「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

「太陽よりも輝く石」が、未来を変える❓<2024.06.26

2024-06-26 19:31:33 | アメリカ合衆国

太陽よりも輝く「石」 化石燃料時代の終わりを告げるか
2024.01.02 Tue posted at 17:30 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35213295.html

まだ研究が始まったばかりのようです。
『岩石への蓄熱』

その発想の原型
『「バッテリー」という言葉は、自動車や電子機器に使われている化学的なものを思い起こさせることが多い。蓄熱技術を用いた岩石には現在、1800年代に誕生した「カウパーストーブ」として知られる発明のおかげで、リチウムイオン電池の10倍のエネルギーが蓄えられている。精錬所でよく見られるれんがを積み上げた巨大な塔が溶鉱炉の排熱を吸収して3000度近くまで加熱。その後、約20分間にわたって100メガワットを超える熱エネルギーを供給する。』

現在の研究
『このプロセスは1日24回、30年間にわたって繰り返すことができるという。アントラは最も効率的な組み合わせを見つけるために、断熱した箱の内部で、さまざまな種類の岩石やシリンダー内の溶融塩の組み合わせを実験している。』

この過程を、自然エネルギーで実現しようという試みです。電気ではなく熱を岩石に蓄熱するのがポイントです。

『ロンドのコンサルタントも務めるジェンキンズ氏によれば、石の利用は、電力を蓄えることができても熱を蓄えることができない化学電池よりも明らかに有利だという。』

太陽光発電や風力発電は、多すぎる分は捨てなくてはなりません。
蓄熱技術で蓄熱すれば、それを夜間や雨・曇りの日に利用できます。

発電なら「揚水発電」があります。

岩石に蓄熱する技術は、1800年代に誕生した「カウパーストーブ」として知られる発明によります。
技術自体は古いものですが、新しい素材や技術と組み合わせることで画期的な新技術が生まれるかもしれません。

人間の発想は不思議です。
こんなことを大学生の時に考え付いたようです。
人間が生きていくためには、ハイテクも便利ですがローテクがそれ以上に大事だと思います。

今、先進国では製造業のレベルが低下している国が多いです。
イギリスは、その最たる例です。
アメリカも今、工業生産では中国に全然及びません。
日本が、これからどうするのが良いかのヒントがあるように思います。

※鉄鋼業での試み
石炭依存の鉄鋼業を救うか、「グリーンスチール」施設の建設進む スウェーデン
2024.06.25 Tue posted at 19:26 JST
https://www.cnn.co.jp/business/35220600.html


※関連記事目次
項目「アメリカ合衆国」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/6ea78b12b6512e36fbdc6eebd50f97ce



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