「北の山・じろう」時事日記

内容は主に海外時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ロシア軍がパトリオット発射機を撃破(Forbes)<ウクライナ紛争2024.3.14

2024-03-14 23:03:20 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

この話は、西側の主要メデイアは当然無視しています。
ところが何故かウクライナ万歳サイトの「Forbes」が記事を掲載しています。

Forbes
2024.03.11
ロシア軍がパトリオット発射機を初めて撃破 ウクライナにとって深刻な損害に
https://forbesjapan.com/articles/detail/69656

ウクライナ万歳サイトが敢えてウクライナに不利な情報を掲載するのには何か意味があるはずです。
翌日、今度は「Newsweek」が報道しました。

Newsweek
ロシア軍がウクライナで初めて米供与のパトリオットを破壊、同時に米軍に犠牲者が出た?
2024年3月12日(火)18時28分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/03/post-103962.php

このようにマイナーなサイト2つを経由して何を伝えたいのか❓
後の報道の「Newsweek」の記事にヒントがあります。
追加の情報があります。
パトリオット撃破自体はロシア側の情報がありますからそれを見れば誰でも分かります。
『アメリカがウクライナに供与した対空防衛システム「パトリオット」がロシア軍の空爆を受け、米軍兵士が死亡した──ロシアの国営メディアが、ロシア下院議員の発言として報道した。
・・・・・・
ロシアが占拠しているクリミアから選出されたロシアのミハイル・シェレメト下院議員は、ロシアの国営通信社RIAノーボスチに対して、ロシア軍はドネツク州でパトリオット防空システム2基を攻撃したと述べた。
「対空防衛システム『パトリオット』が破壊された際に、米軍兵士たちも殺された可能性がある」と、シェレメトは語った。』

「Newsweek」がリークしたのは、この部分です。
「ウクライナに私服のアメリカ人とイギリス人が沢山いる」のは、ドイツ空軍の幹部会議を盗聴した際にドイツ空軍の幹部が口にしているのを、ロシアがSNSに音声情報としてアップしています。
その他にも開戦当初からマイクロソフトの技術社員が支援に出張しているのは知られています。
アメリカとイギリスの特殊部隊も開戦当初はウクライナ大統領府の亡命の援助をするためにキーウにいました。

他にはいないのかと言うと、アメリカ軍関係者やCIA関係者がいると思います。
ドイツ空軍幹部が話していた「ウクライナに私服のアメリカ人とイギリス人が沢山いる」と言うのは、これを指していると思います。
他にも『パトリオット』操作の支援要員として1基につき何名かのアメリカ人が付帯していた可能性をロシア側が指摘したのが、話のポイントです。

「ウクライナに私服のアメリカ人とイギリス人が沢山いる」
これでアメリカやイギリスがウクライナ紛争に関与していないと・言えるのか❓

このような話になってきます。
しかも最近、『パトリオット』ミサイルはロシア領を越境攻撃しているケースもあります。
ベルゴロド州のロシア軍捕虜輸送機撃墜には、パトリオットが使用されました。早期警戒機の撃墜にもパトリオットが使用されたか可能性が高いです。

もし、ここにアメリカ人がいたとするとアメリカ軍がロシア領を攻撃している!とロシアが解釈しかねません。
ロシアが強ければ、ガンガン!アメリカを口撃していると思います。
アメリカ人が、そこにいたかどうかは証明されていません。仮にいたとしても軍籍を離脱した私服を着たボランテイアだ!と言い訳するのだろうとは思いますが❓

アメリカ軍やイギリス軍、両国の情報組織関係者が相当数ウクライナに入り込んでいると思います。

ボチボチとロシア側は、それをつつき始めると思います。
「そろそろ遠慮しろよ❓」
遠慮しなければ❓
暗殺者が送り込まれるかもしれませんね❓
アメリカやイギリスの軍や情報組織の関係者がウクライナでウロウロしていたら暗殺されても文句も言えないと思います。

ロシア軍が弱体だから無事で済んでいますが、ロシア軍が強ければポーランドに巻き添えのミサイルが飛んできても全然おかしくない話です。
バルト3国のどこかとかね❓(エストニアが一番危ないです)

ロシアが強力なら、いつロシア軍がNATOの参戦を口実にNATO側を攻撃してもおかしくないし、正当な根拠になります。(弱いからジトっと睨んでいます)つまり❓
アメリカとイギリスは、そのような危険な私服の関与をしているわけです。

「そう言うことは、止めた方がいいんじゃないの❓」
と考えた誰かが、このような情報をリークしたのでしょうね❓

※違う見方も出来ます。ロシアもアメリカ人とイギリス人がいるのは当然探知しているはずです。これまではアメリカ人とイギリス人は攻撃しませんでした。
今後は、ウクライナ領にいる場合は遠慮しないよ❓
と言う意味にも取れます。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。