8月13日(月)に発表があった、「平成31年度東京都公立学校教員採用候補者選考(32年度採用)第一次選考合格者受験番号一覧」について分析します(都教委HPでの掲載は本日17時で終了)。一次合格された方は8月24・25日・9月1日の指定された1日で第二次選考の面接が、実技試験のある教科を受験されている方は者は9月8日に実技試験がありますね。本ブログの中心読者層だと想定している社会人経験者特例選考で受験されている皆様は選考方法Dですので、面接は9月1日に予定されています。私は教採での面接は協調性と熱意のバランスが大事だと思っており、受験される方々が実力を十分発揮されることを祈念しております。
そして毎年申し上げておりますが、一次不合格だった方々は、なぜそうなったかの分析が大事です。放置して改善しないと、来年の合格が難しくなってしまいます。今年も応募者数が減少(1,190名減)し、一次倍率は、大幅に下がった昨年度よりもさらに下回ったのですから。
というわけで、従来と同様の手法でに平成31年度の社会人特例受験者の一次試験合格者数と一次試験合格倍率」を校種・教科別に推測しましたので下記掲載します(小学校~中高保体まで)。なお、これはあくまで「私的考察」であり、かつ、数字はある程度前後に幅のある「概数」となりますのでご注意ください。
「平成31年度都教採・社会人特例受験者の一次合格者数・倍率推測<一般受験>」
<倍率=受験番号で推定した合格者数/受験番号の最後で推測した応募者数>
※( )内は昨年の推測数
小学校:50(59)人、1.7(1.4)倍 <1,687(1,740)人、1.3(1.3)倍>
中高国語:5(11)人、2.2(1.6)倍 <267(242)人、1.9(2.4)倍>
中高地歴:8(4)人、3.3(3.8)倍 <190(160)人、3.6(4.6)倍>
中高公民:1(5)人、5.0(3.0)倍 <43(64)人、6.0(4.0)倍>
中高数学:10(2)人、2.5(3.0)倍 <314(306)人、2.0(2.3)倍>
中高物理:2(1)人、2.0(1.0?)倍 <79(83)人、1.9(2.0)倍>
中高化学:1(2)人、2.0(2.0)倍 <91(85)人、2.0(2.4)倍>
中高生物:1(1)人、1.0?(4.0)倍 <73(65)人、2.4(3.3)倍>
中高英語:8(16)人、1.8(2.8)倍 <291(298)人、1.7(1.8)倍>
中高音楽:3(16)人、1.3(2.8)倍 <90(69)人、1.7(2.2)倍>
中高美術:3(1)人、1.3(1.0?)倍 <75(29)人、1.8(9.3)倍>
中高保体:1(0)人、2.0(-)倍 <260(209)人、4.2(5.6)倍>
<参考:一次試験全体の応募者数ベースでの倍率(応募者数/一次合格者数)>
今年度2.16倍(12,271/5,661)、昨年度は2.38倍(13,461/5,649)
本ブログでは一次試験の分析を平成26年度まで行っており、昨年度(平成30年度)から再開しました。一次試験全体の応募者数ベースでの倍率(応募者数/一次合格者数)は、平成25年度は3.22倍(20,298/6,307)、平成26年度は3.16倍(19,162/6,072)、昨年度は2.38倍(13,461/5,649)<2018/8/22の記事では2.05倍(11,577/5,649)と書きましたが、間違っており、お詫びして訂正します>、今年度は2.16倍(12,271/5,661)でした。一次合格者の数の推移に比べて応募者数の減少は激しく、平成25年度比で約4割減で、倍率は約1倍下がりました。中でも社会人経験者特例での小学校から中高保体までの一次試験合格者数(推測)の減少は、全体の応募者数減少割合よりはるかに大きく、なんと平成25年度比で87%もの減少です(平成24年度648人、平成25年度700人、平成26年319人、昨年度118人、今年度は100人を割り込んで93人)。
昨年度からの大幅な試験制度の変更で、教員免許を持つ優秀な社会人(ここでは民間企業勤務者や、教員以外の公務員等の意味)が東京都の教員を目指ささなくなることを危惧していましたが、どうやらその心配は的中してしまったようです。
そして毎年申し上げておりますが、一次不合格だった方々は、なぜそうなったかの分析が大事です。放置して改善しないと、来年の合格が難しくなってしまいます。今年も応募者数が減少(1,190名減)し、一次倍率は、大幅に下がった昨年度よりもさらに下回ったのですから。
というわけで、従来と同様の手法でに平成31年度の社会人特例受験者の一次試験合格者数と一次試験合格倍率」を校種・教科別に推測しましたので下記掲載します(小学校~中高保体まで)。なお、これはあくまで「私的考察」であり、かつ、数字はある程度前後に幅のある「概数」となりますのでご注意ください。
「平成31年度都教採・社会人特例受験者の一次合格者数・倍率推測<一般受験>」
<倍率=受験番号で推定した合格者数/受験番号の最後で推測した応募者数>
※( )内は昨年の推測数
小学校:50(59)人、1.7(1.4)倍 <1,687(1,740)人、1.3(1.3)倍>
中高国語:5(11)人、2.2(1.6)倍 <267(242)人、1.9(2.4)倍>
中高地歴:8(4)人、3.3(3.8)倍 <190(160)人、3.6(4.6)倍>
中高公民:1(5)人、5.0(3.0)倍 <43(64)人、6.0(4.0)倍>
中高数学:10(2)人、2.5(3.0)倍 <314(306)人、2.0(2.3)倍>
中高物理:2(1)人、2.0(1.0?)倍 <79(83)人、1.9(2.0)倍>
中高化学:1(2)人、2.0(2.0)倍 <91(85)人、2.0(2.4)倍>
中高生物:1(1)人、1.0?(4.0)倍 <73(65)人、2.4(3.3)倍>
中高英語:8(16)人、1.8(2.8)倍 <291(298)人、1.7(1.8)倍>
中高音楽:3(16)人、1.3(2.8)倍 <90(69)人、1.7(2.2)倍>
中高美術:3(1)人、1.3(1.0?)倍 <75(29)人、1.8(9.3)倍>
中高保体:1(0)人、2.0(-)倍 <260(209)人、4.2(5.6)倍>
<参考:一次試験全体の応募者数ベースでの倍率(応募者数/一次合格者数)>
今年度2.16倍(12,271/5,661)、昨年度は2.38倍(13,461/5,649)
本ブログでは一次試験の分析を平成26年度まで行っており、昨年度(平成30年度)から再開しました。一次試験全体の応募者数ベースでの倍率(応募者数/一次合格者数)は、平成25年度は3.22倍(20,298/6,307)、平成26年度は3.16倍(19,162/6,072)、昨年度は2.38倍(13,461/5,649)<2018/8/22の記事では2.05倍(11,577/5,649)と書きましたが、間違っており、お詫びして訂正します>、今年度は2.16倍(12,271/5,661)でした。一次合格者の数の推移に比べて応募者数の減少は激しく、平成25年度比で約4割減で、倍率は約1倍下がりました。中でも社会人経験者特例での小学校から中高保体までの一次試験合格者数(推測)の減少は、全体の応募者数減少割合よりはるかに大きく、なんと平成25年度比で87%もの減少です(平成24年度648人、平成25年度700人、平成26年319人、昨年度118人、今年度は100人を割り込んで93人)。
昨年度からの大幅な試験制度の変更で、教員免許を持つ優秀な社会人(ここでは民間企業勤務者や、教員以外の公務員等の意味)が東京都の教員を目指ささなくなることを危惧していましたが、どうやらその心配は的中してしまったようです。