前回の新年挨拶の記事から3か月近くたってしまい、はや年度末です。こんなにあいてしまった理由の一番目は「私の怠慢」なのですが(^^;)、理由の二番目は「公私ともに多忙」だったことです。仕事面では、日々の授業、部活指導、生活指導等に加えて、1月は大学受験組の追込み(センター試験関連含む)&3年生の締めくくり(授業の締めと卒業試験づくり)&入学選抜(推薦)、2月は大学受験組の最終追込み&入学選抜(一般)&3年生の卒業考査と年間評価と成績不振者対応&期末考査づくり、3月は卒業式&期末考査と年間評価と成績不振者対応&授業最終まとめ&年度末各種資料まとめ(進路実績資料、教科関連資料等)があり、プライベートでは長男の大学受験&高校卒業があった、という状況でした。
長男は、進路決定に紆余曲折がありましたが、結果として第一志望の大学に一般受験で合格し、親としてはほっとしています。「受験生の親」という当事者の視点で、現在の複雑な大学受験および入学手続きシステムを体験できたことは、進路指導力の向上の面でとても有意義でした。一般受験だけでも「センター試験利用入試」「学部の一般入試(前期)」「全学部統一入試」「学部の一般入試(後期)」などがあり、その前に行われるAO入試や推薦系入試(指定校推薦、公募推薦、自己推薦など)などとあわせて「大学合格ルート」が多岐にわたる現状は、私が大学受験をした30年以上前の「ほとんど学部の一般入試だけ」の頃とは全くかけ離れているので・・・。
大学受験指導をやっていて一番疑問に思うのが、あるレベル以下の大学のAO入試や推薦系入試では「一般受験の難易度と比較して、明らかに外部模試での学力レベルが足りないにもかかわらず、合格する」という状況です。AO入試や推薦系入試では学力試験的なものが行われないことが多いのですから、当たり前なんですが・・・。「高校の成績がある数値以上」という条件があっても、そこには高校別の学力レベル差があまり考慮されていないので、大学入学後、「一般組とAO・推薦組の学力差が大きすぎる→大学の講義についていけない学生が続出する」という問題が起こってしまうのです。AOや推薦を狙う生徒にはこのことを強く警告してはいるのですが、システム的な面では、希望があれば受け付けて進めるしかない、というのが実態です(長男は一般受験で合格してくれて良かった、というのが親としての本音です)。
学校は春休みに入ると、他校に異動する先生、新1年生の担任団、そして年度末の事務処理に追われる副校長、以外の先生(私を含む)は比較的ゆったりしています。異動については、入学選抜が終わる2月末までにほぼ決定し、本人に内示されるというシステムです(業務の性質上、公務員の中では教員への異動内示は特別早く、事務系公務員の場合は3月後半~末)。だから「高校の新規採用の先生への面談連絡は3月初めに来ることが多い」のですね。
というわけで、今回はこのへんで失礼いたします。
長男は、進路決定に紆余曲折がありましたが、結果として第一志望の大学に一般受験で合格し、親としてはほっとしています。「受験生の親」という当事者の視点で、現在の複雑な大学受験および入学手続きシステムを体験できたことは、進路指導力の向上の面でとても有意義でした。一般受験だけでも「センター試験利用入試」「学部の一般入試(前期)」「全学部統一入試」「学部の一般入試(後期)」などがあり、その前に行われるAO入試や推薦系入試(指定校推薦、公募推薦、自己推薦など)などとあわせて「大学合格ルート」が多岐にわたる現状は、私が大学受験をした30年以上前の「ほとんど学部の一般入試だけ」の頃とは全くかけ離れているので・・・。
大学受験指導をやっていて一番疑問に思うのが、あるレベル以下の大学のAO入試や推薦系入試では「一般受験の難易度と比較して、明らかに外部模試での学力レベルが足りないにもかかわらず、合格する」という状況です。AO入試や推薦系入試では学力試験的なものが行われないことが多いのですから、当たり前なんですが・・・。「高校の成績がある数値以上」という条件があっても、そこには高校別の学力レベル差があまり考慮されていないので、大学入学後、「一般組とAO・推薦組の学力差が大きすぎる→大学の講義についていけない学生が続出する」という問題が起こってしまうのです。AOや推薦を狙う生徒にはこのことを強く警告してはいるのですが、システム的な面では、希望があれば受け付けて進めるしかない、というのが実態です(長男は一般受験で合格してくれて良かった、というのが親としての本音です)。
学校は春休みに入ると、他校に異動する先生、新1年生の担任団、そして年度末の事務処理に追われる副校長、以外の先生(私を含む)は比較的ゆったりしています。異動については、入学選抜が終わる2月末までにほぼ決定し、本人に内示されるというシステムです(業務の性質上、公務員の中では教員への異動内示は特別早く、事務系公務員の場合は3月後半~末)。だから「高校の新規採用の先生への面談連絡は3月初めに来ることが多い」のですね。
というわけで、今回はこのへんで失礼いたします。