「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

2023年も続く猛暑と干ばつと山火事

2023-06-22 19:05:55 | 自然災害・気候変動

シベリアで気温40度に迫る猛暑、「史上最悪の熱波」続く
2023.06.09 Fri posted at 10:41 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35204992.html
猛暑図
https://www.cnn.co.jp/storage/2023/06/09/de0bfa782fa103b326dedf0e0c9cf2db/t/768/432/d/230608095332-02-siberia-extreme-heat-map-super-169.jpg

欧州を襲った記録的な猛暑と干ばつ、さらに激しさ増す可能性も
2023.06.20 Tue posted at 12:08 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35205446.html

特に深刻なのは、北半球の緯度の高い地域での猛暑が続いていることです。北米とシベリアからロシア極東にかけての猛暑では、広範囲な地域で大規模な山林火災を毎年引き起こしています。

そのため広大な森林面積が失われます。二酸化炭素の蓄積能力が失われる悪循環が起きます。同時に氷河の減少が起きます。これは、南半球も同じですが氷河が減少すると氷河を源流とする各大陸の大河川の水量が減ります。それが干ばつを引き起こします。水量の減った大河、湖、貯水池。

特に近年酷いのがヨーロッパです。シベリアや東ロシアのみならず西ヨーロッパから地中海沿岸地方にも猛暑と干ばつと山林火災が広がりました。

記事から引用>
世界気象機関(WMO)と欧州連合(EU)のコペルニクス気候変動サービスが共同でまとめた報告書によると、2022年の夏は欧州の観測史上、最高の暑さを記録し、超過死亡は1万6000人を超えた。
「残念ながら、これは一時的な出来事とも、気候上の突発的な現象とも考えられない」
「こうした出来事は、欧州全土で極端な熱ストレスの発生頻度や激しさを増大させるパターンの一部」
猛暑だけでなく極端な干ばつにも見舞われ、農業や水の供給にも大きな影響が出た。
干ばつと猛暑の影響で激しい森林火災が相次ぎ、22年の焼失面積は観測史上2番目になった。特に欧州中部と地中海沿岸部の火災は広大な範囲に及んだ。
アルプスの氷河の消失量は過去最高を記録した。雪が少なく気温が高かったことに加え、サハラ砂漠から運ばれたサハラダストの影響で氷河が熱を吸収しやすくなり、融解ペースが加速した。
<引用終わり

2022年の西ヨーロッパと地中海沿岸地方は、この影響が極端に大きかった地域です。しかも、この状況は常態化すると予測されています。

猛暑図
https://www.cnn.co.jp/storage/2023/06/09/de0bfa782fa103b326dedf0e0c9cf2db/t/768/432/d/230608095332-02-siberia-extreme-heat-map-super-169.jpg

猛暑の地域は、西ヨーロッパだけではありません。地球全体に広範囲に広がっています。

それなのに何か対策が行われているのかと言うと、気持ち二酸化炭素の削減を行っているだけです。

世界中で環境破壊や戦争、紛争、内乱、相変わらずの二酸化炭素排出。(発電や航空機、海運と陸運)
どう見ても削減しているより排出している方が多いですね?
戦争をやっていればその地域は大規模山火事の消火など無理でしょう?シベリアや東ロシアの山林火災は去年から放置状態です。山林火災が排出する二酸化炭素の量は膨大です。山林が蓄える二酸化炭素の量も減るわけですから二重にダメージが来ます。

戦争をやっているような国は、核兵器で破壊するくらいの事をしなければ、まじめな話このような状況を防ぐことは不可能だと思います。

二酸化炭素の排出量上位の国は、それを出し続けています。すごく矛盾を感じますが、結果として地球気象異常を防ぐことは出来ないでしょう。

日本にいれば、その影響は少ないです。外国のひどいところは過酷としか言いようがない状況です。

☆こんな記事も見かけました。
北大西洋で異常な海洋熱波、「前代未聞」と専門家
2023.06.21 Wed posted at 12:26 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35205511.html



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