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夏の日差しをやわらかく遮る簾(すだれ)。
最近は安価な中国製のものが多く出回っていますね。昔は夏になると家中の建具や家具を夏仕様に替えて、萩の夏障子や籐の家具、お座敷簾を掛けたりしたものです。簾の材質は一般的な竹や葭(ヨシ)の他に萩、蒲(ガマ)、御形(ゴギョウ)などがあり、その材質や太さによって掛ける場所に合うものを選びました。太いものと細いものでは光の通し方が違いますし、竹、葭のように中空のものは、本体もわずかに光を通すので部屋が明るくなります。反対に御形などは芯が詰まっていますので、光をより遮ることになります。ちなみに葭は葦と同じモノです。「悪し」より「良し」ということでしょうか…。
写真は雅な古い京都の簾です。竹製ですが1本、1本の節のところをわずかにずらせて涼しげな模様を浮き上がらせています。中国製とは一味違う職人技に脱帽!です。
最近は安価な中国製のものが多く出回っていますね。昔は夏になると家中の建具や家具を夏仕様に替えて、萩の夏障子や籐の家具、お座敷簾を掛けたりしたものです。簾の材質は一般的な竹や葭(ヨシ)の他に萩、蒲(ガマ)、御形(ゴギョウ)などがあり、その材質や太さによって掛ける場所に合うものを選びました。太いものと細いものでは光の通し方が違いますし、竹、葭のように中空のものは、本体もわずかに光を通すので部屋が明るくなります。反対に御形などは芯が詰まっていますので、光をより遮ることになります。ちなみに葭は葦と同じモノです。「悪し」より「良し」ということでしょうか…。
写真は雅な古い京都の簾です。竹製ですが1本、1本の節のところをわずかにずらせて涼しげな模様を浮き上がらせています。中国製とは一味違う職人技に脱帽!です。
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