社会人から教員に ~40代後半での教員採用試験体験記~

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今年度の採用見込者数

2016-06-27 03:34:00 | 教員採用試験
昔からイチロー選手のファンで(マリナーズ時代、シアトルまで見に行ったくらい)、今年は以前のような活躍ぶりで嬉しく感じています。自分の持つ特質を徹底的に研ぎ澄ましたプレースタイルで素晴らしい成果を出していること、そして実力を最大まで発揮できるように周到に準備するところなど、プロの職業人として見習いたいところが多く、尊敬しています。実はこの文章も彼の出場試合を見ながら書いている次第で、機会があればマイアミに見に行きたいなぁ、と思っています。

さて、6月9日に平成28年度東京都公立学校教員採用候補者選考考(29年度採用)の応募状況が発表されました。
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/2016/pr160609d.html

今年度の応募者総数は16,501人で昨年より864人減少したものの、採用見込数が昨年度(2,885人)より550人減って2,335人となったたため、応募倍率(採用見込数に対する応募者の割合)は、昨年度(6.0倍)より上がって7.1倍になっています。校種別では、小学校全科(理科・英語コース含む)の応募者数は4,851人で、昨年度より112人(2.3%)減、応募倍率は4.3倍(昨年度4.1倍)、中高共通の応募者数は8,017人で、昨年度より525人(6.1%)減、応募倍率は10.3倍(昨年度8.5倍)、特別支援学校の応募者数は1,059人で、昨年度より131人(11.0%)減、応募倍率はなんと21.2倍(昨年度6.3倍)です。

過去9年の全体倍率推移は、平成21年度採用6.4倍 平成22年度採用7.8倍 平成23年度採用8.1倍 平成24年度採用6.7倍、平成25年度採用6.7倍、平成26年度採用9.5倍、平成27年度採用6.2倍、平成28年度採用6.0倍ですので、今年度はこの9年間では4番目の倍率となりました。その中でも、今年度は中高共通と特別支援学校の採用見込者数が大幅に減少しており、来年以降もこの傾向が続くのかどうか気になるところです。

とはいえ、どんな倍率であっても、イチロー選手のように自分の持つ特質を徹底的に研ぎ澄まし、そしてその実力を最大まで発揮できるように周到に準備した人は受かる確率が高くなります。第一次選考は7月10日(日)。受験する方々、どうぞがんばってください。