


娘と2人で台湾に行って来ました。 そのときのお話です…
「淡水」 では、残念ながら雲に隠れてしまい、
きれいな夕日をみることはできませんでした。
雨もパラパラしてきたし、川沿いではなく、お店がたくさん建ち並ぶ
「中正路」 に出て、駅への道を急ぎます。
すると、娘3号から 「淡水に来たなら寄って行かなきゃいけない店がある」 と…
目の前に、行列ができているお店がありました。
『源味本舗古早味現烤蛋糕』
「現烤蛋糕 (卵のケーキ)」 を売っているお店です!

私たちがお邪魔したときは、“プレーン” と “チーズ” の2種類のみの販売でした。
帰国後ホームページを見てみると、もっといろんな種類がありそうですね。

実は、この店舗とよく似たお店が道路を挟んだ反対側にもあって、
元々はこちらの 「源味」 が一店舗でやっていたそうですが、
職人が独立したのか、喧嘩別れしたのか、現在は同じレシピで別店舗にて営業中!
よくある 「元祖」 「本家」 といった感じのようです。

長い行列ができているのは、なかなか焼き上がるまで時間を要するから…
おじさんが時計を見ながら、オーブンの中のケーキに何度か
竹串を刺して、チェックをしていました。
で、ここからのパフォーマンスが見物でしたよ~
数分毎に焼き立ての大きなカステラが店頭の台の上に置かれ、

ケーキの下に敷いてあるオーブンシートを取るために持ち上げたり剥がしたり…
定規で測った寸法の通り、大きな長いナイフを使って手際よくカットされます。

でも不思議~
半分はプレーンで、もう半分はチーズになっているんです!
切れ目からとろ~りと流れ出すチーズ。

奥の調理場でミキサーがフル稼働して、ケーキのタネを作り、
それが次々とオーブンに入れられていくのに、
それをお客さんが次から次へと買って行くので、焼いても焼いても追いつかない感じです。

湯気をあげながらカットされたほかほかのカステラを注文を聞いてから
お兄さんが箱に綺麗に納めてくれ、手際よく進む一連の流れは見ていても飽きません。
プレーン 90元 (331円)、チーズは130元 (478円) でした。

淡水横の公園のベンチで早速実食!
昔ながらの程よい甘みのカステラというか、優しい甘さと、
ふわふわの生地を手で持っただけでプルンプルンと波打ちます。
これは1箱買っただけでは失敗でしたね~
相手にすぐ渡せるなら、是非お土産にしたい!
いいや、私の分として、あと2箱は欲しかった~!!!

「こんなに美味しいものを誰が1箱しか買わなかったんだ!」
「プレーンだけでなく、チーズも買えばよかった!」
「こんなに大きな1片買っても、330円なのに…」
「もう1回並ぶ?」

と、公園の片隅のベンチで言い合っているうちに雨足がだんだん強くなり、
駅へと急ぐことになりました。
とにかく、この旅では、夜になると小雨が降り出すことが多かったです。
ここが街中なら、ビルの軒の下を伝って上手く道を進めたかも知れませんが、
「淡水」 は、逃げ場がないので、結局カステラは買えずじまいとなりました。
でも絶対買う!
今度来たなら1箱と言わず、もっと買う!
【源味本舗古早味現烤蛋糕】
新北市淡水區中正路230號之1
営業時間 : 平日 10:00 ~ 18:30 / 土日曜日 9:00 ~ 19:30
ホームページ : こちら
※ こちらは向かいにあったお店です
【緣味古早味現烤蛋糕】
新北市淡水區中正路228-2號
営業時間 : 平日 11:30 〜 19:00 / 土日祝 9:00 〜 21:00
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