。
ある自治体では、定年を延長し勤務を続けると見込まれていた教員が数十人規模で退職してしまったケースもあり、教員不足がおきた原因の1つとみられている。

やっぱりねw
「定年延長」前より仕事が忙しくなる可能性がある(私の場合は確実でした)のに給料3割減なんて選択、多くの人がすると思ったのでしょうか。
「当初の予想より退職希望者が多かった」って、いったいどんな脳天気な予想をしていたのでしょう。
責任者は「悪化」の責任とってね。

時間講師報酬(期末・勤勉手当修正版)

2024-06-29 03:18:14 | 日記

時間講師になって約3ヶ月。期末手当・勤勉手当が出ました。

思っていた金額よりずっと多くて驚きました。

6月期で1.20月で 375,000円くらいだと思っていたのですが、それは期末・勤勉手当それぞれで、つまり倍でした。

思い違いをしていました。

(ただし支給日時点では勤務校の1校については勤務データが反映されておらず減額されていて現在調査中ですが)

ということで私の今年度の時間講師年収額予想修正版です。

第一種報酬323,180円×12月=約388万円

期末手当・勤勉手当約75万円×2=約150万円(減額分が正しく戻された場合)

合計で約538万円。

今年度「定年延長」していたら年収は3割減で588万円くらい。

何と年収で50万円ほどしか減らない予定。

それで担任や年次主任の仕事から離れ、理不尽な対応やストレスが無くなり精神的に非常に楽で、 教材づくりなどむしろ楽しいくらい。

授業が終われば基本的にすぐ帰れ、1日7時間授業の日は体力的にやや大変ですが、 その分週休3日で平日1日を有意義に使えてます。

いよいよ「定年延長」せず時間講師になって良かったw


週22時間授業で心地よい疲れw

2024-05-10 11:38:14 | 日記

昨夜は21時過ぎに寝てしまい、朝までぐっすり。

1~5時間目連続授業だったのでへとへとで、ちょっとした長距離走のようなものだったのかもしれない。

月曜と水曜は1~3時間目連続授業で、他校に移動してから2時間連続授業。

火曜は1~5時間目連続授業で、他校に移動してから2時間連続授業。

木曜は1~5時間目連続授業で、1週間22時間の授業。

授業関連だけで、余分に仕事したら授業の無い日に振り替えればよし。

厄介な生徒・保護者対応もなし。

企画調整会議も年次会も部活指導も行事指導も諸々打ち合わせも自己申告もなし。

日直も下校指導も試験監督も若手教員指導も教員間の揉め事対応もお悩み相談その他もなし。

定年延長年収に比べ約120万円減ですが、ストレス激減を考えれば安いものw

心地よい疲れですw


時間講師報酬

2024-05-03 17:53:49 | 日記

時間講師になって1ヶ月。初めての給料袋が出ました。

基本は「東京都時間講師制度の概要」という資料↓どおりでした(当たり前w)。

https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/staff/recruit/teacher/files/part-time/gaiyou_r6.pdf

実際に見て、なるほどなぁと。

経験区分は「職歴を換算して経験年数を算定し、18段階の経験区分を適用します」とあったのですが、

「正規教員・主幹教諭」だったおかげか最高の18で、時間額は3,390円。

週22時間ですので、3,390×22×52週÷12月で、第一種報酬は1ヶ月323,180円でした。

これが3校分に分けて振り込まれるようです。

所得税と失業保険は時間数が最も多い学校の報酬から天引き。

健康保険など他の社会保険料は計算に時間がかかるので、おそらく6月頃から天引きされると思います。

第二種報酬(交通費)も同様に6月頃から振り込まれるものと予測。

(交通費を第二種報酬と呼ぶのには激しく違和感を感じますがw)

