ロシアで徴兵事務所に放火相次ぐ…露FSB「ウクライナが電話で特殊詐欺」主張
2023/08/03 23:32
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230803-OYT1T50313/
※ロシア語の独立系メディア「メドゥーザ」とは、ロシアのマスコミ関係者が亡命しラトビアに拠点を置き活動しているニュースサイトです。主にロシア国内に正しい情報を伝えることを目的としており情報としては、信頼性が高いと思います。
「7月29日から8月2日までの5日間で、ロシア国内の徴兵事務所や関連施設への放火や放火未遂が少なくとも28件発生したと報じた。」
実は去年の中頃もかなり発生しました。その後、あまり聞かなかったのですが急に起きるようになりました。
名前を使われた「連邦保安局」(FSB)は、ウクライナによる「特殊詐欺」と主張しているようです。どうも年末頃からそのような事件が起きていたようです。
電話を使って「連邦保安局」から放火を強要された・と言っているのは、「メドゥーザ」です。
「金融機関の職員を名乗る人物らから電話で徴兵事務所に放火するよう誘導されたという。」このような話もあります。
ロシア国内の事件の難しいところは、犯行筋が大体三通りあり、誰なのか分からない点にあります。
まず、「連邦保安局」の自作自演があります。
次にウクライナ筋があります。
最後にロシア国内のパルチザンがいます。
「連邦保安局」の自作自演が疑われるケースでは、軍事ブロガー爆殺事件がありました。これは小さな像に高性能爆薬を仕込んでおり爆発物のプロでないと作れません。そんなのをパルチザンが作れるかと言うと疑問です。
過激民族右翼の娘の爆殺事件もありました。これは車爆弾でしたので、どうやって仕掛けたのかが疑問です。普通、「連邦保安局」が見張っています。両方ともやたら早く犯人が特定され、軍事ブロガーのケースは犯人はその場にいました。
今回は、徴兵事務所や関連施設への放火ですから電話が使われていなければ、パルチザンだと思います。
しかし、電話を使って強要し、それを「連邦保安局」がウクライナの仕業にしようとするので怪しくなります。話がややこしくなるほどに、誰がやったのか分からなくなるのがロシアで起きる事件の特徴です。
ややこしくすればするほど、「連邦保安局」が何か謀略をやっているのではないか?と疑われてしまいます。結局、疑心暗疑を生んで誰も信用できなくなります。
結局、真相は不明ですが・・
ロシア国内には、電話を使って「連邦保安局」を名乗って放火を強要する輩がいるのは、確かなようです。「連邦保安局」には逆らえないから強要された人は、仕方なく実行する・と言うような流れです。普段から「連邦保安局」がロシア国民に悪行を働いているから、このような事が起きます。
アメリカだったらCIAやFBIが放火を強要したって誰も聞きませんよね?警察に通報すると思います。ロシアだから、こうなってしまします。
さっぱり結論がまとまりませんでしたが、元々意味不明な話なので仕方ありません。