すっかり色づいた木々の葉もそろそろ散り始め、風にくるくると舞いながら道のそこかしこに吹き寄せられていく様は、色も形も取り取りで目を楽しませてくれますね。
お茶のお干菓子の雲平で出来た吹き寄せをはじめ、吹き寄せ模様は秋をあらわす尤もポピュラーな親しみやすいものの一つではないでしょうか。
昨日は幻菫庵に友人達をお誘いし、お昼をご一緒致しましたが、大好きな吹き寄せ模様の訪問着を着て行きました。合わせ . . . 本文を読む
いよいよクリスマスまであと1ヶ月。
和風でクリスマスというのも何かわざとらしいのですが、あえて兎にクリスマスカラーの洋風マントを着せてビーズのアクセを付けてみました。背中が見えなくてごめんなさい。マントの衿はおしゃれに立っていて、裾を丸く引いているので、兎は安定して立っています。後ろには定番の松ぼっくりツリーを置きました。 . . . 本文を読む
最近すっかりまとめ書きのくせがついてしまって、スミマセン。
今までフーの実とご紹介してきたのですが、正しくはモミジバフウという名前でした。検索すると結構ヒットして、紅葉が美しく街路樹として植えられていることが多いようです。この実はプラタナスなどと違って、しっかりと硬くてもろけない(バラバラにならない)。トゲトゲと突起があって、その間にたくさんの穴があるので、縮緬の裁ち落としをキュッ、キュッと詰め . . . 本文を読む
今日から小さなショップを始める事になりました。
間口が90cm、高さが40cmで奥行きも45cmほどのレンタル棚ショップです。
とりあえず手持ちの袋物などと材料用の古布はぎれを並べてみましたが、他の棚は長いことやっている方が多く、陳列の仕方も素敵でクリスマスに向けて品揃えも華やか。しかも結構安い!果たして売れるのかしらと思いながらも物は試し。何事もチャレンジ精神で、新しいことにワクワクしています . . . 本文を読む
関東地方は晴天の良いお天気が続くこの季節、毎日せっせと布団干しをしています。夜、ほっこりとしたぬくもりの中で眠るのが最高の贅沢!
これは以前猫を飼っていた頃作った、小春日和の陽だまりの中で体を寄せ合うネコの巾着です。いつも家中で一番快適な場所を陣取っていたことを思い出します。日なたでは糸のように細くなる目は、中に蜆の殻を入れてチェーンステッチがしてあります。 . . . 本文を読む
小さな吊るし雛が完成しました。
よく見られる天井から下げる大掛かりな輪になったものと違って、ちょっとしたスペースにも飾れるように、ミニサイズで作ってオリジナルの衣桁につるしてあります。
吊るし雛(吊り雛)とは、女の子の初節句のお祝いに母や祖母が着物の残り布を使って手作りしたのが始まりと言われ、地方によって呼び名も違い、有名なものは伊豆稲取の「雛のつるし飾り」九州柳川の「さげもん」山形酒田の「傘福」 . . . 本文を読む
結婚式が秋だったため、お茶仲間から頂いたお祝いの品は、いかにもお目出度いたっぷりとした朱塗りの大棗。
菊や桔梗、薄など秋の野花を金蒔絵で描いた華やかな品。お茶の先生からは大徳寺完州作の茶杓で銘は千代結び。今ではもう先生もご高齢でお茶のお稽古はお止めになってしまい、私もすっかりお茶から遠ざかってしまったけれども、この2品は毎年今頃になると出してきて、夫婦でゆっくりお茶を点てて頂く。忙しい中にもこの一 . . . 本文を読む
伊豆の野山をドライブしていて見事に真っ赤なからす瓜がそこここに見られ、思わず車を止めて成っていた10個ばかりのうち、2個頂いて来てしまいました。
早速、床の間に飾って何よりの秋のご馳走を頂きました。 . . . 本文を読む