「初論作文」を提出した2月7日、初めて教室で「90分間で1,500字の論作文執筆」を経験しました。問題は1回目と非常に似たものだったため、前回4時間かけて苦労して「でっちあげたもの」をもう一度書き直すような感じです。実質2度目なので、1回目より文章構成を明確にでき、戦友である教職教養参考書で得たばかりの教育関連用語も盛り込むことができました。この時、「構想が固まっている内容を書く」「静寂な教室で書く」ことが、自宅で新たに構成を考えながら書くより、はるかに執筆スピードが上がることを実感しました。とはいえ、文章の後半は「殴り書き」ではないものの「かなり急いで書いた字」になってしまったのですが・・・・。
そして翌週、2月14日の講義前に、事務室で添削・採点された「初論作文」を受け取りました。ドキドキしながら見てみると、総合評価A、5つの評価基準もすべて「よい」です。講評欄には「興味深く読み進めることができた」「題意を見事に捉え、論述もよく整理」「合格に近い論作文」など、「そんなに褒めていただいていいの?」とこそばゆくなるくらいの高い評価でした。
添削者欄を見ると、講義をされているN先生ではなく、別の先生の印が。後でわかりましたが、添削や面接を担当されているS先生の印でした。70~80人の受講生の論作文添削や面接指導は一人ではできないため、N先生の他に、添削や面接のみを担当されている先生が数人いらっしゃるのでした。
さて、A評価に舞い上がった状態が落ち着くと、講評の後半部分に「良い授業が生徒の学校生活等に波及する、等の広がりにふれられると良い」との記載があり、さらによく見ると小さい字で、「わかりにくい文でしたね」「今回の問題ではこれでいいが、何か足りない。生き方や生きる力等々という視点が。」という主旨のN先生からの講評が、追記のような形で書かれていました。どうも私の「初論作文」は、日々の広報業務で文章執筆力を鍛えられたおかげで、文章表現や説得力、題意把握等は問題ないものの、授業以外の生活とか生き方の指導について触れておらず、広がりに欠ける内容だったようです。
同時に返却された「2回目の論作文」の方も総合A評価で、こちらの講評には「わかりにくい」という指摘はなく、「初論作文」よりさらに高い評価コメントをいただきました。しかし、後半が「かなり急いで書いた字」だったせいか、表記については「ふつう」評価でした。
そうこうするうちに、この日の前半の講義が始まりました。1時間半後には3回目の論作文を書かなければなりません。講義を受けながら、2枚の添削結果と、今まさに聞いている「教えられたて」の執筆テクニックをミックスして、改善点を頭の中で整理してみました。
1.論文の構成をわかりやすく明確にする(前半:考え、後半:実践)
2.学習指導だけでなく、生活指導的内容にも触れる
3.教員採用試験の論文として、教職教養ワードを入れ込む
4.添削で指摘された、自分の字の誤読されやすいクセを直す
5.90分間で1,500字程度を丁寧に書くため、スピードを上げる
この5つのポイントに気を付けながら臨んだ3回目の執筆。今回の問題は学習指導テーマではなく、生活習慣&規範意識です。実はこのテーマについては日頃から書いてみたいと思っていたので、書く内容や文章量にはあまり苦労せず、1~4のポイントは結構上手く対処できました。今回も一番大変だったのは時間配分です。
問題文を読んで題意を把握、そのテーマで自分が書きたい内容を決めて全体構成を問題文の余白にメモ書き、書き出しで文章全体の表現トーンを決め、あとは当初構想に沿いながら、所々にジャストアイデア的に熱意・使命感・時事ネタ・ちょっと気の利いたフレーズ等を散りばめて書き上げる、いうのが私の書き方。ところが、慣れないうちは、書きたい内容が決まっても書き出しの表現トーンに「型」ができていないため、何度か書き直しが必要でした。これに時間を取られてしまうと、頭の中の書きたいことを丁寧な字で原稿用紙に形にする時間が不足してしまうのです。
