ヨーロッパの集団ロシア恐怖ヒステリーの理由は何か❓
これは、日本人の私が見ると不思議です。
なぜ、そこまでロシアを憎むのか❓
なぜ、そこまでロシアを毛嫌いするのか❓
最近は、ロシアを恐れています。
結局、ロシアの弱体化を見てアメリカがロシア潰しを始めました。
キューバ危機を考えると理解できると思います。
キューバ危機(1962年10月15日 〜 10月28日)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%90%E5%8D%B1%E6%A9%9F
相当、緊迫した場面が続きました。
キューバにソ連がミサイルを配備しようとした理由も理解できるものです。アメリカのキューバ侵攻を防ぐためです。しかし、アメリカとしてはアメリカの安全保障上それを認めることは不可能で、かなりの交渉を重ねた結果、取引が成立して核戦争の危機は回避されました。
ウクライナ紛争の原因は、「逆キューバ危機」です。
ロシア国境にNATOの勢力が接するのは、断じて許すことは出来ないと言うことです。
1962年のアメリカの立場と、今のロシアの立場は同じだと言うことです。
しかもキューバ危機の時とは違いアメリカが悪質です。
キューバ危機の時は、アメリカのキューバ侵攻を防ぐためにソ連はアメリカにとって危険なことをしました。ソ連にもそうする理由がありました。
ウクライナの場合は、アメリカの方に理由はなく単に強者であるアメリカが強引にNATOの国境を東に移動させようとしました。キューバ危機の時のソ連とは違い、今回のアメリカには正当な理由がなく、自分の都合があるだけです。相当アメリカは悪質であると言えます。
だから、まるで話し合いや交渉がありません。非のあるアメリカが自分の非を認めない限り、話し合いがスタートしません。
非を認めるという意味は、ロシアの言い分を認めると言うことです。
西側のプロパガンダやフェイクニュースを取り除くと、このような現実が見えます。
最初から西側が悪いと言うことです。
どうプロパガンダやフェイクニュースで胡麻化そうと「悪質さ」は消えません。
※要は、自分たちの力が上だと考えてロシアの軍事侵攻を理由にロシアを叩き潰しにかかりました。最初からそれが目的です。
だから2022年西側が言っていたことは❓
「二度とロシアが立ち上がれないようにする=平たく言えば叩き潰す!」
思うようにいかないので最近は❓
「ロシアに絶対勝たせてはならない!」
※そして自分たち(ヨーロッパ)に非のあることですから、今度はロシアの報復が怖くなりました。
自分たちの軍隊を見てみたら❓
「中身がスカスカ!ロシアとは戦えません」
※これがヨーロッパの集団ロシア恐怖ヒステリーの理由です。しかし、なぜあれほどロシアを憎み嫌うのか❓
※ある投稿文にこんなことが書いてありました。
開戦当初のヨーロッパのメデイアのリポーターたちの伝え方です。聞いて呆れました。
『こんな残虐なことが行われています!ここはヨーロッパです!ガザやシリアではありません!・・・』
この感情が理由です。つまり❓
「ヨーロッパで残虐なことが起きた」から許せないのです。
「ガザやシリア」は、仕方のないことのようです。
ここに見えるのは、何でしょう❓
人種差別です。
ヨーロッパ人は人間であり、それ以外は人間でないのです。
今のガザの虐殺を見ても分かります。
ヨーロッパの国々と、それ以外の国々の反応は対照的です。ヨーロッパ以外の国々は、虐殺だとしてイスラエルを激しく非難しています。
すぐ止めさせろ!とも早い段階から主張しています。
ウクライナはヨーロッパだから感情的に支持し擁護しています。ウクライナの中身(破綻した犯罪国家)はヨーロッパの国々は最初から知っています。
しかし、そうであってもヨーロッパでないロシアがヨーロッパを攻撃するのが、皮膚感覚で許せないのでしょうね❓
ウクライナ紛争を見て感じる「異常さ」は、このようなところに理由が隠されているように思います。
それほどロシアが怖くて憎いなら❓
最初から、アメリカの尻馬に乗ってNATOの国境線を東のロシア国境まで拡大する「邪悪」な試みに協力しなければ、いいでしょう❓
失敗しそうだから❓
「ヨーロッパの集団ロシア恐怖ヒステリー」が起きたというわけです。
『人を呪わば穴二つ』
悪いことは、してはダメですね❓
※さらに言うなら❓
アフガン、イラク、リビア、シリア
ヨーロッパはアメリカの尻馬に乗って、これだけ荒らしまわりました。これを「アラブの春」と言っています。
あるアメリカ人が、数えました。
この一連の戦争で犠牲になった相手国の死者100万人
戦費1000兆円
これは途中経過です。
この一連の戦争はネオコンが主体です。
何が目的か分かるでしょう❓
ウクライナ紛争も性質は同じです。
バイデンさんの背後には、やはりネオコンがいます。
※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27