「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

テロ国家が知らない、民主主義国家の強み<2023・2・24

2023-04-02 09:08:00 | ウクライナ紛争

自由主義と民主主義を原則とする国家には、意思決定が遅くなる欠点があります。何しろ沢山の国々が、話し合いで対応を決めるのですから時間がかかります。

しかし、話し合いの結果一つの結論が出るとほぼ全部の参加国が、その方向に向けて一斉に動き始めます。
テロ国家には、それが理解できません。
平和なときは、のらくろで戦争なんかできそうに見えません。ウクライナだってそうです。2021年の7月には、女性兵士のハイヒールの高さが問題だとか、国会で取り上げられていました。ウクライナ国防省の答えは、もっと行進しやすいように改善します・と言うものでした。

どう見ても、半年後にテロ国家と激戦を戦うようには、見えませんでした。西側諸国も平和ボケ。その極みがドイツです。ロシアからの2本目の天然ガス輸送のパイプラインを建設中でほぼ完成していて、2022年2月には、パイプラインからロシアの天然ガスが、供給開始される寸前でした。
これは、ドイツ前首相のやったことで、ヨーロッパのロシアの天然ガス販売に大きく協力しました。2本目が開通していたら、大変なことになっていたと思います。
その直前に、テロ国家はウクライナ軍事侵略を開始しました。

で、西側はチンタラとウクライナを支援して、それが足りないから現在に至っています。つまり、テロ国家の大体、思った通りになったのですが、テロ国家の軍隊が弱すぎました。(おそらく、先進国では飛びぬけて弱いです。これ以上、弱いのはほとんどないでしょう。戦車を連ねて脅せば勝てると思い込んでいます。しかし、ビビらない相手もいます。ウクライナ軍は、ビビらず思いっきり!テロリストの戦車を破壊しまくりました。)

テロ国家の親分が考えた通りには、戦争は進捗しませんでした。

長い話し合いの結果、大型のウクライナへの軍事支援が1月に決定しました。その結果、気が付いたら西側の砲弾製造の能力が、全然不足していることに気が付きました。
今、やっと製造ラインの増設に動いています。
このように民主主義は、即効性の効率は悪いです。
しかし、問題点を考えてすぐ改善に動きます。

更に話し合いは、継続しています。
「ウクライナへの戦闘機供与、西側諸国が非公開協議 オランダ外相」
2023.02.24 Fri posted at 10:35 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35200467.html

イギリスが、ウクライナパイロットの訓練をしていますから・
F-16戦闘機の供与も暗黙の了解事項です。
でも、みんなで話し合って決めるんですね。

戦車も、ドイツが渋って随分、供与の決定が遅れました。
話がまとまったら、もう300両以上の西側の戦車の供与が、あっと言う間に決まってしましました。型落ち戦車の在庫は、沢山ありますから最終的には、ゲップ!が出るほど、ウクライナに送られると思います。

今、戦闘機についても水面下の話し合いが行われています。そのうち話がまとまり、ウクライナ軍のパイロットの訓練も関係してきますが、まとまった数が供与されると思います。

つまり?
テロ国家の親玉は、そろそろ支援に疲れてNATOが分裂することに期待していたのですね?
ところが、団結を深めてしまいました。
これが、自由主義と民主主義を基調とする国家の特徴です。これまで優柔不断だったフランスとドイツも、ついに多数意見に逆らえず、覚悟を決めました。
テロ国家の親玉は独裁主義しか知らないので、それが理解できないのです。民主主義って、どんな仕組みか知らないのですね。(民主主義のない国は、民主主義を理解できないようです。)

やがては、F-16戦闘機もウクライナに供与されます。
これは、水面下の合意事項だと思います。

砲弾不足は、心配ですが今年の後半には、ドイツ製の戦車がウクライナの戦場を駆け巡り、多分F-16戦闘機もウクライナの空を支配するでしょう。
射程150kmのアメリカのミサイルも、届きますよ。

テロリストの戦車は、旧式のT-62になっていると思います。NATO軍規格で強化されたウクライナ軍は、テロリストどもを駆逐するでしょう。

4~6月には、ぼちぼち始まると思います。
テロリストどもは、首を洗って待っているべきでしょうね?
もう、一つ方法があります。
テロリストの配下になりたくないロシア人は脱走して、ロシアに逃げる。死ぬより禁固10年の方が、マシでしょう。逃げたのまで、ウクライナ軍は殺しはしないと思います。
(4~6月は、北国の春で逃げやすいでしょう。冬だと、大変です。)

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/



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