攻撃を調べてみると？
※２０２３年７月１９日
クリミアの軍訓練施設で火災、２０００人以上が避難と発表
2023.07.19 Wed posted at 18:15 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35206755.html
ロシア軍施設で「武器庫」の爆発続く クリミア
2023.07.19 Wed posted at 20:23 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35206760.html
クリミア半島東部キロフスク郡の施設
※クリミアの「燃料貯蔵庫が攻撃された」とロシア 大橋を通行停止に
2023年7月23日
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/07/post-102254.php
クラスノグヴァルデイスキー地区にあるインフラ施設
燃料貯蔵庫が砲撃されたとロシアが主張
ロシア当局は22日、クリミア半島の燃料貯蔵施設がドローン攻撃を受けた
半島中心部の町オクチャブリスコエ
※２０２３年７月２４日未明
ワールド
2023年7月24日3:28 午後16時間前更新
ウクライナ無人機、クリミアの弾薬庫に攻撃＝ロシア側当局者
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-attack-crimea-idJPKBN2Z40AL
クリミア半島のジャンコイ
ドローン（無人機）が弾薬庫を攻撃した
最初、似たようなニュースが続くので同じことを報道しているのかな？と思いましたが、３回連続してロシア軍関連施設を攻撃しています。
１９日、２２日、２４日です。
１９日の攻撃は、場所が分かりません。
２２日の攻撃は、地名が出ているのでオクチャブリスコエОктябрьскоеと分かります。クリミア半島ほぼ中央部の鉄道駅です。
２４日の攻撃は、ジャンコイДжанкойです。幹線道路が交差し鉄道の乗換駅もあると思いますが、交通の要衝です。ウクライナ本土に近いクリミア北東部にあります。
これだけ連続すると単発の攻撃ではないと思います。組織だったロシア軍の後方基地の破壊工作だと思います。目的は、ヘルソン州とザポリージャ州への軍事物資と砲弾やミサイルなどの武器供給を妨害する事です。１９日の攻撃では相当な分量の砲弾やミサイルが破壊されたと思います。
クリミアの武器庫を破壊すれば、南部への武器弾薬の供給が滞ります。前線では弾薬不足になります。
アゾフ海沿岸の備蓄倉庫も破壊を試みるでしょう。
次第に前線への武器弾薬その他の物資の供給が出来なくなります。当然、ウクライナ軍は前線で攻撃がしやすくなります。
去年、ウクライナ軍は南部ヘルソン州では劣勢でした。東部戦線に武器を集中したからです。そのためロシア軍の補給や司令部などを破壊してロシア軍の前線を弱体化させて徐々に攻撃してロシア軍の退却を誘う作戦を取りました。だから、南部での進撃は遅かったです。
今、ウクライナ軍は同じ作戦を始めたようです。まず補給を阻害してロシア軍の前線を弱体化させる作戦を始めたように見えます。
ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/