敬老の日が過ぎた。施設に慣れたのか母も落ち着いてきた。
しかし、「夢子ちゃん、ここには夜になったら茶色のジャンバーを着た男の人が来るらしいよ!」と
真面目な顔で私に小声で言う。
私は「そうかね。部屋から出たらいけんよ。」「ちゃんと鍵をかけて寝よるかね??」と言うだけ。
しかし・・・・水曜日は「〇〇さんの部屋の前まで来ちょったんと。それでねフマキラー(殺虫剤)をまいたんと。」と言う。
「ふぅん。そうかね」と私。近頃は施設にもなれたのか色々な情報を私に話してくれる。
私しか話す人がいないのは分かるのですが、「人の悪口」が増えた。
不平・不満が多い。それも毎回同じ事。
仕方がないかな????その話をただ聞くだけ。
帰ろうとしても話し続ける。同じ話ばかり。きっと私も母のDNAを受け継いでいるのでこんなになるんだろうな~~~。
ふっとそう思った。
「夢子ちゃんが一番優しいよね。」と母は言う。
そうじゃないよ。「聞くだけで自分の意見を言わないからかも」
この性格で随分損をした事もあるけど、今はこのままで良いと思っている。
今日も母の所に行って同じ話を聞いてきます。
※ 今日の良い事は?
一鉢買ったのが地植えにしたら増えた~~~
彼岸花も咲いた。大きくしたら
草が生えないしきれいです。
冬でも枯れませんよ。