航空万能論GF
2024.01.20
ウクライナ軍兵士、とっくの昔にドニエプル川左岸での主導権を失っている
https://grandfleet.info/european-region/ukrainian-soldiers-long-ago-lost-the-initiative-on-the-left-bank-of-the-dnieper-river/
記事元は、NYタイムス・Kyiv Independent（地元紙）・Financial Timesです。
そもそも以前にも書いた通りドニプロ川渡河作戦は、ウクライナ大統領府が西側からの支援を引き出すために「ウクライナ軍が攻勢をかけている」ことを見せかけるために実行された作戦です。
準備も成算もありません。
政治的な目的があるだけです。
そもそも東岸に渡る手段がゴムボートしかない状態で作戦を継続できるはずがありません。しかし無意味で損害が増えるだけの作戦をまだ継続しています。
「クリミア奪還の足掛かりだ」・的なことを吹聴しています。
あるいは、「ロシア軍を引き付けて大きな損害を与えている」・とも言っています。
現実は逆でウクライナ軍が大きな損失を出し続けています。
しかし、ウクライナ国内では情報統制がされていてその実情をメデｲアが報道できないようです。ニュースでは出てきませんがウクライナ政府が情報統制をしていることは、かなりたくさんあると思います。そして西側の主要メデｲアもそれに協力している気配があります。
要は❓
「ウクライナは頑張っています！援助さえあればやがて勝てます！」
的な報道が中心です。そのプロパガンダに都合の悪い情報は情報統制されて外には出てこないと言うことです。
太平洋戦争で言うなら、「ガダルカナル島の戦い」と同じです。作戦を遂行する意味はなくやるだけ無駄な戦いです。
去年の後半からウクライナ政府を見ていると、旧大日本帝国の陸軍戦時内閣とよく似ていると思います。
勝利の成算がなくなっても負け続けている戦争を続けて、その後の結果は戦後の日本を見る通りです。
同じことを、現在のウクライナ大統領府はやっているように見えます。ほぼ軍事独裁政権に近い状況だと思います。大統領選挙や議会選挙を戒厳令を理由に中止してしまえば、それは独裁政権です。
西側はそのようなウクライナの現状には目を瞑り、ひたすらロシアとの代理戦争を煽っています。その手段になっているウクライナは、自分たちの未来が分かっていないようです。
今となっては戦争を遂行して大きな予算を消化して軍需産業や関連業界に税金をばらまく以外の目的があるとは思えません。そうでないのなら、西側は停戦に向けて動くべきです。
西側にとってはウクライナの国土がどれほど荒れ果てようとウクライナ国民にどれほど犠牲が出ようと全然構わない他人の戦争でしかないのです。
戦争を続ければ、それだけウクライナの国土の荒廃が進みウクライナ国民の犠牲が増えていきます。
ウクライナの大統領府にとっても、それは一向に構わないようです。ひたすら戦争遂行だけを主張しています。
ウクライナ国民に出来ることは、ウクライナ国外に逃亡する事だけです。
既に1000万人以上のウクライナ国民が国外に脱出しました。今、ウクライナ政府の支配地にいる人口は3000万人程度だと推測されます。そのうち1000万人が年金受給者です。今ですら２人の国民が1人の年金受給者を支える構造です。戦争がなくてもそんな状況で国家財政が運営できるはずがありません。
つまり❓
ウクライナは実質的に財政破綻しているということです。今となっては戦争を継続するのは害悪でしかありません。それを無責任に支援する欧米は、ウクライナを滅ぼしたいのか❓と疑ってしまいます。
ウクライナという地名は残っても、国家は残らないでしょうね❓
今となっては、ウクライナの再建は不可能に近いと思います。更に戦争を継続して滅亡を早めるのは運命なのかもしれません。分裂して混沌とした犯罪に満ちた土地だけが残るでしょう。
※関連日記
ウクライナの財政問題は、どうなる❓＜ウクライナ紛争2024.1.7
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※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
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