目出度くア・リーグのホームラン王になりました。
普通にメジャーを見ていると日本人には無理なように見えますが、やったら出来ることを証明しました。
私個人は、二刀流よりもホームラン王を評価します。
やはりタイトルを取ってこそ評価できます。
ホームラン30本&投手で10勝は、素晴らしいですけれどどっちも中途半端です。また故障して手術しました。この先のことを考えて欲しいと思います。
今シーズンは、アーロン・ジャッジがケガで106試合しか出場できませんでした。それでも37本ですからジャッジがフル出場していたら、翔平君のホームラン王はどうかな?と思います。翔平君もケガで135試合です。怪我をしていなければ、50本台もあったかもしれません。やや幸運に助けられた部分もあります。
ちなみに、ナ・リーグは54本47本46本が1~3位で44本が多いわけではありません。怪我をせず全試合出場して54本以上打ってほしかったと思います・
その意味でもケガをしないような将来を考えて欲しいです。翔平君ならあと10年現役でプレーできると思います。そうするためには、どうしたらいいのか?
打撃成績は、全部門で抜群でした。
OPS:1.066 両リーグ1位
出塁率 .412 1位
長打率 .654 1位
素晴らしいと思います。
アーロン・ジャッジ 2022年
OPS:1.111
出塁率 .425 1位
長打率 .686 1位
しかし、上があります。翔平君にはそこを目指してほしいです。やっぱり、アーロン・ジャッジに勝ってホームラン王になってこそ価値があるというものです。
なぜなら?
アーロン・ジャッジが今の時代のメジャー最高のホームランバッターだからです。
メジャーで日本人がホームラン王になることなど夢のまた夢のように翔平君以前は、思えました。可能であることを証明してくれました。
翔平君のような体格と運動能力に恵まれれば、他の選手にも可能です。
これまでの日本人選手に一番欠けていたのは、運動能力です。翔平君は、メジャーでも屈指の俊足と言っていいと思います。翔平君の並外れたパワーの秘密は、ここにあります。運動能力と基礎体力です。それが足りなければ、いくら技術練習をしてもたかが知れているということです。
翔平君より運動能力と基礎体力に優れた日本人選手は、いないでしょう?
これまでは、目指す方向が違っていたと言えます。才能を発掘するにも、この部分を重視しなければなりません。単に高校生レベルの野球の技術にこだわりすぎるから、本当の才能が出てこないのだと思います。
打てるだけの選手が多いのでないですか?
打って走って守って:を全部ハイレベルにできる選手でないとダメだと言うことです。
アーロン・ジャッジだって外野から160kmでバックホームします。つまり、そう言うことです。
このような事を、全部示してくれた点でも翔平君は日本の野球界に新しい方向を教えてくれたと思います。それに続く後輩が出てくることを期待したいと思います。
※例えば、巨人の秋広優人。
身長2メートル。21歳。
今年1軍デビューしましたが、翔平君のような運動能力と基礎体力があるなら翔平2世も可能です。
探せば翔平2世は必ずいると思います。