二人います。
文句なく単年で素晴らしかったのが、ブレーブスのロナルド・アクーニャ選手です。今シーズン初めて全てで大きく進歩を示しました。
全部揃ったオールマイテイーの強打者です。
リーグ1位
OPS:1.012 出塁率:.416 安打数217 盗塁数73
打率.337:2位 ホームラン41:4位 打点106:6位
これだけ全部の項目がハイレベルな成績も珍しいと思います。もう一人強打者のマット・オルソン選手もいてブレーブスは、ぶっちぎりの地区優勝でした。
もう一人は、歴代の大ホームランバッターの道を歩みつつある選手です。
メッツのピート・アロンソ選手です。28歳
2019年 HR53 ホームラン王1回
2020年 HR16(短縮シーズン57試合)
2021年 HR37
2022年 HR40
2023年 HR46
通算146HR HR王1回
メジャーの過去の偉大なホームランバッターに共通する特徴があります。デビュー年からホームランを量産してそれを長く続けます。
最近の選手だとA・ロドリゲス選手
デビュー年36翌年23
3年目から14年連続30HR以上
3年目から6年連続40HR以上
通算696HR HR王5回
アルバート・プホルス選手
デビュー年から12年連続30HR以上
通算703HR HR王2回
ピート・アロンソ選手は、この過去の偉大なホームランバッターと同じ道を歩んでいます。どれだけ現役を続けられるかと成績を継続できるかの課題はありますが、A・ロッド選手もアルバート・プホルス選手もそれを継続して偉大なホームランバッターになりました。
この意味では、アーロン・ジャッジ選手もかないません。
飛びぬけているのは、この二人です。
私が大谷翔平君に期待するのは、この二人のレベルです。だから打者に専念してほしいと願うわけです。