社会人から教員に ~40代後半での教員採用試験体験記~

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「教採体験記」最後の日

2011-03-31 12:28:00 | 教員採用試験
いよいよ明日から高校教員としての日々が始まります。

このブログのタイトルは「社会人から教員に ~40代後半での教員採用試験体験記~」ですが、明日からは正確には「40代後半での教員転身体験記」ということになります。この際、タイトルを変えようか?とも思ったのですが、そもそものブログ開設目的は「自分の経験を紹介し、来年以降に同様の立場で受験する方に役立てていただく」なので、少なくとも今年の試験が終わるまではこのままで続けることにしました。ご了承ください。

今年の試験と言えば、「平成24年度東京都公立学校教員採用候補者選考実施要綱」が発表され、申込みも始まりましたね。あれからもう1年経ったんだと思うと、感慨深いものがあります。
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/buka/jinji/24senko/24jissi/yoko04-16.pdf

今年の採用見込み者数は大幅に増え、私が受けた中高共通では昨年の800人から900人に、小学校では1100人から1600人になっています。東京都の教員を目指す方にとっては、まずは朗報と言えるのではないでしょうか。問題は応募者数(受験者数)の動向です。もともと大卒者の内定率が低下していたところに、今回の大震災で民間雇用状況の更なる悪化が予想され、公務員や教員を志向する方が大幅に増える可能性が考えられます。今年受験される方は色々大変だと思いますが、ご健闘をお祈り申し上げます。このブログの過去ログが少しでもお役にたてれば幸いです。

大震災では、職務中に亡くなられた先生方が多数いらっしゃいました。そして今この時、多くの先輩方が各地の教育現場で奮闘されています。明日からは私も教員の1人として、精一杯努力していきます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。


教科決定

2011-03-22 03:12:00 | 教員採用試験
書くのが遅れましたが、配属校で教える教科が決まりました。
世界史と地理です。といっても、ほとんど世界史で、地理は2コマだけですが。
これで、念願だった高校教師の、その中でも第一志望だった「高校歴史教師」になれることに。色々な工夫をして、生徒たちから「たき先生の授業は面白くて眠くならない」と言ってもらえるように頑張ります。

※今回の内容に合わせ、過去ログやプロフィールの一部を変更しました。

大地震

2011-03-12 22:04:00 | ノンジャンル
まずはこのたびの大地震で亡くなられた方々にお悔やみを、被災された方々にお見舞いを申し上げます。

うちの家族は皆無事です。電車がストップしたため、奥さんは職場に、長男は学校行事で行っていた慶応大学湘南キャンパスに泊まって、朝帰ってきました。私も外出していましたが、5駅分、50分ほど歩いて自宅に戻りました。住まいがマンションの14階のため、かなり揺れが強かったようで、居間ではリビングボードが倒れ、本とBDとDVDと掛け時計と金魚鉢からあふれた水と金魚1匹が床上でシャッフル。ベランダでは二段積みにしていたエアコン室外機が倒れ、各部屋の本棚の中身はほとんど落下していました。

部屋を眺めて呆然としていると、インターホンのチャイムが。次男の小学校の先生で、「お子さんを学校に引き取りに来て下さい」との連絡でした。電話が繋がらないので、直接各家庭を訪問しているとのこと。学校に行ってみると、たくさんの子供たちが保護者の引き取りを待っていました。いつもより力を入れて次男の手を握り、一緒に帰りました。

奥さんからは直接メールで、長男は学校からの回覧メールで無事な事を確認。音声電話がダメだったので、メールのありがたみを痛感しました。その後は徹夜で部屋の片づけと掃除。倒れたリビングボードを一人で戻した時は、これまでの人生で最大の力を出したような気がします。「奥さんと長男が帰ってくるまでには、部屋を(ほぼ)元通りにしたい」という気持ちでした。

4月1日以降、大災害が発生した際は、次男の先生と同じく、私も「生徒たちの安全を確保し、保護者に連絡をする立場」になります。もちろん全力を尽くして頑張りますが、その時は今回のように次男を迎えに行くことはできません。もうこんなことは起きてほしくはありませんが、先生とも相談し、「次回に」備えようと思います。

高校教師に!

2011-03-08 21:20:00 | 教員採用試験
先日面談を受けていた某都立高校から、本日、採用決定の電話をいただきました。4月1日より高校教師としてデビューします。これまで各方面からいただいた励ましの言葉に感謝し、新たな舞台で頑張ります。

なお現時点では教える教科は「社会科のどれか」ということしかわかっておりません。手続き等のため、勤務開始前に何回か学校に行くことになっており、その中で徐々に詳しい様子が見えてくると思います。まずは取り急ぎ第一報です。ありがとうございました。

面談行ってきました

2011-03-04 23:34:00 | 教員採用試験
本日、某都立高校に面談に行ってきました。
二次試験のような「面接」ではなく、なごやかな「面談」でした。
その中でも、自分が教員を目指した理由、意気込み、その学校の経営計画が自分の思いとほぼ合致していること、等をお伝えすることはできたと思います。
結果は来週頭までに連絡いただけるとのこと。
(という事情なので、今はあまり細かく面談内容を書けなくてすみません)
念願の高校教師になれるまで、あと一歩です。