2023年3月14日 10:04
シリコンバレー銀行(SVB)とシグネチャー銀行が破綻しました。それが、今アメリカの株式市場や金融市場を揺るがせています。
うっかりするとそれが拡大して、他にも飛び火するリスクが大きかったので、アメリカの当局は預金保険外の預金も全額保護する政策をとりました。
シリコンバレー銀行(SVB)の直接の原因は、取り付け騒ぎです。預金の引き出しが殺到して、銀行の預金引き出し用の現金が枯渇して引き出しが出来なくなりました。
これを普通に倒産させると、新興企業を中心に連鎖倒産が起き、更にその動きが他の銀行にも波及する恐れがありました。
まあ、それはいいのですが、ここには二つの教訓があります。
①そもそも大丈夫でなさそうな銀行に預金しない。
預金保障の限度内にしておく。
②預金を分散させて、一つの金融機関に預金を集中させない。
※そもそも、大丈夫そうな銀行を選ぶ
今は、信用不安が出て話が回ると、ネットバンキングが普及していますから、ごく短期間で預金の引き出しが殺到します。だから、銀行は対応する暇もなく預金支払い用の現金が枯渇して、倒産してしまいました。
だから、よく考えて潰れそうもない銀行に分散して預金するべきでしょうね。
投資なら、分散投資と言います。
同じことが、預金についても言えます。
あっと言う間に、アメリカの銀行が倒産してしまい驚きました。銀行にも、比較的大丈夫な銀行と危ない銀行があると言うことです。「殺しても死なないだろ!」と言うような銀行に分散して預金しておかないと、危ないと思います。老後の生活資金は、虎の子ですからね?(私の場合は、猫の子で?少し、寂しいです・・・)