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昼食に近くにお店があるということで 『台中肉員』 へ
行くことになりました。
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初日にお店の休業日で残念な思いをしたこちらのお店です。
本日は、目出度く営業中!
「肉員」 とは、餃子や肉まんの中に入っているような
豚肉ベースの餡を米粉やさつまいも粉や片栗粉などで作った
でんぷんの皮に包んで蒸し、低温でじっくり揚げたもののことです。
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店頭で揚げている様子も見ることができますが、
「店内飲食なら、さっさと空いてる席につけ!」 という雰囲気が
ヒシヒシと伝わってきます。
それくらいお店は繁盛していて、人の出入りが激しいです。
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こちらのお店は、注文する前に “肉員” が運ばれてきます。
大きなお盆に 肉員 をたくさん乗せた定員さんが
お店の中を歩き回り、何も乗っていないテーブルを見つけると
「肉員?」 と聞いて置いていきます。
テーブルに置かれた肉員には、特製の白いソースととろみのある醤油餡と
パクチーのトッピングだけ。
もちもちの皮としっかりと味の付いた肉餡、
このもちもち感と甘塩っぱい旨みとジューシーな肉餡が
奏でるハーモニー…
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この “肉員” は、ジブリの 「千と千尋の神隠し」 で
千尋の両親が豚になる前に食べていたものが
肉圓なのではないかという話を聞いたことがあります。
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こちらのお店では、メニューは3つだけ!
①台中肉員 45元 (225円)
②魚丸湯 (魚のつみれ入りスープ) 35元 (175円)
③冬粉湯 (春雨スープ) 35元 (175円)
台湾あるあるで、お湯かな?と思うくらい透明なスープを
一口いただくと、しっかり味わいがあり、
セロリの風味がアクセントになっていました。
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量的にもちょうど良く、大満足な昼食になりました。
昼食後には、先ほどの 「緑空鉄道1908」 の陸橋の下をくぐって、
「台中駅」 の表側に出て来ました。
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そこから歩いてすぐの 『旧臺中市役所』 です。
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中には自由に入れましたが、警備員の方もちゃんと
いらっしゃいました。
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カメラが壊れていたので、バシャバシャとiPhoneで
写真を撮るのには警備員の方を前にして抵抗があったので、
画像は少ないです。
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この建物の設計は、東京駅丸の内駅舎で知られる
建築家 辰野金吾氏だそうです。
中には、カフェやレストランらしき店舗が入店しており、
何処まで見学が可能だったのかよく理解できなかったので
2階、3階に上がることはありませんでした。
帰国後調べてみたら上がれそうです。
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外に出ると、道路を隔てて向かいには 『台中州廳』 が
内部修復工事のため閉鎖されているようで、
囲いで囲まれていました。
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台中州庁は1912年に建てられた日本統治時代の官庁だそうです。
日本人建築家、森山松之助氏の設計で、
日本統治時代の台中州、台中市の行政庁舎として使用されました。
早く囲いが取れるといいですね~
【台中肉員】
台中市南區復興路三段529號
営業時間:11:00–19:30(水曜休み)
【旧臺中市役所】
台湾臺中市西區民權路97號
【台中州廳】
台湾臺中市西區民權路99號
ポチっと押して頂くと皆さんには何もありませんが、しゃかしゃか母がHappyになります
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