「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

2024大相撲3月場所千秋楽>尊富士が新入幕初優勝110年ぶりの快挙なる!

2024-03-24 17:05:11 | スポーツ

尊富士〇(13勝2敗)●豪ノ山(10勝5敗)

ケガが心配されましたが見事勝利して尊富士の初優勝が決まりました。
同時に敢闘賞、技能賞、殊勲賞の同時受賞も決定しました。
お見事でした!

 

<結びの一番>
●大の里(11勝4敗)〇豊昇龍(11勝4敗)
大の里も最後は、バテましたね❓
新入幕2場所目では仕方ないです。
(15日制の相撲自体が、今場所で4場所目です。尊富士は何と!2場所目です)
でも2場所連続11勝は、お見事!
敢闘賞、技能賞受賞です。
来場所は、東前頭1か小結でしょう。
来場所もまた優勝争いに絡んでほしいと思います。
☆もし今年平均11勝だと❓
⇒年間66勝。
これは大鵬さんの新入幕年間勝利数です。
過去、大鵬さん以外達成していないと思います。



[2024年3月24日16時42分]
110年ぶり新入幕V尊富士の師匠伊勢ケ浜親方「気持ちが強い」青森県出身の優勝は26年半ぶり
https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/202403240000942.html
[2024年3月24日13時35分]
尊富士と大の里どちらかV達成で24年ぶり史上6人目の三賞トリプル受賞、V逸ならダブル受賞に
https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/202403240000458.html


2024年3月場所>今の大関が弱い理由⇒新入幕の若手が大活躍

2024-03-24 17:03:31 | スポーツ

なんで今の大関は、こんなに弱いんだろう❓
不思議に思いました。

大関陥落組
高安(10勝4敗)西前頭8
御嶽海(9勝6敗)西前頭10
正代(8勝7敗)東前頭10

よくこれで大関に昇進できたと感心または呆れます。
理由は、上に強い力士がいなかったからです。
白鵬や稀勢の里が引退した後、それまでの強い大関も大体引退しています。
それ以後は、平幕ばかりのような状態であったことに気が付きます。
今の大関も陥落した元大関もその時代の大関です。

強い大関や横綱が不在の時代の大関です。
だから小結や関脇で地位を保つのも簡単です。
そこで運よく33勝できれば大関になれます。

強い大関や横綱が壁となって、その壁を超えないと以前は大関になれませんでした。その壁がないので粗製乱造大関が大量にできたという事情のようです。

相撲協会や部屋持ちの親方衆もその点の認識が少なかったのであろうと思います。弟子を厳しく指導して強い力士を育てる努力を怠ったから体だけ大きい弱い力士だらけになったのだろうと思います。

確かに尊富士・大の里・熱海富士は、ずば抜けた素質を持っていると思います。
それにしても大関や関脇が弱すぎます。
入幕2場所目の大の里は、ここまで小結1・関脇2・大関1を撃破しています。役力士との対戦は5戦4勝1敗です。
今日もし大関・豊昇龍に勝つと5勝1敗になります。

確かにすごいけれどそこまで簡単に負ける役力士も弱すぎます。特に小結・関脇は全敗です。
もう今の時点で大の里は、大関相当の関脇の実力があります。入幕2場所目ですよ❓

過去こんなことは無かったと思います。
上位が弱すぎるからこうなっています。

相撲協会が大相撲全体のレベルが過去にないほど低下・劣化していることを認識するべきでしょう。
認識すれば、改善策を考えると思います。

大の里と尊富士は大学相撲の出身です。
明らかに言えることは大学の相撲部の方が、プロの部屋よりも力士の育成に優れているという現状が見えてきます。
相撲部屋の力士養成が、古臭くて機能していないと言うことです。
有望若手は、相撲部屋でなく大学の相撲部に預けた方がより強くなるのではないか❓と思います。

大体、今時幕下以下は給料がありません❓
こんな話が通用してしまいます。
おかしいでしょう❓
いやしくも相撲部屋に入門したのなら、世間では会社に入社したのと同じです。
それで給料無しなど、あり得ないでしょう❓

そして幕下以下の力士には、雑用を沢山押し付けます。
これは、本来人雇ってやらせるべきです。

大相撲界全体の仕組みが昔式です。
「飯が食えて寝るところがあれば十分だ!金が欲しければ土俵で稼げ!」

こんなやり方で強い力士が育つのなら、相撲部屋の存在価値はないです。
相撲部屋を作る方法もおかしいです。今不動産は高いです。部屋持ちの親方になりたいものが、土地を買って建物を建てて相撲部屋を開くのは資金の無駄ですし、資金集めも大変すぎます。こんな事までやって親方は65歳定年です。
相撲協会が部屋の土地と施設を保有して、部屋持ちの親方にレンタルする方式の方が合理的ですし、その分の資金を部屋に所属する全員に支払うことが出来ます。
こんな事一つ考えても、今の相撲部屋制度は限界点を超えていると思います。
だから❓
幕下以下は給料ナシです!
なんて話になります。
今時、まともな若い衆は来ないと思いますよ❓

十両の成績
伯桜鵬(8勝7敗)
若隆景(9勝6敗)
東関脇6場所連続勝ち越し~3場所全休
復帰後3場所目・帰り十両
7連勝後、2勝6敗

白熊・十両西5(7-6休2)
新十両3場所連続勝ち越し
宝富士(8勝7敗)来場所帰り入幕、これで伊勢ケ浜部屋は5月場所幕内5人

こんな調子です。
やはり大けがをして番付を落とすと復帰が大変です。
元東関脇の若隆景は、もっと大勝ちするかな・と思いましたが9勝6敗でした。
7連勝のあとが、2勝6敗です。
やはり15日相撲を取る体力が回復していないのが分かります。体力が回復すれば元大関候補の筆頭ですから小結・関脇まで戻ってくると思います。

十両の有望若手が2人入幕しました。
西前14・北の若23歳(3勝12敗)先場所十両10勝5敗で再入幕
西前15・狼雅25歳(7勝7敗)先場所十両9勝3敗で再入幕

有望若手でもこの程度の成績です。

やはり尊富士・大の里・熱海富士は、ずば抜けた素質を持っていると思います。
つまり❓
優れた才能を持つ有望若手が発掘できないから、今の弱小大相撲があります。
ちゃんと幕下以下にも給料を出して、幕下になったら個室を与える程度の待遇をしないと有望若手など、めったに入門してこないと思いますよ❓

相撲協会を見ていると、毎場所宝くじに当たるのを期待しているように見えます。それはプロではないですね❓


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