別に「期末手当・勤勉手当( 基準日に在職し、かつ6月以上の任用期間がある時間講師に支給)」があります。

基準日は (ア) 6月1日と (イ) 12月1日で年2回。

令和5年度の期別支給割合は、6月期で1.20月、12月期で1.20月だったそうで。

ただ、6月1日ではまだ6月以上の任用期間が無いので対象外と思っていました。しかし

「在職期間は、常勤職員等から1日の空白期間も空けずに時間講師になった場合など、一定の要件
を満たせば通算される場合があります。」

ということで、いただけるようです。

それでは、令和6年度のワタシの時間講師報酬予想額(第二種報酬という名の交通費除く)は、

第一種報酬323,180円×12月=3,878,160円

期末手当・勤勉手当323,180円×2.40月=775,632円(支給割合が昨年度同様の場合)

合計4,653,792円。

今は教材づくりでサービス自宅勤務をたくさんやっておりますが、社会科関連は趣味感覚でやれますし、

来年度以降は財産になって負担も減ります。

何より、担任や年次主任の仕事から離れ、理不尽な対応やストレスが無くなり精神的に非常に楽で、

教材づくりなどむしろ楽しいくらい。

授業が終われば基本的にすぐ帰れますし、1日7時間授業の日は体力的にやや大変ですが、

その分週休3日で平日1日を有意義に使えます。

週22時間(授業関連のみ)で年収465万円なら良いなぁ、と思っております。

ちなみに今年度「定年延長」していたら年収は3割減で588万円くらい。

年120万円ほどしか違わないのに拘束時間やストレスは大違い(プライスレスw)。

繰り返しますがウチは息子二人はすでに社会人で、資産もそこそこ(結構?)あって、

生活費と税金と社会保障費が得られれば十分な状況。余剰分は趣味系にまわせます。

「定年延長」せず時間講師になって良かったw

※追記(コメントと同じ内容)

経験年数最高区分のワタシが週22時間で年収465万円ということは、経験年数2~3年の若い講師の方は年収280万円前後ということで、生活大変だなぁ。若い人は正規教員になってほしいということなんだろうなぁ。

※さらに追記(2024.6.29)

今年度の年収は見込みは538万円でした。
期末・勤勉手当をいただいたら、半分で計算していたことがわかりました。訂正します。

つまり「定年延長」3割減年収との差は約50万円。本当に「定年延長」せず時間講師になって良かったw

 


教員不足を解消するには

2023-05-07 20:10:37 | 日記

おひさしぶりです。

2023年初の投稿です。

最近、教員の長時間残業が問題だ!教員志望者が激減して教員不足で大変だ!という記事を多く見かけます。

「小学校教員の残業代裁判、最高裁敗訴の教師を直撃「今後は文部科学省を追及します」」

「教員の勤務実態 「持ち帰り業務」の日々 平均値で過労死ライン超え」

「教員1年目「覚悟していた以上」の激務に退職…「隠れ残業」当たり前、休みは月2日」

「激しさ増す教員奪い合い、副校長が土日返上で400人以上に電話」

「教員採用試験の年齢上限「60歳未満」に 滋賀県教委、人材確保狙い引き上げ」

「社説:教員の勤務実態 長時間労働の根本的解決を」

当然ですね。

教員に長時間労働させているのに残業代を出せないと最高裁が意思表示しちゃったのですから。

どんなブラック組織なんだか。志望者が激減するのは当たり前です。そして教員不足。

教員不足を解消するには教員採用試験の年齢上限「60歳未満」に?長時間労働の根本的解決?

数年後定年の60歳近い人を雇ったって焼け石に水、必要だからやっている長時間労働が簡単になくなる訳がない。

教員不足を解消するには、ズバリ「給与のアップ」しかないじゃないですか。

必要な分の残業代出してください。

そして定年延長時の給与自動3割減を、少なくとも教員で延長前年と同じ仕事をする人に対しては撤廃してください。

再任用教員の給与4割減も見直して、せいぜい2割減程度にしてください。

これで金銭的理由で離職する教員のうち何割かを引き留め、確保できるはず。

予算を確保するだけです。

これを避けて他の方法で対策しようとするからおかしな魅力の無い施策ばかりになるのです。

「定年延長時の給与自動3割減を、教員で延長前年と同じ仕事をする人に対しては撤廃」

これだけで私は1年余分に常勤教員続けますよw

無理だと思うので今年度で準定年退職して来年度からは時間講師予定です。

以上この稿終わり。