これで失敗したのが「2回目」です。そしてこの「3回目」は、書きたいことがありすぎて文章量が多くなってしまい、時間不足と字数超過の両方で肝を冷やすことに。結果として「全部で1,589字なのに、まとめは2行」という構成になってしまいました・・・・。
というところで以下次回です。
そして翌週、2月14日の講義前に、事務室で添削・採点された「初論作文」を受け取りました。ドキドキしながら見てみると、総合評価A、5つの評価基準もすべて「よい」です。講評欄には「興味深く読み進めることができた」「題意を見事に捉え、論述もよく整理」「合格に近い論作文」など、「そんなに褒めていただいていいの?」とこそばゆくなるくらいの高い評価でした。
添削者欄を見ると、講義をされているN先生ではなく、別の先生の印が。後でわかりましたが、添削や面接を担当されているS先生の印でした。70~80人の受講生の論作文添削や面接指導は一人ではできないため、N先生の他に、添削や面接のみを担当されている先生が数人いらっしゃるのでした。
さて、A評価に舞い上がった状態が落ち着くと、講評の後半部分に「良い授業が生徒の学校生活等に波及する、等の広がりにふれられると良い」との記載があり、さらによく見ると小さい字で、「わかりにくい文でしたね」「今回の問題ではこれでいいが、何か足りない。生き方や生きる力等々という視点が。」という主旨のN先生からの講評が、追記のような形で書かれていました。どうも私の「初論作文」は、日々の広報業務で文章執筆力を鍛えられたおかげで、文章表現や説得力、題意把握等は問題ないものの、授業以外の生活とか生き方の指導について触れておらず、広がりに欠ける内容だったようです。
同時に返却された「2回目の論作文」の方も総合A評価で、こちらの講評には「わかりにくい」という指摘はなく、「初論作文」よりさらに高い評価コメントをいただきました。しかし、後半が「かなり急いで書いた字」だったせいか、表記については「ふつう」評価でした。
そうこうするうちに、この日の前半の講義が始まりました。1時間半後には3回目の論作文を書かなければなりません。講義を受けながら、2枚の添削結果と、今まさに聞いている「教えられたて」の執筆テクニックをミックスして、改善点を頭の中で整理してみました。
1.論文の構成をわかりやすく明確にする(前半:考え、後半:実践)
2.学習指導だけでなく、生活指導的内容にも触れる
3.教員採用試験の論文として、教職教養ワードを入れ込む
4.添削で指摘された、自分の字の誤読されやすいクセを直す
5.90分間で1,500字程度を丁寧に書くため、スピードを上げる
この5つのポイントに気を付けながら臨んだ3回目の執筆。今回の問題は学習指導テーマではなく、生活習慣&規範意識です。実はこのテーマについては日頃から書いてみたいと思っていたので、書く内容や文章量にはあまり苦労せず、1~4のポイントは結構上手く対処できました。今回も一番大変だったのは時間配分です。
問題文を読んで題意を把握、そのテーマで自分が書きたい内容を決めて全体構成を問題文の余白にメモ書き、書き出しで文章全体の表現トーンを決め、あとは当初構想に沿いながら、所々にジャストアイデア的に熱意・使命感・時事ネタ・ちょっと気の利いたフレーズ等を散りばめて書き上げる、いうのが私の書き方。ところが、慣れないうちは、書きたい内容が決まっても書き出しの表現トーンに「型」ができていないため、何度か書き直しが必要でした。これに時間を取られてしまうと、頭の中の書きたいことを丁寧な字で原稿用紙に形にする時間が不足してしまうのです。
これで失敗したのが「2回目」です。そしてこの「3回目」は、書きたいことがありすぎて文章量が多くなってしまい、時間不足と字数超過の両方で肝を冷やすことに。結果として「全部で1,589字なのに、まとめは2行」という構成になってしまいました・・・・。
というところで以下次回です。