1.先生は前回の授業でその子をほめることで周りをけなすことになっては意味がないとおっしゃっていましたが、どのようにほめればそうならないのか、どうしたらいいのかと思いました。先生は気を付けていたことはありますか?
答:それは、その子どもを、いわゆる個人内評価をすればいいとおもいます。具体的には、前よりよくできるようになったね。昨日より、ずっといいよ。というようにです。また、失敗した時も、だんだん、できるようになるよと励ますのがいいと思います。
2.「友達」、「子供」という漢字があります。しかし、「友だち」、「子ども」と書かれることも多いです。
このふたつの書き方では、どのような違いがあるのですか?
答:「友達」の「達」は、常用漢字表に無いので「友だち」、、「子供」は、供え物でないとか、下に見ているという印象があるので、「子ども」と書くことが多いようです。
3.本にある「優しい関係」と呼ばれている、現在の若者の高度で繊細な気くばりを伴った人間関係の営みについて、先生は過去と比べてどう思いますか。
答:授業中も話しましたが、確かに私の小さなころは、今ほど、小さなころから、「友達と仲良くするのが大切だ」とか、「他人に迷惑を掛けないように」とは言われなかった気がします。人は、互いに迷惑をかけることで生きています。他人に迷惑を掛けないなんて、無理なことだと思いますが・・・
4.
教育実習で小学三年生が担当学年なのですが、心をつかむにはどんな話をするといいでしょうか?全員の前で話すもの、少人数で話すものどちらも教えてほしいです。
答:そうですね。3年生くらいの子どもが興味があるのは、まずは、テレビでの人気者でしょう。妖怪ウオッチと・・・それをひっかけて面白い話をすると乗ってきます。それと、クイズ形式が好きです。子どもがみんなわからないことで楽しそうなことを「・・・さてなんでしょう」・・・というのは盛り上がります。少人数に話すときも、同じで、子どもと話をして、何に興味があるかを聞きだしてから、その話をするのが一番だと思います。こんな風に言っても、けっこう難しいかもしれませんが、それほどでもないのでやってるとわかります。
5.今年のゴールデンウークは10日間と長かったですが・どこか旅行に行かれましたか
答:どこにも行きませんできた。でも、北海道から、娘と孫が来ていて、いっしょに遊んでいました。本当は、軽井沢に行きたかったのですが・・・